中医学では、悪性腫瘍ができる原因は、感情や精神面に長期的負荷がかかり、体力や生命活動エネルギーを消耗した時に、体の抵抗力、免疫力、体内を整える力が弱まりことです。
弱まることで、体内に邪気(体に良くないもの→「痰」「湿」「瘀血」などと中医学では表現しています)が入り混ざり、体内臓器の気、血、生命活動エネルギーの働きに何らかの影響を及ぼし、細胞の働きをそこなわせ、悪性腫瘍を形成してしまうと考えています。
悪性腫瘍の患者様の耳(耳介)のツボには〝隆起物〟や〝癌点〟(茶褐色の汚れ、乾燥した皮膚)などの陽性反応がしばしば発見されることがあります。
また、爪に反応の出る方もいます。
〝縦の黒線〟が爪の中に出てきたり、〝爪に凹凸 〟 が出てきたりします。
ただ、これらが出ているからと言って必ず悪性腫瘍があるとは言い切れませんが、体にとってはあまり良くはない反応と言って良いでしょう。
中医学(鍼灸・漢方)での悪性腫瘍に対しての治療は主に、体力の底上げ、免疫系統の調整を行います。
ただし、これは中医学の治療だけ行なうのではなく西洋医学の抗癌治療、放射線治療と併用して頂く形になります。
また「鍼灸」に関しては、刺鍼することにより肝臓の細網内皮系統の細胞活動が活発になり、腫瘍細胞を食べたり免疫能力を高めて新陳代謝を促進します。
そして癌細胞は、細胞分子の異常酸化によって生物電気の活性が低くなっていますが、鍼灸はその細胞の生物電気活性をかなり強く刺激することで、細胞の破壊を止める働きにも効果があるのです。
なお、鍼灸は悪性腫瘍による「疼痛」を柔げていくのにもとても有効です。
また身動きが取れないため、同一姿勢を余儀なくされるためにおこる「坐骨神経痛」にも有効です。
コラム『術後の不定愁訴』
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