コラム

2019-03-11
【内科疾患】尿失禁

~西洋医学編~

尿失禁とは、不随意(意思とは無関係)におしっこが漏れる状態をいいます。

大人になってからの尿失禁は羞恥心にさいなまれ、普段の生活や外出にも自信が持てなくなってしまいます。また、羞恥心や情報不足などによって治療をしない人も非常に多いのではないかとおもわれます。

尿失禁は、日本では約400万人の人が尿失禁で悩まされています。中でも女性の割合は、男性の3倍にもなります。高齢者に多いのですが、10代の女性では15%ぐらいに、40歳以上の女性には2人に1人の割合で尿失禁が見られます。

 

尿失禁の影に怖い病気がかくれているということは比較的に少ないのですが、「生活の質」という観点から考えますと、放っておいて悩み続けるのは苦痛であるかと存じます。

これから、おしっこが排泄されるまでの流れと尿失禁について西洋医学と中医学のそれぞれの考え方から治療まで紹介していきたいとおもいます。

 

<おしっことは>

そもそも、おしっことは一体なんでしょう?

おしっことは食事、水分として体内に取り込んだ物の中の不用物や、人間の生命活動でエネルギーとして使われた物質の老廃物などが血液によって腎臓に運ばれ、吸収、ろ過されたものです。

腎臓で血液から作られる原尿(おしっこの元になる物)の量は一日に180ℓにもなり、ドラム缶 の一本分です。これが100分の1ほどに再吸収ろ過され、残る1~2ℓが実際に出るおしっこになります。腎臓はこれだけの働きをするので、水分バランスをとるのに非常に重要な器官といわれます。

腎臓でできたおしっこは、一分間に1ccという速度で尿管という管の中をたらたらと流れていき、膀胱の中に溜まっていきます。

膀胱は風船のように伸び縮みする器官です。

150~300ml.で軽い尿意を感じ、一般的には300~400ml.ほど溜まるとおしっこにいきます。

我慢をすると500~600ml.くらいまでは溜めることができます。夜間では膀胱が膨らみやすくなり800ml.までは溜めることができます。

膀胱におしっこが300~400ml.溜まると風船をつぶす様に膀胱の壁(筋肉)が収縮してきます。そして、おしっこは膀胱から尿道という管を通 り対外へ排泄されます。

尿道には自動的に動く筋肉と自分の意思でコントロールできる筋肉(尿道括約筋)があり、健康な状態では尿意を感じてもある程度コントロールすることができます。排尿の回数は成人で4~8回が一般 的。

 

このようにして、血液の不用物はおしっことして対外に排泄されることになります。

 

※女性と男性の尿道の違い

女性は尿道の長さは4~5cmで、尿道括約筋が少し弱い。海から近い浜名湖のイメージ

男性の尿道はL字型になっており長さも20cmほどになり、精液も通るため丈夫にできている。海から遠い琵琶湖のイメージ

 

<西洋医学から尿失禁を考える>

 

尿失禁の頻度の多いものとして、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁があります。その他には機能性尿失禁、溢流性(いつりゅうせい)尿失禁などがあります。

ここでは、特に頻度の多い腹圧性尿失禁を中心にお話しして行きたいとおもいます。

 

○腹圧性尿失禁

 

腹圧性尿失禁とは、咳やくしゃみ、走るなどで腹圧(お腹の中の圧力)が上がってしまったためにおこる尿失禁です。女性特有の症状で男性にはほとんどありません。また、女性の尿失禁の中でも7割ほどを占める症状です。男性におこるのは前立腺の術後などです。

腹圧性尿失禁でも、たまにおしっこが漏れる程度で下着を換える必要もなく生活に支障がない程度でしたら問題はありません。失禁が毎日あったり、下着の交換が必要な状態になったりしましたら治療が必要になります。

症状

――

腹圧性尿失禁の場合、尿意はありません。瞬間的にお腹に力が入ったときにおしっこが漏れる状態です。症状が重くなると歩いているだけでも漏れたり、ちょっと体勢を変えただけでも漏れたりします。

 

原因

――

骨盤底筋や尿道括約筋の収縮(引き締める)力が弱くなり、下がってしまい、膀胱の出口を締める力が弱くなってしまったためにおこります。つまり、膀胱の圧力に耐えられなくなってしまった状態です。

婦人科の手術の経験がある。肥満、便秘、冷えなども影響します。

※骨盤底筋とは、恥骨と尾骨(尾底骨)の間にハンモックのように張っていて、泌尿器、腟、子宮、直腸などを吊り上げている筋肉です。妊娠、出産、加齢などにより筋力が弱くなります。

検査

――

問診(中等度までの尿失禁の場合は問診で大体分かります)

 

 

パッドテスト(尿失禁定量テスト)…パッドを股間に当てた状態で、500ml.の水を、飲んで、15分安静後、30分以上歩行するなど一定の動きをして漏れたおしっこの重量 (2g以下~50g以上の間で5段階分)でグレイド分けをするテスト。

 

 

チェーンテスト…医療用のチェーンを尿道から膀胱に入れレントゲンで撮影する。腹圧性尿失禁の人は膀胱がうしろ側に落ち込んでいるので角度を計測して判断する。

 

 

尿道、膀胱内圧検査…管を使って膀胱に水を入れて、圧力計で測定する。

 

治療

――

運動療法…尿道括約筋を含めた骨盤底筋の意識的収縮を行う骨盤底筋体操(※1)を約3ヶ月おこなう。

 

 

薬物療法…運動療法だけでうまく治らなかったり、運動療法の補助として、膀胱の筋肉を緩める薬や、尿道括約筋の収縮力を強くする薬を使用

 

 

手術療法…運動療法、薬物療法で良い効果 が上がらない場合は手術療法を選択します。

・コラーゲン注入法(尿道をふくらます)

・尿道、膀胱を吊り上げる手術

 

※1:骨盤底筋体操―緩んだ骨盤底筋を鍛える体操です

 

 

仰向けになり、膝を立て身体の力をぬ きます(膝を立てると腹筋が緩みやすい)。

 

 

肛門、腟、尿道に力を入れ収縮させる。身体の中に引き上げる感じ。(慣れないうちは肛門を収縮させることから始める)

 

 

お腹に力は入れないこと(膀胱、尿道を押し下げてしまうため)

 

 

5秒かけて収縮させ、ゆっくりと緩める

 

 

椅子に腰掛けた姿勢、四つんばいの姿勢、立って手を机などについた姿勢などの姿勢でおこなう

 

 

これらの中でやりやすい姿勢を選んで、一日に50回おこなう

○切迫性尿失禁

 

強い尿意がありトイレまで我慢できずにおしっこが漏れてしまうタイプ。

尿道には問題はなく、膀胱の異常収縮でおこります。切迫性尿失禁には急性膀胱炎などの一時的なもの(女性に多い)、高齢によるもの(不安定膀胱)、脳や背髄の病気によるもの(神経因性膀胱)にわかれます。

症状

――

強い尿意を感じるが、トイレに間に合わず漏れる。

尿量が多い(ときに大量になる)

頻尿を伴う。

 

原因

――

膀胱炎など原因のはっきりしているもの。

脳から膀胱へ間違った情報がいってしまうなどがあります。

不安定膀胱については原因不明

 

治療

――

膀胱炎は膀胱炎の治療をすることにより改善します。

神経性膀胱と不安定膀胱は薬物療法により膀胱の筋を緩めることが主体になりますが、改善はなかなか難しいようです。

 

その他の溢流性尿失禁とは、男性に多く、膀胱に尿がたまり過ぎて漏れだすタイプですが、詳しくは別 の章で紹介いたします。

機能性尿失禁とは手足が不自由なもの、痴呆によるもので排尿機能には問題がないので、こちらも省かせていただきます。

 

~中医学編~

<中医学からみた尿失禁の考え方>

 

中医学では人の身体は「気」「血」「水(津液)」の三つの物質により構成されると考えます。

そしてこれらが多くもなく少なくもなく適量でバランスよく、且つスムーズにながれてこそ健康でいられると考えます。

 

この考え方が基本となり、この気血水のバランスが崩れたり、スムーズに流れなくなったりすると病気になると考えます。

 

ここでは特に尿失禁に関係の深いものに絞って説明していきます。

 

● 気

気は、人体を構成する最も基本的な物質であり、生命を維持する基本物質でもあります。気には強力なエネルギーがあって、絶えず運動する特性があります。

主な作用には推動作用、温煦作用、防衛作用、固摂作用、気化作用などがあります。

 

推動作用 ― 気は人体の発育、臓腑や経絡などの生理活動、血の生成や運行、水(津液)の生成や散布、排泄において、それらを動かしたり始動させたりする作用

 

温煦作用 ― 気の温煦作用によって、体温は一定に保持され、臓腑・経絡・組織・器官も正常に機能し、血の運行、水(津液)の運行、水の排泄も正常に維持される作用

 

気化作用 ― 気化とは代謝作用のように物質転化の機能です。気、血、水(津液)、精(成長発育の元)などの新陳代謝と相互転化をさせる作用。

 

固摂作用 ― 固摂作用とは、血や津液などの液状の物質が理由なく流失しないようにする作用です。

血液、尿、汗、唾液、胃液、腸液、精液などの排泄量をコントロールして流失しないようにします。

 

● 血

血には、全身を栄養して潤す作用があります。

 

● 水(津液)

水は津液とも言い、体内にある正常な水液のことをいいます。

主な作用は身体各所を潤したり、滋養したりする作用があります。

 

● 五臓六腑

五臓には肝、心、脾、肺、腎  六腑には胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦 があります。

五臓六腑は工場のようなもので、これらの臓腑で気血水を吸収、運行、代謝、貯蔵、排泄などの働きをします。

名称は西洋医学の臓器と同じものがありますが、働きは似ているものと大きく違うものがあります。

 

中医学からみたおしっことは、津液の余った代謝物として排泄されたものです。

では、おしっこの元になる津液がどのように作られ、利用されていくのか、またどの臓腑と関係しているのか説明していきます。

 

「正常な津液の代謝は、食べた物(の中の水分)が胃に入り、脾の運化、肺の宣発と粛降作用、腎の蒸騰気化作用によって三焦を通 って全身に輸送されます。そして、代謝して余った津液は汗や尿(膀胱に一時溜められ)として排泄されます」

これが大まかな津液の代謝の流れですが、この中でも脾、肺、腎の臓腑が津液のバランスを調整するために重要な働きをしています。中でも腎は津液の代謝にもっとも関係の深い臓器です。

では次にこれらの臓腑の中でも、津液と尿失禁に関係する働きについて説明していきます。

 

腎 ― 腎は水液を主るといいます。

これは腎の中の精気(生命活動のもと)というものが気化作用によっておこなっています。体内の津液の運行、排泄、維持や代謝のバランスなど調整することを指します。

前述した、「正常な津液の代謝…」とは全てこの腎の蒸騰気化作用(水分を蒸気のように昇らせる作用)をベースに行なわれているため、腎がもっとも関係の深い臓器といわれるのです。このため、腎は「水臓」とも呼ばれます。

 

肺 ― 肺には宣発、粛降という作用があります。

肺の宣発作用とは簡単にいうと津液や栄養分(水穀の精微という)を全身に散布したり、代謝産物である汗を排泄したりします。

粛降作用はきれいな空気(清気という)を吸入したり、吸入した清気や水穀の精微と津液を下に向けて散布したりします。

また、体内の水液を絶えず下方の腎へ運搬し尿を作る元とする。これらの水液を調整する作用を「通 調水道作用」と呼ぶ。

また、肺が気の流れや津液の流れを治めたり調節したりしていることを「治節作用」という。

このように肺には調節、調整作用が備わっている。

 

この中で尿失禁に関係が深いのは粛降作用と通調水道作用で、津液を下にある腎まで運ぶことです。

 

脾 ― 脾は運化を主る。

運とは中継輸送のことで、化とは消化吸収することです。

脾の運化とは飲食物を精微(エキス)に変化させ(水穀の精微)、そして、それを全身に輸送することです。

運化される物には食物と水液があります。その中でも水液の運化とは、水液を吸収、輸送し全身に散布する作用と余分に余った水分を肺や腎に送り、汗や尿として体外に排泄する作用があります。この作用が尿失禁に関係が深いといえます。また、脾に水穀の精微を上方に昇らせる作用があります(昇清作用)

 

膀胱 ― 膀胱は貯尿の器官です。

膀胱は腎と直接つながっている。尿は膀胱の中に一定量溜め込まれ、意識的に体外に排出されます。

 

その他、三焦は元気と水液が流れる通路の作用がありますが、三焦自体には形が存在しません。(体腔全体のイメージでもよいと思います。)

小腸では大量の水液が吸収されます。

 

基礎的な知識として臓腑の作用中でも尿失禁に関係するものに絞って説明させていただきました。

これらの臓腑の働きにより気血水のバランスが保たれているのですが、なんらかの影響によって臓腑の働きが悪くなり、気血水のバランスが崩れると病気の状態になります。

では、これからどのようにして病気の状態になるのか、症状、治療法などを説明していきます。

 

尿失禁は最終的には膀胱で正常に尿を溜めることができなくなってしまう膀胱失約(拘束する、取り締まることができなくなった)状態になってしまうためにおこります。

この膀胱がコントロールできなくなる理由を病理的な角度から3つのタイプにわけます。

 

< 肺脾気虚 >

 

原因―平素から虚弱体質であったり、長期の咳から肺の気が不足してしまったりして、それが脾に影響して脾の気虚も同時に起こる。

または、飲食を節制しなかったり(食べる時間帯や量、種類)、疲れすぎたりして脾を損傷し、脾気虚になり、そのため肺に栄養を送れなくなり肺気虚が起こる。

両者は互いに影響して肺脾両虚となる。

肺が機能しなくなれば、水道も調整できなくなり、治節(コントロール作用)も弱くなります。

脾が機能しなくなれば、水液の運化が悪くなり、津液も上方に昇らせられなくなります。このような機能の低下が膀胱の貯尿機能に影響して尿失禁になります。

 

症状―尿失禁、下腹部の下垂感、強い疲労、頻尿だが尿量が少ない、声に力がない、食欲不振、などがあげられる。

 

治療―針治療では、肺と脾の気を補う治療をします。肺のコントロール作用、脾の運化作用、昇清作用を助けます。

 

食べて治す―もち米…もち米には脾、胃を丈夫にし、肺を補養する作用があり、止尿作用があります。

炒ったギンナンもいいです(ギンナンは一日5個まで。)

 

< 腎気不足 >

 

原因―虚弱体質、房事過多、重病や手術の後、不養生などが原因となる。

腎の蒸騰気化作用は腎中にある精気がおこなっている。

腎気が不足してしまったため、体内の津液のバランスをとることができなくなり、腎気の中の陽気(各臓腑をあたためる機能)が弱くなると、膀胱を抑えることもできなくなってしまう。

固摂作用も弱くなり (腎気不固)、尿を固摂することができなくなる。

これらの結果、尿失禁となる。

 

症状―尿失禁、腰や四肢のだるさと冷え、精神不振、めまいなど

 

治療―針治療では腎気を補うようにする。腎の陽虚がある場合は温める。

 

食べて治す―山芋。虚弱体質に効果があり泌尿器系の症状を改善させる。

 

 

< 気虚腎虧(キキョジンキ)または肺腎気虚(※虧(キ)とは欠ける・不足の意味) >

 

原因 ― 慢性の咳や病気などから肺気虚になり、それが腎に影響して腎気虚になってしまったため。肺気虚では水道を調節できなくなり、腎気虚は膀胱のコントロールができなくなる。

 

症状 ― 咳とともに尿失禁する。息切れ、活動時に悪化する、腰がだるいなど

 

治療 ― 針治療では肺と腎の気を補う治療をする。

 

食べて治す ― 胡桃(くるみ)。胡桃は肺と腎両方に効果があり、咳を止め、泌尿器に効果 があります。

 

※ 膀胱失約

主にはこれらの3パターンによって尿失禁がおこると考えられるが、中には外からの邪気が直接膀胱に影響して膀胱失約になることもある。

 

<その他の注意点>

 

○利尿作用の強い食べ物は避けましょう ― 冬瓜、みかん、キュウリ、大根、ハトムギ、小豆などは利尿作用が強いので過食は避けましょう。特に冬瓜、みかん、キュウリ、生野菜の過食などは身体を冷やす作用もありますので注意が必要です。

 

○夕方から夜にかけての水分の摂り過ぎや冷たい物の摂り過ぎには気をつけましょう

 

○足腰が冷えないようにしましょう

 

○骨盤低筋体操をしましょう

 

このように、中医学ではタイプ別に分けて治療するのと同時に生活の中からチェックし改善さえて身体全体を変えていきます。ですから、治療したからといって冷たいものをたくさん食べたり身体を冷やしたりしては意味がありません。治療をするときには、生活も気をつける。これが中医学ではとても重要です。

体力が衰えてしまって尿失禁になってしまった場合、体操することさえも困難な場合もあるとおもいます。針治療では衰えた体力を補う治療があります。また、適切なアドバイス、日頃の身体の管理などを同時におこない生活の質を上げていっていただきたいとおもいます。

 

中医学(東洋医学)全般(鍼灸・漢方・食事療法・体質改善)のご相談はお気軽にどうぞ。

 

◎ 当院での治療をお考えの方へ

 

= 本来の東洋医学の治療の姿に関して一言 =

当院では局所治療に限定せず、あくまでも身体全体の治療・お手当てを目的としております。

例えば、「ギックリ腰」や「寝違い」といった急激な痛みに対して、中医鍼灸の効果 は高いのですが、これも局所の治療にとどまらず全体的なお手当てを行なっているからなのです。

 

急性の疾患にせよ慢性の疾患にせよ、身体の中で生じている検査などには出てこない生命活力エネルギーのバランスの失調をさぐり見つけ出すことで、お手当てをしております。

ゆえに、慢性の症状を1~2回の治療で治すというのは難しいのです。

西洋医学で治しにくい病・症状は、中医学(東洋医学)でも治しにくいのは同じです。ただ、早期の治療により中医学の方が治し易い疾患もございます。

例えば、顔面麻痺・突発性難聴・頭痛・過敏性大腸炎・不眠・などがあります。

大切なのは、あくまでも違う角度・視点・診立てで、病・症状を治してゆくというところに中医学(東洋医学)の意味合いがございます。

 

当院の具体的なお手当てとしては、まず、普段の生活状況を伺う詳細な問診や、舌の色や形などを見る舌診などを行い、中医学(東洋医学)の考えによる病状の起因診断を行います。

これは、体内バランスの失調をさぐり見つけ出すために必要な診察です。この診察を踏まえたうえで、その失調をツボ刺激で調整し、元の良い(元気な)状態へ戻すことが本来の治療のあり方です。

又、ツボにはそれぞれに作用があり、更にツボを組み合わせることで、その効果 をより発揮させる事が出来ます。

 

しかしながら、どこの鍼灸院でもこの様な考えで治療をおこなっているわけではありません。一般 的には局所的な治療を行なっている所が多いかと思います。

 

少しでも多くの方に本当の中医鍼灸をご理解して頂き、お体のために役立てていただければ幸に思います。

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