経穴名:合谷
所属経絡:手の陽明大腸経
名前の由来:「合」とは集まるところであり交わりのことで、「谷」とは母指と示指の間にあって陥凹中にあるので谷に例えられた。
交会穴:
要穴:原穴。四総穴。
取穴:第2中手骨中点の橈側。
主治:頭痛、歯痛、顔面神経麻痺、無月経、月経痛、じんましん、目の充血など
効能:通経活絡、鎮静止痛、疏風解表、通降腸胃
効能解説:合谷は、大腸経の原穴で、全身の気を調整し、全身の機能活動を高める働きを持つ。
配穴:合谷+足三里
配穴解説:合谷は手の陽明大腸経の原穴で五行では火に属する。足三里は足の陽明胃経の合穴で五行では土に属する。2穴を併用すると、互いに協調しあい、調理胃腸・整腸止瀉・理気止痛などの作用が強まる。
参考文献:
・わかる中医学入門
・針灸二穴の効能
・まんが経穴入門
・ツボ単
・針灸経穴名の解説
研修生による経穴まとめ【0:はじめに】
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200626-3150/
研修生による経穴まとめ【1:脾兪】
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200628-3154/
吉祥寺 中医学
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院