コラム

2019-10-22
逆子治療①~楊中医鍼灸院治療体験談8~

逆子治療に関しての体験談をお伝えする前に、今回は、逆子治療を行なうのに良い時期をお話ししたいと思います。

 

 

逆子とは、胎位の不正を意味します。

妊婦自身には、自覚症状がありませんので、だいたいが検診によって発覚します。

一般的には、経産婦に発生するケースが多いようです。

あるいは、腹壁がゆるい方も発生しやすいようです。

 

 

鍼灸治療を受けるのにベストなタイミングは、だいたい妊娠27週~30週です。

28週~29週は胎児自体がまだ小さいので、妊婦さんに特定のツボを鍼灸刺激してあげると、反応の良い方であれば1回で胎児の胎動を感じられます。

 

当院の臨床経験では、このような場合、平均で2~5回の治療で胎児の胎位が戻ります。

逆に、30週を越えてしまいますと、胎児が成長してしまうので、刺激を与えても胎動しづらくなってきますし、胎位が戻る確率も低下してしまいます。

 

 

また、早めの26~27週でお手当てをすると胎児が小さいので、まら逆子に戻ってしまう可能性もあります。

そして、胎位が戻らず帝王切開になってしまうことがあるのです。

 

なるべくなら、自然分娩が良いと考えております。

したがって、鍼灸治療を受けるのであれば、妊娠28~30週の間に受けることをオススメいたします。

 

逆子で悩まれていて、逆子体操などで胎位が正常に戻らない場合は、一度鍼灸を検討してみてください。

 

 

吉祥寺 中医学に基づく 逆子治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

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