コラム

2021-06-02
夏バテ予防はどうすればいいの?【楊先生のちょっとためになる話70】

夏バテは、鍼灸でも予防・改善することが可能ですが、それ以前に食べ物でも予防・改善をすることができます。

 

その代表的な食べ物が以下の3つの食材です。

緑豆・レンコン・冬瓜

 

これらの食材は、いずれも身体の熱を取り、のどの乾きをいやします。

 

冷たいものを摂りすぎて、からだ(特に胃腸)を冷やし、食欲不振などを伴う夏バテになるのを防ぐ効果があります。

 

ただし、トイレの近い人、冷えのある人は逆効果 になる場合もありますので多食しないように気を付けて下さい。

 

 

緑豆(リョクズ:モヤシの種です。)

中国では、昔から常に緑豆(リョクズ)を病気の予防治療に利用する習慣があります。

 

緑豆60グラムを煎じて(水5:緑豆1の割合で、土瓶などで煮出します)お茶代わりに飲むと良いでしょう。

 

汁のみ飲用する場合は、とろ火で30分、皮も食用とする場合は、とろ火で40分煮出してください。

飲みにくい人は、ハチミツで味を調えると良いでしょう。

これは、 夏季の清涼飲料として大変よく、糖尿病にも効果 があります。

 

 

レンコン

レンコン250グラムを薄切りにし、レモン薄切り適量を氷水で30分ほど冷やした後、ハチミツ適量(お好みの甘みがでるぐらいです)を混ぜ、食べます。

 

 

冬瓜(トウガン)

冬瓜(トウガン)半分を2リットルの水でトロトロになるまで煎じてお茶代わりに飲みます。黒砂糖を好みで混ぜるとより良いでしょう。

 

 

 

上記3つの食材以外でも、

旬に合った食べ物を積極的に摂るようにしましょう!

 

 

 

夏には、緑豆、なす、キュウリ、スイカ、トマトなどの涼性食品を食べると、皮膚が涼しく感じ、吹き出物が少なくなるので、暑気払いに食べると良いでしょう。

 

また、羊肉、牛肉などの温性食品を食べ過ぎると出血や吹き出物が出やすくなりますので、お肌が気になる人は特に気を付けて下さい。

 

旬の食材というのは、その時期の身体に良い影響を与える成分が多く含まれているものです。

 

今では年中どの食材も手に入ってしまうので見失いがちですが、ご自身で積極的に旬の食材を摂るように心がけると 自ずとからだの調子も整ってくることと思います。

 

 

夏バテ予防と梅雨時の過ごし方は?【楊先生のちょっとためになる話69】

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夏バテに効くツボは?【楊先生のちょっとためになる話71】

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梅雨時の過ごし方は?【楊先生のちょっとためになる話72】』

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「湿邪」に対する食べ物は?【楊先生のちょっとためになる話73】

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夏バテ予防と梅雨時の過ごし方 まとめ【楊先生のちょっとためになる話74】

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