前回のコラムで述べさせて頂いた話の補足です。
なぜ中医学の体質学を把握していないと食材アドバイスが出来ないのかと申しますと…食材には性質があります。
温、熱、平、涼、寒と言う性質です。これは、西洋医学の栄養学とまた違う視点で中医学は食材を見ている点でもあります。
例えば、冷え性を改善されたい方は、温、熱性の食材を普段から多く摂取されると冷え性が緩和されやすくなります。
温や熱性の食材を摂ることにより身体の内側から熱量を補う作用に働きかけるからです。
体質を確り分析し治療を進めることは大切なことかと存じます。それと食材の性質を知ることも大切です。
要するに自分の体質に合った食材を摂ることは治療の一環とも言えます。
医食同源と言う言葉があるぐらいですから、食事療法も体質改善の一助として役に立つと思います。