中医学には「未病」という考え方があります。
未病とは、まだ病気ではないけど健康でもない状態のことで、
病気の前段階に当たります。
健康➡未病➡病気➡慢性化
中医学では、気・血・津液という3つの要素が体を構成しており、この3つが十分かつスムーズに流れているバランスの良い状態を健康と考えます。
気・血・津液は、天候・ストレス・感情の変化・環境・食生活などによって日々変化しています。
3つのうちひとつでも不足したり、停滞したりしてバランスを崩したときに、人間の心や体に症状が出るとされています。つまり、未病とは気・血・津液のバランスが崩れてしまい、何かしらの不調がある状態です。