コラム

2020/01/14
過敏性腸症候群~楊中医鍼灸院治療体験談30~

東京都大田区在住 40歳 男性

 

数年来の下痢に悩まされているサラリーマン。

下痢の症状はそうひどくなかったのですが、軟便あるいは下痢が1日に数回あり、特に、脂っぽいものを摂取すると起こりやすいということでした。

 

また、疲れが溜まってきても下痢症状が起こりやすいと自覚していました。

 

色々な病院で検査を受けましたが、器質的な問題はなく、過敏性腸症候群と診断を受けたそうです。

 

体型は痩せ型で、顔色は黄白色、脈は弱く、舌の色は淡紫紅で胖大、歯痕があり裂紋もありました。

 

このようなタイプの方は、中医学的な診断では、「脾虚症状タイプ」と判断いたしました。

 

コンピューター関係の仕事をしており、仕事が忙しく、いつも時間に追われている状態で、精神疲労を感じているとおっしゃっていました。

そのため、眼精疲労も強く、片頭痛なども頻繁に起こるということでした。

 

当院では、脾(消化器系)のエネルギーを補充していくとともに、眼精疲労と片頭痛を和らげるお手当てをしていきました。

 

眼精疲労と片頭痛は、中医学的に考えたとき、「肝」の「気」の流れが停滞しているのと、「肝」の「血」の消耗が起きている状態だと捉えます。

 

「肝」の「気」の停滞が起こると、もともと「脾」のエネルギーが弱いかたは、一層負担がかかります。

そのために、胃腸の働きを上手くコントロールすることが出来ず、下痢・軟便を繰り返すようになってしまったのです。

 

治療のポイントは、

・「肝」の「気」の流れを良くする

・「肝」の「血」を補う

・「脾」の「気」を補う

の3点になります。

 

最初の1~2回の治療では、反応があまり見られなかったのですが、

3~4回目あたりから眼精疲労が抜けてきて、片頭痛も半減してきたとのことでした。

 

6回目あたりから、下痢・軟便の回数が1日1回くらいになり、

8回目あたりから、お通じは型のある便になってきたそうです。

 

眼精疲労もなくなってきて、片頭痛もだいぶ緩和してきたということでした。

 

10回目くらいになると、症状はだいぶ安定して、舌の色も血色が出てきて、淡紅色になり、胖大もなくなりました。

これは、体を引き締めるエネルギーが出てきたということです。

 

そして、裂紋もなくなってきました。

 

「血」が不足すると舌がひび割れ(裂紋)しやすくなります。

これが改善されたということは、「血」も補充されたということです。

 

 

 

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吉祥寺 中医学に基づく 過敏性腸症候群 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

 

2020/01/15
関節リウマチ~楊中医鍼灸院治療体験談31~

埼玉県在住 60歳 女性

10年くらい前に関節リウマチを発症。

年を追うごとに関節が変形していき、痛みが増してきたそうです。

 

当院を受診される前には、起床時に手指の関節がこわばり、痛みが伴い、非常につらい状態だったそうです。

 

そして、息子さんの友人が当院でアトピー治療を受け、症状が改善されたことを知り、関節リウマチも体質改善の治療を受ければ多少症状も緩和するのではないかと思い、母親に当院の受診を薦め受診される事になりました。

 

最初お見えになった時は、特に手指の関節の症状がひどく、指が曲げづらいため家事を行なうのも非常に困難だとおっしゃっていました。

 

また、膝関節も多少腫れて、手指関節ほどではなかったのですが、痛みが伴っているということでした。

 

 

問診をしたところ、

・水仕事をしたり、朝方に痛みが多い

・痛みは冷えると起こりやすい

・患部をさすったり、入浴後など、体が温まるといくぶん関節が動きやすくなる

・耳鳴りがしやすい

・腰も常に痛い

・トイレが近い

ということでした。

中医学では、このような症状が出るということは、「腎」のエネルギーが不足していると考えます。

この「腎」のエネルギーが不足すると、骨の病も起こりやすくなると考えられています。

 

 

脈診:脈が遅く細い感じ。これは体が冷え、「血」が不足気味だということを表しています。

舌診:痩せて細長く、色は淡紫紅、苔は薄く白く、少々苔の上に水分が多い様な感じ。

これは、体が冷えて水分代謝が良くないという事、また舌が痩せているのは、「血」の不足、色が淡紫紅というのは、「血」の不足と冷えを表しています。

 

問診、脈診、舌診などから総合的に考えた場合、「血虚寒滞経絡」「腎陽不足」という中医学の病証に当てはまりました。

 

 

ですので、「血」を補い、体を温めていき、流れをよくするとともに、「腎」のエネルギーを補充しつつも体を温めてあげる力を体内から出るように治療を行いました。

 

当院が、週2回の通院をすすめたところ、本人の希望で週3回の通院治療を3か月ほど行うことになりました。

最初の2か月はこれといった変化は見られませんでしたが、朝の手指のこわばり感は多少軽減しているような感じはあったようです。

 

3か月目の治療が終えるころには、朝の手指のこわばりがなくなり、手指も動きやすくなり、痛みも軽減してきたので、多少家事がしやすくなってきたとのことでした。

 

4ヶ月目からは、週2回のペースを3ヶ月続けて行きました。

 

この頃から、回数を追うごとに体調も良くなり、冷えも感じなくなってきたそうです。

 

その後、毎年、秋口に撮っている骨のレントゲンを撮影した所 、「毎年少しずつではあった骨の変形が止まっている」と整形外科医に言われたそうです。

 

それでご本人は、「鍼灸治療が効いている」と実感されたそうです。

「通院は大変だったが頑張ったかいがあった」とおっしゃっていました。

 

そして、その年の12月末までは、週二回のペースで通院されましたが、翌年からは症状も安定してきて、手指のこわばりも無く、痛みも出て来ないので、週一のペースで半年通院して頂くことにしました。

 

その後の症状はずっと安定しており、梅雨時も問題なく過ごせました。

7月位から2週間に一度と、通院のペースを更にダウンさせました。

 

そして、その年の秋口の骨のレントゲン検査では 、やはり骨の変形が進んでおらず止まっている状態で、血液検査でもリウマチ因子がマイナスになっていますという嬉しい報告を受けました。

 

その後、もう半年、本人の希望で通院を続けられ、翌年の春に当院の通院生活を卒業されました。

 

この方はトータルで、2年半位通院されました。

 

遠い所を良く頑張って通院されたと思います。

 

そのかいがあってリウマチ因子がマイナスになり、骨の変形が止まっている状態を保つ事ができるようになりました。

 

もちろん、痛みもなくなり、朝方の手指のこわばりも無くなり、家事も出来るようになりました。

 

この方からは毎年、年賀状を頂くのですが、元気で過ごしていて、関節痛は起きていないという報告を受けております。

 

 

関節リウマチは早期発見、早期治療で症状が大幅に改善されます。

早期治療では、症状を和らげるだけでなく病気の進行を止め、将来、骨破壊に至るのを抑えることが可能になり、予後に差が出てきます。

そのため、 西洋医学と中国医学を併用するとより効果が得られると考えます。

 

 

 

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2020/01/19
冷え症~楊中医鍼灸院治療体験談32~

東京都杉並区善福寺在住 65歳 男性

 

 

問診をすると

・腰から下肢にかけての冷えの症状が強い

・普段から元気がない

・疲れやすい

・暖かい場所を好む

・すぐウトウトしてしまい、横になりたがる

・もともと体力がない

・腰や足がだるく力が入らない

・夜間尿があり、ひどい時には一晩で3~4回起きてしまう。特に冬場はその傾向にある

ということでした。

 

舌:淡白で胖大

脈:遅い

 

 

以上のことから、中医学的に考えて「腎陽虚」というタイプの冷えと判断し、「温陽補腎」という治療方針を立て、エネルギーを補うツボ・体を温めるツボを中心にツボを選んで治療を行っていきました。

 

睡眠を妨げている夜間尿の回数をなるべく早く改善できるように、お灸を多く使いました。

 

また、食生活の指導も行いました。

食事には、体を温める作用がある赤豆・山芋・ショウガなどを多く摂取することをおススメしました。

 

赤豆・山芋は、弱っている「腎」を補う働きもあります。

 

「腎」は排尿と関わりが深いため、「腎」が早く回復すれば、排尿の回数も減っていきます。

また、腰のだるさも改善されるようになります。

 

 

治療を始めて7~8回目くらいから夜間尿の回数が減少し、腰のだるさも抜けてきました。

 

さらに、15回目くらいの治療では夜間尿が1回になり、腰のだるさもなくなり、体全体に元気が出てきました。

 

 

この方は、トータルで30回治療を受けられました。

その結果、夜間尿がなくなり、疲労感も抜け、治療を受ける前よりも血色がよくなり、腰から下肢にかけての冷えも改善されました。

 

当初は、足裏を触ると冷たかったのですが、それもなくなりました。

 

舌の色も淡紅になり、胖大がなくなって引き締まりました。

 

今後は、食生活に気を付けていただくようアドバイスをいたしました。

 

 

 

冷え症チェック

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200117-2219/

 

冷え症の改善に有効的なツボ

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200118-2228/

 

冷え症の漢方薬

https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20190717-1063/

 

 

 

 

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2020/01/24
ニキビ~楊中医鍼灸院治療体験談33~

東京都武蔵野市吉祥寺在住 22歳 女性

 

知人のご紹介で来院されました。

 

問診・脈診・舌診をすると、

 

・ここ1~2年でニキビが顔の頬の辺りに出たり治ったりの繰り返し

・皮膚科でもらった塗り薬を塗っているが、なかなか症状が改善されず安定しない

・ストレスを感じやすい

・学業のテスト、レポート提出、就職活動などでストレスを感じている

・便秘気味

・月経前にニキビが増すこともある

 

脈:やや速い

舌:少々、色の赤みが強い

 

という状態でした。

 

中医学的に分析すると、「肝熱」によるニキビと判断できます。

 

「肝熱」とは精神的なストレス、緊張、あるいは悩み、過度の思慮などで起こるもので、「気」の流れが停滞することによって、熱を帯びた状態のことです。

熱は上に方向にむかうので、それが顔に集まり、肌膚に停滞することによって、ニキビが生じてしまうのです。

 

「清熱疏肝」という治療方針を立てました。

 

これは、こもった熱を取り去り、肝の気の流れをスムーズにしていく治療方法です。

 

最初の2週間は、週2回ずつ治療を受けていただき、体から熱は発散させるようにいたしました。

 

治療を受けて5回目くらいから紅色のニキビが消えていきました。

 

さらに、週1回ずつの治療を受けていただき、10回目くらいには紅色のニキビは消え、化膿傾向もなくなり、気分の方もスッキリしてきたということでした。

 

この方は、トータルで12回治療を受けられました。

 

そして、ニキビとともに便秘も改善されました。

 

 

どんな疾患でもそうですが、大切なのは崩したバランスを整えるということ。

 

それによって表面に出てきた症状を抑える治療だけでなく、根本を変えることができ、根治につながるのです。

 

ニキビでお悩みの方、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

コラム『ニキビの養生法』

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200121-2246/

 

コラム『ニキビに効果的なツボ』

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200122-2255/

 

 

 

 

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吉祥寺 中医学に基づく ニキビ 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

2020/01/25
術後の不定愁訴

外科手術(特に開腹手術など)は、患者様にとって、肉体的にも精神的にも大きなストレスになります。

 

患者様によっては、「全身倦怠感、神経の高ぶり、不眠、口渇、腹部の膨満感、便秘」など様々な不定愁訴を訴える方がおられます。

 

では、どうしてこの様なことが起こるのでしょうか。

 

中医学の概念では、正中線上(特に、胃のあたりから下腹部にかけて)には、“生命力の気のエネルギー”を深く関わっているツボがいくつも存在しているため、体の中でとても重要な場所だと考えられています。

 

このような症状の方には、中医学では、「補益気治療」という気を補う治療を行います。

この治療では、患者様の体力、気力を回復させていきます。

体力、気力が回復すれば、自ずと不定愁訴も軽減されていくようになります。

 

 

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