よくある質問

鍼灸治療 Q&A

鍼灸治療についてよくある質問についてお答えしています。
受診の参考にしてみてはいかがでしょうか?

鍼治療は痛いですか?

針(鍼)と聞くと注射針(0.4mm~1.2mm)や縫い針・ミシン針(0.5mm~0.89mm程)のような太さの針をイメージすることが多いかと思いますが、鍼治療に用いられる鍼は、注射針などのような太さではなく、髪の毛くらいの太さです(日本では0.14mm~0.24mmが使用されています)。
そのため、刺すときに痛みが生じることはほとんどありません。
患者様の体質によっては刺入してからズーンと重く響くように感じる刺激を与えますが、これは「得気」といって体質を改善するのに必要な刺激になります。もちろん、刺激量は調整いたしますのでご安心ください。

中国鍼は太いのですか?

中国や台湾では0.28mm~0.38mmの鍼が一般的に使用されていますので、日本の鍼と比べると太いと言えるでしょう。
当院でも中国鍼を使用していますが、中国や台湾で使用されている鍼よりも細く、日本で使用されている鍼と同じ太さ(0.22mm)になります。

中医学による治療と中国鍼による治療は違いますか?

中医学による治療では、中医学理論に基づいて患者様の体質を考えて治療していきます。
中国鍼による治療は、中国鍼を使って行う治療です。紛らわしいかもしれませんが、中国鍼による治療を行っていても、中医学に基づいていなければ、それは中医学に基づく治療とは言えません。
中国鍼とは、あくまで使う道具のことです。
大切なのは、中医学の理論に基づき、患者様の体質を把握した上で治療することです。当院では、中医学に基づいて患者様の体質を把握し、中国鍼を用いて治療を行っております。

鍼治療を受けて感染することはありますか?

当院で使用する鍼は個人専用の鍼になっており、使用後は病院でも使用されているオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にかけておりますので、感染の心配はござません。
また、個人専用の鍼は定期的に新しいものに替えておりますので、摩耗して折れることもありません。
ベッドシーツや枕・胸枕カバーはすべて使い捨てを、スリッパなどは抗菌作用のものを使用しておりますので、衛生面に関してもご安心ください。

お灸は熱いですか?

当院では温筒灸を使用しているため、お灸のもぐさ自体が肌に直接触れることはございません。体質によっては少し熱く感じる方もいますが、そのときはすぐに取り外します。

吸玉(カッピング)だけの治療はできますか?

申し訳ございません。当院では吸玉(カッピング)のみの治療は行っておりません。
吸玉(カッピング)だけですと使用するツボが限られてしまいますので、体質改善が難しくなってしまいます。

吸玉(カッピング)は痛いですか?

吸玉(カッピング)をつけると引っ張られるような感覚がありますが、激しい痛みを伴うことはなく、むしろ「気持ち良い」「心地良い」と多くの患者様におっしゃっていただいております。

吸玉(カッピング)は熱いですか?

火を使って吸玉のガラス内を真空にしていますが、熱さはありません。

マッサージや整体は行っていますか?

当院では、マッサージや整体は一切行っておりません。
当院は体質改善をすることによって病や症状を治療している 鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門の鍼灸院です。

漢方薬の相談もできますか?

漢方薬の相談にも対応しております。
院長は台湾の中国医薬大学で漢方薬も学習し、精通しておりますので、中医学の視点からアドバイスさせていただきます。
また、当院で漢方薬を処方することはできませんが、中医学に基づいて漢方薬を処方している吉祥寺のクリニックへの紹介状をお出しすることが可能です(紹介状の手数料はいただいておりません)。

生理中でも鍼灸・吸玉(カッピング)治療は可能ですか?

鍼灸・吸玉(カッピング)ともに生理中でも治療を受けていただけます。
当院では、体質改善とともに女性の月経周期(月経期・低温期・排卵期・高温期)に合わせて治療を行っております。
生理中ですと、経血がスムーズに排出されるようにツボを加えております。

現代医学(西洋医学)の病院やクリニックでの治療と併用できますか?

併用していただけます。
現代医学(西洋医学)は、外傷や外科手術、感染症などの治療や対症療法が特に優れています。
中医学(東洋医学)は、体質改善・自然治癒力の向上・免疫力アップなどの内部環境を整える治療に優れており、根本治療を得意としています。
中医学(東洋医学)と現代医学(西洋医学)は、どちらの医学が優れているというわけではなく、それぞれ得意分野や患者様を診る視点が異なります。
お互いの短所を補い合えば、相乗効果があると言えるでしょう。

どんな病気に効果がありますか?

以下の通りですが、現代医学(西洋医学)では治療は難しいと言われた症状(慢性疾患・難病など)に対しても中医学の理論に基づいて治療しております。

■皮膚の症状
アトピー性皮膚炎、湿疹、帯状疱疹、乾燥肌、手湿疹(手荒れ・主婦湿疹)、じんましん、かぶれ、ヘルペス、肌荒れ、発疹、にきび、尋常性白斑病

■女性の症状
不妊症、更年期障害、生理痛、子宮筋腫、つわり、逆子、子宮下垂、子宮内膜症、無月経、月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、月経困難症、月経不順、習慣性流産、欠乳、不正出血、おりものの異常、妊娠中のトラブル、陰痒、乳腺炎、不感症

■頭痛
緊張性頭痛、後頭部頭痛、偏頭痛

■心療内科
心身症、うつ、心の疲れ、眠気、不眠、パニック障害、不安症、イライラ、神経症、ストレス性疾患、ヒステリー、緊張、自律神経失調症、減薬、書痙、ストレスケア、ノイローゼ、心臓神経症

■耳の症状
耳の閉塞感、突発性難聴、耳鳴り

■鼻の症状
副鼻腔炎、鼻炎、花粉症、鼻水、蓄膿症

■ノドの症状
梅核気(ノドの詰まり感)、喘息、咳、ノドの痛み、声が出づらい、呼吸が苦しい、息切れ

■泌尿器の症状
遺精、夜尿症、前立腺肥大、インポテンツ、頻尿

■眼の症状
目のかゆみ、緑内障、眼瞼下垂、眼精疲労(疲れ目)、ドライアイ、かすみ目、目の充血

■消化器の症状
胃腸虚弱、胸やけ、胃炎、食欲不振、胃もたれ、胃腸不快感、胃下垂、便秘、痔、過敏性腸症候群、胃潰瘍、下痢、腹痛、二日酔い、乗り物酔い、慢性腸炎、胃・十二指腸潰瘍、消化不良、口内炎、胆のう炎、胃酸過多、悪心・嘔吐、血便、胃食道逆流症・逆流性食道炎

■痛みやしびれなどの症状
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)、腱鞘炎、腰痛、首のこり・痛み、肩こり、椎間板ヘルニア、寝違え、ギックリ腰、膝痛(変形性膝関節症など)、関節リウマチ、打撲・捻挫、三叉神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛、手や足のしびれ、筋肉痛、関節炎、頚椎捻挫後遺症、こむら返り、関節痛、足の疲れ、外反母趾、腕のだるさ、背中の張り痛み、むちうち、頸肩腕症候群、肘痛(テニス肘など)、脇痛、季肋部痛、股関節、臀部痛、下肢痛、足首痛、脊柱管狭窄症、手の痛み

■その他
ドライマウス、高血圧、低血圧、動悸、貧血、疲労倦怠感、慢性疲労、むくみ、顔面神経マヒ、バセドウ病、メニエール病、眠気、痰、多汗症、体質改善、認知症、冷え症、パーキンソン病、めまい、動悸、円形脱毛症、健忘、アレルギー、のぼせ、起立性調節障害、良性発作性頭位めまい症、顎関節症など、様々な病気・症状に効果があります。また、上記以外にも

・なんとなく不調がある方
・心や体に不調はあるが、病院で検査しても異常が見つからない方
・病院に行っても「気のせいでしょう」「ストレスでしょう」などと言われて何もしてもらえなかった方
・減薬をしたい方などの患者様も来院されます。
その他にお困りの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

副作用はありますか?

当院では患者様の体質を把握してひとりひとりに合った施術を心掛けておりますので、副作用はありませんが、下記のような反応が出る場合があります。これらは一時的に生じる症状なので、自然と回復していきます。安心して施術をお受けください。
・治療後、一時的に体がだるくなったり眠気が生じたりする場合があります。
→鍼灸を受けて巡りが良くなることで起こる反応です。
・鍼治療によって内出血を起こしてしまう方がいます。
→体質によっては内出血しやすい方がいます。こちらは1~2週間程度で自然に消えていきます。
・お灸や吸玉(カッピング)をして稀に水疱ができる方がいます。
→普段からむくみやすいなど、水の巡りが悪くなっていると起こりやすくなります。

体質改善とは何ですか?

中医学には、気・血・津液という3つの要素が人の体と心を構成しているという考え方があります。気は、体を動かしたり、温めたり、守ったりする働きや、内臓(五臓六腑)を正常に機能させるなどの働きがあります。
血は、皮膚や髪の毛、筋肉などの全身を栄養で潤すとともに、精神的に安定させる働きがあります。
津液は、唾液や涙、リンパ液などの全身にある水分(体液)のことで、体中を潤す働きがあります。
これら3つが十分にあり、スムーズに流れている状態を健康としています。
気・血・津液のひとつでも不足したり停滞したりしてバランスを崩してしまうと、体や心に病や症状などの不調が現れます。
体質改善とは、バランスの崩れた気・血・津液の状態を改善することです。
体質改善をすることで、気・血・津液の状態が整い、病や症状が軽減・緩和していきます。

治療期間はどれくらいですか?

病気や症状、その度合い、患ってからの期間、通院の仕方、日々の過ごし方などによって治療期間は異なりますので、正確な期間を申し上げることはできません。
中医学(鍼灸・漢方)は魔法ではありませんので、1~3回受けたからといってすぐに良くなるわけではありません。
体質改善をするとともに、じわじわと症状が緩和・軽減していきます。
時間がかかるということを、あらかじめ念頭に置いてください。

通院のペースはどのくらいが目安ですか?

慢性症状や体質改善などは最初の1~3クール(※1クール=10回)の間、週1~3回のペースで治療を受けられるのが効果的です。
その後は症状や体質の変化に合わせて少しずつペースを落としていきます。
効果的な通院が思うようにできない場合は、治療効果が持続するようにお灸や食事などをアドバイスしております。ご自宅で行ってみてください。
お灸をする箇所や食事指導は体質に合わせたものとなります。
また、漢方薬の併用を考えるのも良いかと思います。

治療の時間はどれくらいかかりますか?

初診時は、1時間半前後の時間を見ていただくようお願いしております。
現在の症状や体質を把握するために様々なことを問診したり、症状を患ってからの経緯などを確認したりするため、初診時は少し長めに問診時間を設けております。二診目以降は、1時間前後かかります。

どのような服装で行けばいいですか?

特に服装は気にせずいらしていただいて大丈夫です。
治療時には服を脱いでいただきますが、こちらでご用意している大きいタオルを羽織っていただきますので、治療に必要な部位だけを出すような形になります。
患者様の中には、ご自身でキャミソールや短パンをご用意になる方もいらっしゃいます。

保険はききますか?

申し訳ございません。当院では保険診療を行っておらず、実費のみの治療となります。

車や自転車で来院しても大丈夫ですか?

自転車の場合は、当院の前にお止めいただけます。
車の場合は、お近くのコインパーキングをご利用ください。
徒歩2分くらいのところにあります。

予約は必要ですか?

当院は完全予約制となっております。お手数ですが、来院の際はご予約をお願いいたします。

当日予約は可能ですか?

予約の空きがあれば可能です。

予約の変更やキャンセルはできますか?

可能です。できるだけ早めにご連絡ください。
※2回以上ご連絡なくキャンセルになった場合は、1回分の治療代をいただくことがございますので、あらかじめご了承ください。

遅刻する場合はどうすればいいですか?

できるだけ早めにご連絡ください。大幅に遅れる場合は、予約時間を変更していただくことがございますので、あらかじめご了承ください。

治療後、お風呂に入っても大丈夫ですか?

施術後から1時間以上空いていれば、お風呂に入っていただいて大丈夫です。ただし、長風呂は控えて軽めに済ませてください。

治療後、ご飯を食べても大丈夫ですか?

施術後から1時間以上空いていれば、食事を摂っていただいて大丈夫です。

治療後、お酒を飲んでも大丈夫ですか?

飲酒はできるだけ控えてください。

治療後、運動をしても大丈夫ですか?

激しい運動は控えてください。

治療後、注意することはありますか?

治療後は体がだるく、眠気が生じる場合があります。治療の反応ですので、心配されなくて大丈夫です。飲酒や激しい運動は控えめにして、治療後はゆっくりとお過ごしください。

当院は予約制となります

  • まずはお電話でご相談ください。

  • 0088-221818

診療時間

9:00~
12:00
13:00まで
14:00~
16:30

※ 火曜日・水曜日・木曜日が祝祭日の場合は午前診療となります。
※ 当院は予約制です。

アクセス

〒180-0002
東京都武蔵野市吉祥寺東町1丁目17-10

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