日々の養生
- 2020/08/05
- 「陽虚」タイプの食事
2020年07月22日のコラム『タイプ別の体質』で7つの体質があることをお伝えしましたが、今回のコラムでは、「陽虚」についての食事のアドバイスを書き込みたいと思います。
タイプ別の体質(20200722)
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200722-3169/
体を温める作用のある食材を意識して摂るとよいでしょう。
体を温める作用のある食材には、たとえば、
にら・生姜・にんにく・ねぎ・羊肉・唐辛子・玉ねぎ・からし・黒砂糖・シナモン・胡椒・紅茶などがあります。
控えたほうがいい食材は、
体を冷やす作用のある食材(きゅうり・スイカ・トマト・苦瓜・ウーロン茶・ビール・緑茶など)は控えるようにしましょう。
体を冷やす食材や冷たいもの、生ものは摂りすぎないようにしましょう。
セルフ健康チェック
https://www.dokutoruyo.com/check/
「気虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200726-3171/
「血虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200729-3173/
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/08/12
- 難聴や耳鳴りの方の来院数増加
楊中医鍼灸院には、難聴や耳鳴り、耳の詰まり感などの耳の症状の方も多くご来院されていますが、
今年は例年以上に増えているように感じております。
では、なぜ増えているのでしょうか。
考えられるのは、
ひとつに、新型コロナウィルスの流行にともなって生活が大きく変わったことが考えられます。
大きな環境の変化によって、ストレスや疲労が増えました。
JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科の診療部長である石井正則先生は、「コロナ難聴」や「コロナ耳鳴り」と表現されております。
中医学ではストレスが増すと、気の流れが停滞してしまい、耳の流れも悪くなることで症状が出ていると考えられます。
もうひとつは、長い梅雨での気圧の変化や湿気の影響が考えられます。
今年(2020年)の梅雨はとにかく長かったですね。
7月は、日本気象協会のHPによると、「晴」の文字があるのが、2日㈭と19日㈰の「曇のち晴」のみです。
気圧に変動があると、人間の身体はストレスを感じ、交感神経が活発になります。それによって、不調がでます。
ちなみに、気圧の変化は耳で感じ取っています。
また、湿度が高いと、スポンジが水を吸うと重たくなるように、人の身体も湿気を吸収して、体が重く感じたり、脾(消化器)の働きを低下させたりと、様々な影響を体に及ぼします。
湿気は適度にある分には問題ないのですが、湿気が多くなると身体への負担が増します。
身体に湿気が入り込み、溜まってしまうと、
耳のリンパ液の流れが悪くなったり、血行が悪くなったりするために耳鳴りや聞こえにくいといった耳の症状がでます。
そのほか、
身体が重くて怠い、食欲低下、軟便、吐き気、胃がムカムカする、湿疹や痒みといった皮膚症状、気分の落ち込み、やる気が出ない
などが症状として出ることがあります。
湿気の影響がどのような症状として出るかは、人によって異なります。
早め早めのケアをオススメいたします。
当院の突発性難聴のページにチェック表がついていますので、中医学的にご自身がどういったタイプなのか把握してみてください。
https://www.dokutoruyo.com/nancyo/
お問い合わせこちら↓
https://www.dokutoruyo.com/contact/
お気軽にご相談ください。
参考文献
・日経ヘルス 2020年8月号
・[図でわかる]中医針灸治療のプロセス
・全訳 鍼灸治療学
・針灸治療大全
・いかに弁証論治するか【続篇】
・まんがでわかる天気痛の治し方
・ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方 体と心をいたわる365のコツ
・日本人が書いた中医鍼灸実践マニュアル 下巻
参考HP
東京都心(大手町)(東京都)の過去の天気(実況天気・2020年07月) - 日本気象協会 tenki.jp
https://tenki.jp/past/2020/07/weather/3/16/47662/
吉祥寺 中医学に基づく 難聴
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/08/30
- 冷房と痛み
暑い日が続いています。
梅雨時期に多かった、湿気による影響は少なくなりましたが、
別の影響を受けるかたが増えてきました。
それは、冷房による「冷え」の影響です。
また、暑い日は、冷たい飲みものやアイスクリーム、かき氷など、体を冷やしてしまうものを多く摂ってしまいます。
中と外、両方から冷えていってしまいます。
冷房によって体が冷えることによって、血行不良や筋肉が硬くなり、痛みやしびれが増すかたが増えています。
冷たいものを多くとっていると、胃腸の働きが低下してしまい、夏が終わるころには、身体が怠かったり、重かったり、食欲がなくなったりといった症状が出始めます。
冷房の温度に気を付ける、上着で調整する、冷たいものを多く摂りすぎないようにする、体を温める食材を取り入れるなどの工夫をしてみるとよいでしょう。
お灸もおすすめです。
クーラー病(冷房病)によって、体に不調の出ている方には、中医学による鍼灸治療もおすすめです。
当院の治療に関しては下記もご参照ください。
治療の流れ
https://www.dokutoruyo.com/about/#a3
治療方針
https://www.dokutoruyo.com/about/#a4
カッピングについて
https://www.dokutoruyo.com/about/#a6
中医学について
https://www.dokutoruyo.com/medicine/
当院について
https://www.dokutoruyo.com/about/
お問い合わせ
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吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/09/02
- 「陰虚」タイプの食事
2020年07月22日のコラム『タイプ別の体質』で7つの体質があることをお伝えしましたが、今回のコラムでは、「陰虚」についての食事のアドバイスを書き込みたいと思います。
タイプ別の体質(20200722)
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200722-3169/
体を潤す食材や熱を冷ます食材を意識して摂るとよいでしょう。
体を潤す食材や熱を冷ます食材には、たとえば、
イカ・豚肉・豆乳・チーズ・ヨーグルト・牡蠣・山芋・鶏卵・黒きくらげ・黒豆・黒ごま・ほうれん草・オクラ・アスパラガス・にんじん・クコの実・小松菜・エリンギ・鶏肉・牛肉・ぶり・きゅうり・トマト・レンコン・セロリ・アボカド・バナナ・苺・柿・メロンなどがあります。
控えたほうがいい食材は、
唐辛子などの辛いものや、体を温める食材(生姜・ねぎ・にんにく・焼酎・シナモン・にらなど)などがあります。
セルフ健康チェック
https://www.dokutoruyo.com/check/
「気虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200726-3171/
「血虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200729-3173/
「陽虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200805-3177/
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/09/09
- 「気滞」タイプの食事
2020年07月22日のコラム『タイプ別の体質』で7つの体質があることをお伝えしましたが、今回のコラムでは、「気滞」についての食事のアドバイスを書き込みたいと思います。
タイプ別の体質(20200722)
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200722-3169/
「気」の流れを良くする食材を意識して摂るとよいでしょう。
「気」の流れを良くする食材には、たとえば、
きんかん、梅の花、ジャスミン(茶)、らっきょう、みかん、柚子、春菊、にら、大根、シークワーサー、レタス、酢、紫蘇、陳皮などがあります。
控えたほうがいい食材には、
味の濃いもの、唐辛子や山椒などの辛いものや、体を温める食材(生姜・にんにく・焼酎・シナモンなど)などがあります。
セルフ健康チェック
https://www.dokutoruyo.com/check/
「気虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200726-3171/
「血虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200729-3173/
「陽虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200805-3177/
「陰虚」タイプの食事
https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200902-3187/
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
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