東京都武蔵野市吉祥寺在住 22歳 女性
知人のご紹介で来院されました。
問診・脈診・舌診をすると、
・ここ1~2年でニキビが顔の頬の辺りに出たり治ったりの繰り返し
・皮膚科でもらった塗り薬を塗っているが、なかなか症状が改善されず安定しない
・ストレスを感じやすい
・学業のテスト、レポート提出、就職活動などでストレスを感じている
・便秘気味
・月経前にニキビが増すこともある
脈:やや速い
舌:少々、色の赤みが強い
という状態でした。
中医学的に分析すると、「肝熱」によるニキビと判断できます。
「肝熱」とは精神的なストレス、緊張、あるいは悩み、過度の思慮などで起こるもので、「気」の流れが停滞することによって、熱を帯びた状態のことです。
熱は上に方向にむかうので、それが顔に集まり、肌膚に停滞することによって、ニキビが生じてしまうのです。
「清熱疏肝」という治療方針を立てました。
これは、こもった熱を取り去り、肝の気の流れをスムーズにしていく治療方法です。
最初の2週間は、週2回ずつ治療を受けていただき、体から熱は発散させるようにいたしました。
治療を受けて5回目くらいから紅色のニキビが消えていきました。
さらに、週1回ずつの治療を受けていただき、10回目くらいには紅色のニキビは消え、化膿傾向もなくなり、気分の方もスッキリしてきたということでした。
この方は、トータルで12回治療を受けられました。
そして、ニキビとともに便秘も改善されました。
どんな疾患でもそうですが、大切なのは崩したバランスを整えるということ。
それによって表面に出てきた症状を抑える治療だけでなく、根本を変えることができ、根治につながるのです。
ニキビでお悩みの方、お気軽にご相談ください。
コラム『ニキビの養生法』
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200121-2246/
コラム『ニキビに効果的なツボ』
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