突発性難聴

症状の概要

症状の概要

突発性難聴とは今まで耳の病気を経験したことのない人が、ある日突然耳の聞こえが悪くなる病気です。
耳の閉塞感(詰まる・こもる感じ)・耳鳴り・めまい・吐き気などを伴うこともあります。

西洋医学的には突発性難聴の原因は、はっきりとわかっていません。
治療法は、主に薬物療法を行います。その他、神経ブロックや高気圧酸素療法なども行いますが、3分の2の方には難聴が残るとされています。

当院での治療法について

中医学では、体内の崩れたエネルギー(気・血・津液)のバランスを整えて治療していきます。そのため、ひとりひとりのタイプを見極めてツボを決めていきます。

生活に根ざす予防と治療、 本場の中国医学(東洋医学)療法院

突発性難聴は、体内のエネルギー(気・血・津液)のアンバランスによって、耳に栄養素が行き届かず、耳の聞こえが悪くなって閉塞感が出ている状態です。つまり、耳の通りが悪いために生じているのです。通りを良くして栄養が行き届くようにするには、現代的な薬ではどうにもなりません。

中医学による鍼灸治療では、局所(耳)に鍼をし、また全身にある経穴(ツボ)にも鍼や灸をするので、耳の通りを良くするとともに体内のバランスを整えます。耳に栄養素が行き届くように働きかけることで、症状の改善を図ります。

大切なのは、きちんとタイプ別に分けて治療することです。

4つのタイプ別チェックリスト

肝火上炎タイプ

気の流れが悪く、体の上部に熱がこもっているタイプ

治 療

清肝瀉火といって、気の流れを良くしつつ上部にこもった熱を取り除くように施術していきます。
また、ストレスなど心因的なことから発症しているので、寧心安神といって、心身がリラックスできるようなお手当ても一緒に行います。

痰湿タイプ

体に余分な水分が溜まることにより、流れが悪くなっているタイプ

治 療

治療は、化痰利湿といって、体の中の余分な水分を取り除いていきます。

腎精虚損タイプ

生まれたときから備わっているエネルギーが低下しているタイプ

治 療

治療は、補腎益精といって、不足しているエネルギーが増すようにしていきます。

脾気虚タイプ

消化・吸収力が低下し、エネルギーを耳に運べないタイプ

治 療

治療は、健脾益気といって、消化吸収が正常に機能するようにして、エネルギーが耳に持ちあがるようにしていきます。

当院からのメッセージ

ひとりひとりのタイプを見極めて治療します。
また、食事などもアドバイスいたします。

生活に根ざす予防と治療、 本場の中国医学(東洋医学)療法院

上記以外にもいくつかのタイプがあります。また、複数のタイプが重なっている方もいます。
大切なのは、しっかりとタイプを振り分けて治療することです。
当院では、問診・脈診・舌診などにより、ひとりひとりのタイプを見極めて治療しております。
病院で1か月くらい治療して効果がないときに「もう治らないでしょう」と言われて、当院へ来院される方が多くいらっしゃいます。

突発性難聴は、早め早めのお手当てが大切です。

肝火上炎

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痰湿

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腎精虚損

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脾気虚

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