東京都三鷹市在住 47歳女性
数ヵ月前、朝起きて立ち上がった時に、急に天井がグルグルと回るような、激しい眩暈に襲われたそうです。
耳鼻科でメニエール病と診断を受け、治療を受けたのですが、一向に症状が改善されず、発作もたびたび起こったそうです。
発作は、回転性の眩暈のほかに、耳鳴りも伴うようになり、知人の紹介で、当院に受診されました。
まず、問診で生活習慣や、どの様な体質や症状があるかを把握しました。
・冷えやすい
・疲れやすい
・疲れや寝不足があったりすると発作が起こりやすい
・常に腰が痛い
・尿が近い
・耳鳴りは「キーン」という高い音ではなく、「ジー」という虫の鳴くような低い音
・ここ数ヵ月、生理周期が不安定
脈診をすると
→遅く沈んでいる
舌診をすると
→やや淡紫色で、ボテッとした形をしている
以上のことから、中医学的に考えると、
「腎」の働きが低下しており、そのために、「体を温める力」が不足している状態です。
中医学では、この状態を「腎陽虚」と呼びます。
治療は、「温補腎陽」といって、「腎」の働きを補い、「体を温める力」も補充していけるように、ツボを刺激していきます。
この方には、5か月程、通院して頂きました。
最初の1か月は週2回位のペースで治療に来ていただき、ある程度、症状が緩和してきた段階で、週1回のペースで治療を行ないました。
だいたい4か月目位には、体が温まり、腰の痛みや怠さも抜け、眩暈感がなくなり、症状は安定してきました。
念のために、その後、もう1か月継続して治療を受けていただき、完治いたしました。
上記は、あくまで治療の一例であります。
西洋医学的に治療をしても、症状が治まらないとお悩みの方は、一度当院までご相談ください。
下記のページもご参照ください。
当院について
https://www.dokutoruyo.com/about/
よくある質問
https://www.dokutoruyo.com/faq/
吉祥寺 中医学に基づく メニエール病 治療
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院