コラム

2020-01-19
冷え症~楊中医鍼灸院治療体験談32~

東京都杉並区善福寺在住 65歳 男性

 

 

問診をすると

・腰から下肢にかけての冷えの症状が強い

・普段から元気がない

・疲れやすい

・暖かい場所を好む

・すぐウトウトしてしまい、横になりたがる

・もともと体力がない

・腰や足がだるく力が入らない

・夜間尿があり、ひどい時には一晩で3~4回起きてしまう。特に冬場はその傾向にある

ということでした。

 

舌:淡白で胖大

脈:遅い

 

 

以上のことから、中医学的に考えて「腎陽虚」というタイプの冷えと判断し、「温陽補腎」という治療方針を立て、エネルギーを補うツボ・体を温めるツボを中心にツボを選んで治療を行っていきました。

 

睡眠を妨げている夜間尿の回数をなるべく早く改善できるように、お灸を多く使いました。

 

また、食生活の指導も行いました。

食事には、体を温める作用がある赤豆・山芋・ショウガなどを多く摂取することをおススメしました。

 

赤豆・山芋は、弱っている「腎」を補う働きもあります。

 

「腎」は排尿と関わりが深いため、「腎」が早く回復すれば、排尿の回数も減っていきます。

また、腰のだるさも改善されるようになります。

 

 

治療を始めて7~8回目くらいから夜間尿の回数が減少し、腰のだるさも抜けてきました。

 

さらに、15回目くらいの治療では夜間尿が1回になり、腰のだるさもなくなり、体全体に元気が出てきました。

 

 

この方は、トータルで30回治療を受けられました。

その結果、夜間尿がなくなり、疲労感も抜け、治療を受ける前よりも血色がよくなり、腰から下肢にかけての冷えも改善されました。

 

当初は、足裏を触ると冷たかったのですが、それもなくなりました。

 

舌の色も淡紅になり、胖大がなくなって引き締まりました。

 

今後は、食生活に気を付けていただくようアドバイスをいたしました。

 

 

 

冷え症チェック

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200117-2219/

 

冷え症の改善に有効的なツボ

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200118-2228/

 

冷え症の漢方薬

https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20190717-1063/

 

 

 

 

下記のページもご参照ください。

 

当院について

https://www.dokutoruyo.com/about/

 

よくある質問

https://www.dokutoruyo.com/faq/

 

お問い合わせはこちら

https://www.dokutoruyo.com/contact/

 

吉祥寺 中医学に基づく 冷え症 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

 

当院は予約制となります

  • まずはお電話でご相談ください。

  • 0088-221818

診療時間

9:00~
12:00
13:00まで
14:00~
16:30

※ 火曜日・水曜日・木曜日が祝祭日の場合は午前診療となります。
※ 当院は予約制です。

アクセス

〒180-0002
東京都武蔵野市吉祥寺東町1丁目17-10

院内の様子