漢德現代中醫診所で研修した内容の一部を、今回と次回のコラムで簡単にではありますが、ご紹介したいと思います。
写真のような機械を、血圧器をつけるように、手首にまきつけます。
この機械によって、脈診ができるだけでなく、血圧、自律神経などもはかることができます。
計測したものが、パソコンのモニターに表示されます。
経験ある中医師とのレベルの差があれば、この機械を使用する必要性が薄れてしまいますが、
張先生いわく、張先生がみた脈と、機械がみた脈に違いはないそうです。
初学者の場合、自分でみた脈と、機械が測定した脈を統合することによって、勉強にもなります。
日本のとある会社が製作しようと思ったそうですが、日本には、脈診のデータも少ないため、話が進んでいないそうです。
台湾や中国に比べて、中医学による治療の経験が少ない日本にこそ、こういった機械があったほうが良いなと思います。
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
台湾 脈診