コラム

2020-05-09
中医学で考える心療内科系の疾患について【楊先生のちょっとためになる話44】

中医学では、心療内科系の疾患(例:心身症、対人恐怖症、不安神経症、うつ症状、不眠、自律神経失調など)に対し、どう捉えるのでしょうか。

 

中医学でこれらの疾患について 基本的には、「気」のエネルギーの停滞による影響が主な原因と捉えています。

 

また、〝精神的な負担〟が増せば増すほど「気」のエネルギーの消耗につながり、「気」のエネルギーの停滞に影響を与えてしまっています。

 

人は、単に肉体的に体を動かすことだけでエネルギーを消耗するわけではありません。

 

精神的な気配り、例えば「気を使う」という言葉でもわかる様に、精神的な面でも知らず知らずのうちに、「気」のエネルギーを消耗しているのです。

 

〝ストレス〟も同じです。気持ちの上で〝嫌だな〟と考えたり、悩んだりすることで、「気」がスムーズに流れなくなり、「気」の停滞を起こしてしまうわけです。

 

「気」のエネルギーが消耗し停滞すると、おのずと「体を整える力」(自然治癒力)が不足してきます。

 

体を整えようとしても思うように働かなくなり、結果 体調不良を起こしてしまうのです。

 

 

では、中医学の心療内科系の症状の治し方は、どのようにするのかといいますと、不足したり停滞している「気」の調節が基本となります。

 

各臓器は、「怒る」、「思う」、「悩む」、「悲しむ」といった精神状態と深いつながりがあります。そしてこの精神状態によって、各臓器の「気の」エネルギーへの影響や負担が違ってきます。

 

例えば、イライラ、怒る、ストレスなどの精神状態がある場合は、肝の「気」の流れに影響を及ぼします。

 

そのために〝頭痛〟が出たリ、〝全身が凝ったり〟します。さらに肝の「気」エネルギーは、中医学では〝目の働き〟もコントロールしていると考えていますので、〝眼精疲労〟〝目の充血〟などの症状が出やすくなります。

 

また、思う・悩むといった精神状態ですと、脾・胃の臓腑に影響を及ぼします。

 

そのため〝食欲不振〟〝空腹感があるがあまり食事を摂りたくない〟というようなことが起こります。

 

これはやはり、思う・悩むということにより、脾・胃のエネルギーに気滞を起こし脾・胃の働きが鈍ってしまったために起こる症状なのです。  

 

このように、その時の感情、精神状態により、体への反応、症状の出方は様々です。

 

中医学ではその感情、精神状態により手当ての仕方、ポイントが違ってきます。

 

ですから鍼灸治療、その時々の症状に合わせてさじ加減をし、手当てを行なっていくことになります。

 

その結果 、 長引いている症状が軽減し、治って行くのです。

 

 

 

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吉祥寺 中医学に基づく 心療内科

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