梅雨の自然条件は、「湿気」です。
この時期は暑くて、雨が多く、上空からの暖かい空気(陽熱)と地面 に降った雨が蒸し合って「湿気」となり、一年中で「湿気」がもっとも多い季節になるのです。
この時期に、長い間雨にうたれたり、よく乾燥していない服を着たり、「湿気」の多い所に居住していたりすると「湿邪」によって病に至ってしまいます。
「湿邪(しつじゃ)」って?
「邪気」とは、体に良くないもの、いらないものという意味です。
「湿邪」とは、読んで字のごとく「湿気の邪気」という意味で、湿気は毛孔から体に侵入する体には有害なものなのです。これが体に入り込むと下記のような状態になることがよくあります。
「湿邪」は重く濁っていて、粘りっこく、下降していくという特徴があります。
「湿邪」に侵されると、胃が重苦しく、腹部が張ったり、下痢をしたり、むくみを起こし、また頭やからだが重々しくなり、関節痛も起こりやすくなります。
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