コラム

2019-03-12
【小児科疾患】小児喘息(百日咳)

頓咳とは百日咳のことであり、小児によくみられる急性の呼吸器伝染病です。

この病気は百日咳菌という細菌が気管支粘膜などの気道粘膜に感染し発症します。

この菌が感染すると気道粘膜が剥がれ落ち、炎症が起きて重大な損傷を受けます。その結果 、痰を吐き出すことが困難になったり、物理的刺激で咳発作が誘発され、その咳がまた次の咳を誘発するという悪循環によって咳の重積化が起こります。

経過は比較的長く、3ヵ月以上も継続することがあるため、古くは百日咳ともいわれています。

現代の医学では三種混合ワクチンによって積極的に免疫確保を図っています。

臨床では発作性の痙攣性の咳がみられ、深い鶏鳴様の呼気音を伴うことが特徴です。

発生は、どの季節にもみられますが、冬季、春季に比較的多く年齢的に5歳以下の小児に多く、10歳以上にはあまりみられません。病状は、年齢が低ければ低いほど重くなりやすく、併発症状がないものは一般 的に予後は良好です。伝染性は、発病2~3週間が最大で主な感染ルートは咳による飛沫感染です。

病後は永久免疫を獲得するため、2回発病することはごくまれです。

 

百日咳の原因として考えられるもの

 

中医学で原因として考えられるものは外感又は六淫(ろくいん)というものになります。

外感とは外的環境が与える影響のことで風・暑・湿・燥・寒・火または熱の6種類からなることにより、六淫と言われます。

これが疾病を引き起こす原因となると考えます。

「気温差が激しいと体がついていかない」などとよく話に出ます。

これは自然の季節ごとの四季の変化の異常現象が深く関わっています。

春=風 夏=熱 長夏=湿 秋=燥 冬=寒

この自然の原理に暑が加わったものを六気といいます。

この正常な季節変化(六気)が六淫に変化した場合、六淫の邪ともいい、六気の名を冠してそれぞれ風邪(ふうじゃ)熱邪(ねつじゃ)湿邪(しつじゃ)燥邪(そうじゃ)火邪(かじゃ)暑邪(しょじゃ)といいます。

また外的環境によるものなので、外邪(がいじゃ)ともいいます。

 

六淫の特徴

外邪である六淫は主に皮膚・粘膜・毛穴などの体表と呼吸器の口や鼻から侵入します。

体表・呼吸器ともに中医学では肺がつかさどっており、言い換えれば、肺のバランスが崩れると外的環境の影響を受けやすくなるといえます。

六淫は単独で侵入することもあれば、複合した状態で侵入することもあります。

これは現れる症状やその症状が出た時の環境や状況から判断されます。

また侵入した六淫の邪は一定の条件下で変化することがあります。

風邪(かぜ)を例に考えてみましょう。

冬、寒い所にいて風邪を引いたとします。この場合原因となる邪気は寒邪です。寒気がして、節々が痛み透明の鼻水が出てくしゃみがでます。

ところが…

数日経つとこれらの症状はなくなり、変わって黄色くて粘っこい鼻水や痰が出るようになり、食後や夜、布団に入ったり温まると咳が出たりします。

これは寒邪が熱邪に転化(相反する一方が極まることにより、もう一方に変化すること)したためです。

中医学は初期症状(風邪ふうじゃ)と熱邪に転化した後期の症状で治療方針が変わっていきます。

病気の原因を探る場合、邪気の侵入経路や状態も大切な要因になります。

前項でも述べましたが、百日咳は冬季と春季に多く発生しやすい為、六淫の邪の中で風邪(春)と寒邪(冬)が大きく関与します。また、百日咳の症状が初期の段階を経過すると風・寒邪に加わり熱邪も関与してきます。

風邪の特徴

人体の上部、体表を襲いやすく、体表や毛穴を開かせる。

発病部位や発病時間が特定されず、症状は遊走性があり、現れたり、治まったり、状態の変化が激しい。

他の外邪と複合しやすい。

寒邪の特徴

① 熱エネルギーである陽気を襲いやすく衛気などを損傷して代謝を悪くする。

② 気・血・津液の巡りを滞らせ血行不良などを引き起こす。

③ 皮膚・筋肉・血管などを収縮・緊張させる。

 

熱邪の特徴

熱邪が現れる状況として風邪や寒邪が転化するこが考えられます。

① 人体の上部を襲いやすく、顔や頭に症状が出やすい。

② 体液成分や潤いを最も消耗する。

③ 炎が風を生むように、体内に風邪を受けたのと似た症状を起こさせる。

④ 出血しやすくさせる。

⑤ できものを作る。

 

百日咳は「肺」の臓器と深く関わっています。ここで、中医学での肺の働きについて少し説明します。

肺の働き

① 呼吸と全身の気の生成や循環をつかさどる働きがある。

 

人間が無意識に行っている呼吸は、現代医学同様、肺が管理していると考えますが、それのみならず、中医学では(宗気の生成)や肺は清いものを好むといわれ、大気から清浄な気を取り込み代謝により生じた老廃物などを濁気として排出しているとされています。

また大気から取り込んだ清浄な気は宗気の原料にもなります。

宗気は推動作用により、代謝や血行を促進したり、呼吸や発生に関与していますので、肺のバランスが崩れると呼吸器系や循環器系にも症状が現れることがあります。

 

体表に通じ栄養物質や老廃物を体表に運んだり、皮膚呼吸を調節する働きがあります。

 

肺は体表に通じており、表面に向けて散らすことができるとされ脾で作られた栄養物質を運んだり、皮膚呼吸によって老廃物を排出させているとされます。

また衛気を体表に運び、外界の環境の変化に対応して体を守ったり、必要以上に体表から栄養物質が漏れないように管理したり、皮膚を潤したりしているとされます。

 

③ 栄養物質を下降させる

 

体の中央に位置する脾で作られた栄養物質は体の上部にある肺に運ばれてから全身に運ばれます。

この下降させる働きと体表に散らす働きにより、肺が全身に栄養物質を運ぶと考えられています。

 

④ 体液成分の運搬

 

肺は上部にあることから「水の上源」とも言われ、三焦を通 じて全身に体液成分を運ぶとされます。

風邪や鼻炎になると鼻水やなど呼吸器系に正常でない水分が出ますが、これは肺の働きが低下するためと考えます。

 

⑤ 全身の血液の気体交換の中心になる

 

体にあるすべての経絡や脈や肺に集まり、その中を流れる血液など人体の構成成分は肺で清濁の交換をするとされます。

西洋でいう肺でガス交換をして新鮮な血液を体内に循環させている機能と同様と考えることができます。

 

上記の様な説明を踏まえた上で百日咳を細かく見ていきましょう。

 

百日咳は臨床上、初咳期、痙咳期、回復期の3期に区分され、各期に応じて治療方法が異なります。

 

① 初咳期(カタル期):外邪(がいじゃ)が肺に侵入する時期

最初は風邪のような症状で始まりますが、合併症がない限り、熱はでません。次第に咳が強くなってきて1~2週間で痙咳がでます。

中医学でこの状態は…

子供は肺が未発達の為、肺気(肺の機能活動の推進力となります)が弱く、流行性の疫毒が口や鼻から侵入しやすい状態です。

外邪が体を守るバリケード「肺衛」を障害し、気の流れが渋滞を起こしてしまいます。これを気機阻滞といいます。

気の流れの滞りが起こると、肺の気が上逆し、咳が頻発します。肺は身体の上部に位 置しているので中医学では物質を下に降ろす作用がある(新鮮な空気を肺に取り入れ、他の臓器・器官に振り分ける働き)臓腑と考えます。

肺の気が逆流を起こしてしまった状態が咳という症状として出てくるのです。

② 痙咳期

痙咳は顔を真っ赤にしてコンコンと立て続けに咳き込み、最後にヒューと音を立てて息を吸い込むような咳発作で、最後に粘稠な痰を出して発作は終わります。

刺激で吐いてしまったりします。

咳は夜間に多く、咳の発作と発作の間は特に症状はありません。

この咳は百日咳菌が出す毒素により引き起こされるものであり、3~4週間続きます。

 

中医学でこの病状を説明すると下記のようになります。

体は臓腑や器官、組織が正常に働き、「気」「血」「津液」が十分にあって流れも正常であれば、病気から健康な体を守る「正気(せいき)」が満ちた状態にあるため、病気にかかる可能性はほとんどありません。

しかし、「正気」にスキができたり、「正気」が不足すると、発病因子である「病邪」が体の中に侵入して「正気」と戦いが起こり病気が発生します。

病邪が中に入って伏痰と結合し、鬱滞して熱に化けて煮詰まると、痰濁(体の中で生まれた水毒・ドロドロ水分)が気道を阻滞させ肺気を上逆させて痙咳の発作が起こります。

発作時は気機が失調して血行が阻害され、さまざまな症状を併発します。

病邪が経絡を通して体内深部まで侵入すると嘔吐など内臓器の障害が引き起こされます。

 

痙咳の発作は粘痰や乳食を吐き尽くすと気道の通りがよくなり、しだいに緩解します。

状態が長引くと邪熱が肺の経絡を損傷して喀血、鼻血が現れます。

体内で発生した病変(鼻血など)は経絡という独自の循行経路をもつ循環・伝達系・気血が流れる通 路を通して失調した臓器と関連する五官や体表部に影響を与えます。

肺の臓器を損傷すると鼻血や気管・気管支からの出血によって気道から血液そのもの出すなどの症状が起こります。

 

③ 回復期

次第に嘔吐しなくなり、咳の強さ、回数ともに減っていきます。

1~2週間で症状が消失して完治します。全経過は6~8週間です。

この状態を中医学的に説明すると…

回復期には、邪気は減退して発作性の痙咳は軽減し、精気(人体構成する基本物質で人体が先天的に持っている成長・発育のための生命エネルギーのことを指します)が衰退した症状が現れます。

 

次にさまざまな症状がそれぞれの期間に起こる理由を中医学の方向から説明していきます。

 

初咳期 (発病から1週間前後の期間)

主症:発病初期の症状は風邪に似ています。

咳、水様状の鼻水、痰は濃度や密度が薄く、サラサラしており泡沫が多い。

2~3日後から咳が増悪し、とくに夜間にひどくなります。

 

随伴症状

風寒犯肺

風寒の邪が肺に侵入し、その機能が損傷を受けた状態です。多くは風邪による寒気を伴う感染症の初期症状で起こります。

主な症状は悪寒、咳、痰(量は少なく薄く白い)鼻水(白いか透明で薄い)・頭痛・関節痛などです。

風熱犯肺

風熱の邪が肺の機能を損傷した状態です。

風寒の邪が侵入した後に風熱に変化することでも起こります。

症状は発熱・咳・痰(黄色で粘性がある)鼻づまり・鼻水(黄色でネバネバ)咽痛・咽の腫れ・赤みなど

 

症候分析

① 発病初期は咳、水様状の鼻水、痰は薄くて白い

風邪と寒邪が皮膚に侵襲し、肺の気を全身に散布する働きである「宣発」が悪くなると起こります。

 

② 咳が増悪し、とくに夜間にひどくなる

夜間に陽の気が少なくなり、肺気の滞りがひどくなると発生します。

「陰」と「陽」ということばを聞いたことがあると思います。陰は静かで内にあり、暗く重いものであり、逆に陽は活動的で外にあり明るく軽いものであるとされています。これら陰と陽のバランスが保たれているのが良い状態です。どちらか一方が強かったり、数が多い状態は良くないとされます。体の中に陽の気が陰の気に比べて量 が少なくなってしまっている状態と考えます。

 

③ 発熱・汗がでる

風邪と熱邪の外邪が衛気を障害し、汗腺など皮膚のバリア機能がゆるむと起こります。

体にはもともと外的から身を守る力が備わっています。その中には「気」(生体エネルギー)の一種である「衛気」といわれるものがあります。衛気は体表部をくまなくめぐり、皮膚や粘膜の防衛力を高めます。この衛気の力が弱くなるとバリア力が弱まったりしてウイルスなどが進入しやすくなります。

 

④ 顔面紅潮・唇の色は赤い

熱邪が上炎するとおこる(熱邪は人体の上部を襲いやすい邪氣です)

 

⑤ 咳・痰は粘る・咽頭の充血

風熱の邪が肺に影響し、津液(体を潤している水分・体液のこと)が不足すると体が砂漠のようにカラカラになってしまった状態になり上記のような症状が出ます。

 

⑥ 悪寒・顔色が白い・唇の色は淡い

風寒が体に侵襲して衛気(外的から身を守る力)を損傷し、肌表を温くできないとおこる。

 

⑦ 無汗

寒邪は収引の性質をもち、これが体表の皮膚を閉塞すると汗腺が引き締まって汗が出ない状態となります。

 

痙咳期 発病後2週間から6週間の期間

主症状

痙攣性の咳の発作

咳の最後に吼哮音を発して息を吸い込む

咳は反復して止まらない

痰は粘く、喀痰しにくい、夜間にひどくなる

粘い痰や乳食を吐きつくすと発作はしだいにおさまる

 

随伴症状

精神疲労・顔面紅潮・大便乾燥・小便黄

 

症候分析

① 痙攣性の咳の発作

痰が同じ場所に停滞し続けるとやがて熱が生まれ互結して気道を塞ぎます。

肺気がスムーズでなくなり、逆気すると発作がおこります。

 

② 痰は粘く喀痰しにくい

熱邪が肺の中に鬱積し津液(体を潤している体液・水分)を焼灼して痰が生じ、痰と熱が互結するとおこる。

 

③ 粘い痰や乳食を吐く

身体の余分な水分「痰」が熱化したことにより、胃に影響を及ぼし胃気が上逆するとおこります。

胃の気は下に降りていくのが正しい状態です。

つまり、食べたものを腸の方に運んでいく働きがあります。

この働きがスムーズにいかなくなった状態を胃気上逆といいます。

 

④ 精神疲労・顔面紅潮

熱邪が上炎し、消耗するとおこる。

 

⑤ 大便乾燥・小便黄

火熱が亢進して体にこもり、熱が上炎して陰液を消耗した状態です。

 

回復期 発病6週目以後、一般には約2~3週間で回復する

 

主症状

発作性の咳はしだいに軽減、吼哮音はしだいに消失し、嘔吐しなくなる。

咳は無力で音は低い、痰は稀白で少ない。

乾いた咳、痰は少ない。

 

随伴症状

食欲不振・手足不温・顔色がさえない・自汗・倦怠無力・大便溏薄

手足心熱 頬部の紅潮、盗汗

 

症候分析

① 咳は力がなく、音は低い、痰は稀白で少ない

肺のエネルギー不足により宣発(清い正気を全身に散布する)が弱くなり、脾気虚により水液を運化できないとおこる。

「脾」は飲食物などから必要な体液成分を作り出してポンプのように全身に運搬する働きをもっています。

 

② 乾いた咳・痰は少ない

症状が長引くと陰虚による津液(体を潤している体液・水分)不足で肺を潤せないとおこる。

陰虚とは陰液のことを指します。陰液とは人体の構成成分の気・血・津液のうち、物質を表す血と津液のことを指します。

体内で必要な物質が不足している状態が陰虚です。

 

③ 食欲不振・倦怠無力・大便溏薄

脾気虚により運化機能が減退するとおこる。

体に必要なエネルギー源をつくり出す「脾」の働きが弱くなっている状態。

 

④ 顔色がさえない

脾気虚により基本的物質である気や血を作り出す力が弱くなっている状態。

 

⑤ 自汗

気の消耗による固摂機能の減退によりおこる。

気は人体の構成物質(気・血・水)が必要以上に体外に流出しないよう留めようとする作用をもっており、これを固摂と呼んでいます。

 

⑥ 手足心熱 頬部の紅潮 盗汗

陰虚により虚熱が内生するとおこる。

陰虚の「陰」はラジエーターの水と同じで身体が熱くなるのを防いでくれています。症状が慢性化することにより、気や血が熱化し、陰液を消耗してしまうと上記のような症状がでます。

 

治療方法

① 初咳期

「宣肺解表」…肺の機能である気・血・津液を全身の隅々までめぐらせて体表を開いて発汗を促進し、体内毒素や老廃物を排出させます。

 

② 痙咳期

「清熱瀉肺」…肺の熱をさまして解熱します。

「化痰止咳」…痰を除き、咳を止めます。

 

① 回復期

「補益肺脾」…人体に内在する抵抗力を強め、生理機能の回復を促進する。肺と脾の臓腑が不足している部分を補い、益を与えます。

 

咳に効果のある食べ物

中国では百日咳のときに鶏の胆嚢を飲みます。新鮮な鶏を採取して、適量 の白糖を加えて糊状に調製し、これを蒸したものを内服します。

金柑

咳・痰が取れます。

咳止め・肺炎・気管支炎などに効果 があり、殺菌作用もあります。

カリン

咳止め 梅酒に漬けると酸味が効いて美味しく食べられます。

空咳・痰に効果的

大根

痰と気管支炎に効果的です。かりん酒に金柑と大根を漬けたものを昆布と陶器の鍋に入れて黒砂糖を加えて30分ほど煮ると良い。

レンコン

レンコンのはちみつ漬け・

銀杏

ゆりねと銀杏のおかゆは咳や喘息に効果 的です。

白菜

咳や痰が取れ、肺炎などに効果的です。

ねぎ

痰を取ります。

上記のような食べ物を毎日の食事に上手に取り入れ、症状の緩和に努めましょう。

料理を作るとき、食べ物の相性が良いと美味しくたべられ、なおかつ効果 も高くなります。

例えば柿は冷たい性質の食べ物なので、温かい性質がある白菜や長芋と合わせると効果 的に摂取できます。

カリンや金柑は冷の性質なので蜂蜜やお酒など温性のものと合わせると良いでしょう。

咳は以外に体力を使うため、消耗したエネルギーを補うためにも、消化の良い食品も摂取して栄養補給を心がけましょう。

 

中医学(東洋医学)全般(鍼灸・漢方・食事療法・体質改善)のご相談はお気軽にどうぞ。

 

 

=本来の東洋医学の治療の姿に関して一言=

 

当院では局所治療に限定せず、あくまでも身体全体の治療・お手当てを目的としております。

例えば、ギックリ腰や寝違いといった急激な痛みに対して、中医鍼灸の効果 は高いですが、これも局所の治療にとどまらず全体的なお手当てを行なっているからなのです。

急性の疾患にせよ慢性の疾患にせよ、身体の中で生じている検査などには出てこない生命活力エネルギーのバランスの失調をさぐり見つけ出すことで、お手当てをしております。

ゆえに、慢性の症状を1~2回の治療で治すというのは難しいのです。

西洋医学で治しにくい病・症状は、中医学(東洋医学)でも治しにくいのは同じです。

ただ、早期の治療により中医学の方が治し易い疾患もございます。

例えば、顔面麻痺・突発性難聴・頭痛・過敏性大腸炎・不眠・などがあります。

大切なのは、あくまでも違う角度・視点・診立てで、病・症状を治してゆくというところに中医学(東洋医学)の意味合いがございます。

 

当院の具体的なお手当てとしては、まず、普段の生活状況を伺う詳細な問診や、舌の色や形などを見る舌診などを行い、中医学(東洋医学)の考えによる病状の起因診断を行います。これは、体内バランスの失調をさぐり見つけ出すために必要な診察です。この診察を踏まえたうえで、その失調をツボ刺激で調整し、元の良い(元気な)状態へ戻すことが本来の治療のあり方です。

又、ツボにはそれぞれに作用があり、更にツボを組み合わせることで、その効果 をより発揮させる事が出来ます。

 

しかしながら、どこの鍼灸院でもこの様な考えで治療をおこなっているわけではありません。一般 的には局所的な治療を行なっている所が多いかと思います。

 

さて、もう一点お伝えしたいことが御座います。

当院では過去に東洋医学の受診の機会を失った方々を存じ上げています。

それは東洋医学に関して詳しい知識と治療理論を存じ上げない先生方にアドバイスを 受けたからであります。

この様な方々に、「針灸治療を受けていれば・・・」と思うことがありました。

特に下記の疾患は早めに受診をされると良いです。

顔面麻痺・突発性難聴・帯状疱疹・肩関節周囲炎(五十肩)

急性腰痛(ぎっくり腰)・寝違い・発熱症状・逆子

その他、月経不順・月経痛・更年期障害・不妊・欠乳

アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎、など

これらの疾患はほんの一例です。

疾患によっては、薬だけの服用治療よりも、針灸治療を併用することにより

一層症状が早く改善されて行きます。

針灸治療はやはり経験のある専門家にご相談された方が良いと思います。

 

当院は決して医療評論家では御座いませんが、世の中で東洋医学にまつわる実際に起きている事を一人でも多くの方々に知って頂きたいと願っております。

 

少しでも多くの方に本当の中医鍼灸をご理解して頂き、お体のために役立てていただければ幸に思います。

 

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