アトピー性皮膚炎は、西洋医学的に言えばアレルギー反応の一種とされております。
しかし、中医学(東洋医学)的には単なるアレルギー疾患とは見なしません。 精神的ストレスや天候・気候の変化といったことを考慮して、また、肌の状態などからタイプ別に原因を探して、一人一人に合わせた治療を行っていきます。
中医学(東洋医学)では、主に4つのタイプに分類し、それぞれに合ったツボを選び治療していきます。 はっきりと1つのタイプが現われる場合もあれば様々なタイプの症状が混在している場合もあります。また、季節や生活環境によって変化することもあります。
漢方薬は、
血が不足し、肌が乾燥しがちな方:当帰飲子
カラダの中に熱がこもっている方:温清飲
カラダに余分な水分と熱が溜まっている方:黄連解毒湯
血流が悪くなっている方:桂枝茯苓丸
などがおすすめです。
ご紹介した漢方は一例ですので、同じものを飲めば良いかというとそうではありません。
タイプ別に分かれること、タイプによって色々な漢方があることをご理解頂ければ幸いです。
また、タイプは1つだけ現れる方もいれば、いくつかのタイプが合わさるタイプの方もいます。
アトピー性皮膚炎の当院の治療法は、下記を参考にしてみてください。
https://www.dokutoruyo.com/atopy/
実際に服用される際は、漢方薬をきちんと学習された方に診て頂くことをおすすめ致します。
東京 中医学に基づく アトピー治療
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院