コラム

2020-03-14
中医学のツボ療法で風邪予防【楊先生のちょっとためになる話19】

手の平にある合谷(ごうこく)というツボと、下肢にある足三里(あしさんり)のツボに刺激を与えてあげると、肺の機能を高めるとともに免疫力が高まり、風邪予防につながります。

 

また、この2つのツボには胃腸を整えたり、エネルギーを体全体に行き渡らせる効果もあるので、定期的にツボ押しを行うと良いでしょう。

 

合谷:手の甲を上に向け、指を開いて反らせます。 親指の骨と人差し指の骨が交わる部分の手前にあります。

 

足三里:ひざの皿の外側のすぐ下のくぼみから、外くるぶしに向かって手の指の横幅4本分下がったところにあります。

 

風邪を引いて鼻づまりがある場合は、合谷と印堂というツボを押したり、さすったりすると、鼻の通りが良くなります。

 

印堂(いんどう)は、左右まゆ毛の間の真ん中にあります。

また、鼻腔の両サイドの、迎香(げいこう)というツボも、鼻水、鼻づまりに効くツボです。

 

咳が止まらないときは、尺沢(しゃくたく)や天突というツボを押すとよいでしょう。尺沢は、ひじの横じわの所にあるツボです。

 

天突(てんとつ)は、仰向けになったとき、のど仏の下方と鎖骨の間のくぼみにあるツボです。天突から胸の方へ上下(1.5cm)にさすると、咳止めの効果 があります。

 

 

 

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吉祥寺 中医学に基づく 風邪

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