人にはどのような体質があるのでしょうか。
基本的には、7つの体質があります。
以下の通りとなります。
気虚タイプ
気虚とは、体を健全に動かしたり、内臓の働きを促進させたり、体を温めたりする「気」が不足しているタイプ。
疲労感、倦怠感、風邪をひきやすい、食欲不振、軟便・下利をしやすいなどの症状が現れやすい。
血虚タイプ
「血」は皮膚や髪の毛などを栄養する働きと、精神的に安定させる働きがある。血虚とは、その「血」が不足しているタイプ。
不安感、肌につやがない、めまいや立ちくらみ、抜け毛、髪の毛が細い、目の疲れ、夢をよく見るなどの症状が現れやすい。
陽虚タイプ
陽虚とは、体を温める力が低下しているタイプ。
寒がり、疲れやすい、手足や全身が冷えやすい、むくみやすいなどの症状が現れやすい。
陰虚タイプ
陰虚とは血や津液などの「陰液」が不足して体を潤す働きが低下しているタイプ。
のぼせやほてり、肌の乾燥、寝汗、微熱、のどが渇く、便が硬いなどの症状が現れやすい。
気滞タイプ
気滞とは、「気」の流れが停滞して滞っているタイプ。
憂うつ感、イライラ、怒りっぽい、ゲップやおならが出やすい、脇腹が張る、気持ちの浮き沈みが激しいなどの症状が現れやすい。
瘀血タイプ
瘀血とは、「血」の巡りが悪く滞っているタイプ。
しみやそばかすができやすい、慢性的な痛みの症状がある、顔や唇の色が暗い、生理痛がひどい、目の下にクマができやすいなどの症状が現れやすい。
痰湿タイプ
痰湿とは、水分代謝が低下して、体に余分な水分が滞っているタイプ。
痰が多い、頭重感がある、むくみ、にきび、吹き出物、軟便・下痢をしやすい、体が重怠いなどの症状が現れやすい。
自分自身の体質を知りたい方は、セルフ健康チェックをご利用くださいませ。
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吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院