コラム

2021-10-27
養生灸のすすめ【楊先生のちょっとためになる話86】

当院の養生灸ポイントです。季節の変わり目に大変良い灸点を挙げてみました。

 

お灸が苦手な方は指圧を行ってあげるだけでも違ってきますので、どうぞお試し下さいね。

 

①関元(かんげん)
【位置】
おへそから指4本下のところ
 
関元と言うツボは、元気の関所と言う意味あいで、その名が付けられました。
このツボを定期的に指圧、或いはお灸をすえてあげると体力増進、疲労回復につながります。
 
②足三里
【位置】
むこうずねの外側を下から上にさすりあげ、指の止まるところから外側に指2本のところ
 
足三里は三千里(12km)歩いても疲れないと言う意味あいがあるツボで体の免疫力や体の中の活動エネルギーを出させるツボです。
 
③三陰交
【位置】
内くるぶしの最も高いところから指4本上のケイ骨の際のところ
 
三陰交は、中医学の中で、脾・肺・腎の3つの臓器エネルギーが交わる道筋のポイントで血液を流したりするのに役立つツボです。体の新陳代謝を良くします。
 
 
この3つのポイントを常時刺激してあげると必ず体に良い結果がでます。 
(お灸がこわい方は指で押さえるだけでも効果があります。)
 
他に、寝付きの悪い方や目の覚めやすい方には、失眠(しつみん)というツボがおすすめです。

失眠

【位置】

かかとから指3本のところ

 

強いストレスがかかると、全身がコリ固まってしまいます。

 

コリは、肩や首、腰などだけではなく、頭、顔、手、足にも、自覚がなくてもうまれるものです。

 

コリが強くなると、痛みで眠れないこともあります。

 

また血行が悪くなるので、冷えや、全身のだるさで眠れない場合、日常の問題になってしまう可能性もあります。

 

コリは、コリを強く感じる部分を直接刺激するよりも、ツボを刺激させて全身の緊張を解きほぐす命令をだしてやった方が効果的です。

 

「なぜ、耳たぶ?」と思うかもしれませんがじっくり続けると、体が軽くなることを実感できるので、根気よく継続しましょう。

 

<マッサージの方法>

耳たぶを親指と人差し指で挟みツボを刺激します。

やさしく摘んだり、少し強めにしたりを繰り返してみてください。

 

・このマッサージは、夜寝る前にするのが効果的です。

・ツボを押すときは、あまり強く押さずになでるようにして押してください。

・強く押しすぎると、刺激を与えすぎて血行を悪くしたりしてしまうこともありますので、ご注意ください。

・マッサージの回数は、5~10回、1~2分間だけにしてください。

・1回に長い時間続けると、かえって体に負担がかかりますので、ご注意ください。

 

 

 

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気温が下がる時期の過ごし方【楊先生のちょっとためになる話83】

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「秋」の上手な過ごし方【楊先生のちょっとためになる話84】

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