PMSをコントロールするには、「食生活の改善」、「運動の習慣」など、〝ストレス解消の工夫〟をすることが大切です。
また、月経周期、基礎体温、症状の度合いなど、毎日の記録から自分のリズムを知る事も重要です。
大切なのはあやふやな記憶に頼らず毎日つけることです。
3周期続けると「PMSだと思っていたが別の原因だった」など、自分の症状が何であるか浮かびあがってくるでしょう。
そして、PMSのセルフケアを考える場合、見直すべきは「食生活」です。
体を作るために必要なたんぱく質にカルシウム、体の調子を整えるビタミンやミネラル類、元気で過ごす為の糖質や脂質エネルギー。
この六つの栄養素をバランスよく摂取するのが基本です。
いつの間にか、少しずつのバランスの崩れが毎月のPMS症状を悪化させる原因になっていたのです。
また、月経前になると甘いものやカフェイン、水分が欲しくなるという傾向に気づいていらっしゃる人はいませんか?
その食品がPMSの症状を増しているかもしれないのです。
PMSの症状を確実に悪くしていると分かっているのは〝塩分〟や〝脂肪分の多いもの〟、〝砂糖〟や〝カフェイン〟などです。
できれば、これらのものは控えましょう。
そしてPMSの軽減に効果があるとされる食事に切り替えてみましょう。
その食品とは、黄色野菜、季節の果物、オリーブ油、ごま油、味噌や豆腐、納豆などの大豆製品、昆布やわかめ、ひじきなどの海藻類、ごま、アーモンドなどです。
これらはビタミンB6を多く含んでいるので積極的に取るよう心掛けましょう。
なぜならば、このビタミンB6の欠乏がPMSの原因とも言われているからです。
ビタミンB6を多く含む食品は、この他にも、玄米、鶏肉、いわし、かつお、さけ、さば、大豆などがあります。
このような食生活を一度試してみて下さい。
そして、睡眠をよく取ることも大切ですね。
運動はPMSの不快症状を解消し、月経前のイライラなども静めます。
運動を習慣にすることはPMSのセルフケアでも比較的大切な項目です。
特に月経1~2週間前はPMSの現れやすい時期でもあるので意識して運動量を増やしてみましょう。
ウォーキングやジョギング、テニスなどの全身運動には体の充血の改善、また背中や腹部の筋肉を強くしますので腰痛、腹痛予防に効果的です。
そして、水分貯蓄や浮腫の解消、浄化作用で便秘の改善にもつながります。
コラム『月経前症候群(PMS)』
https://www.dokutoruyo.com/column/cate2/20200202-2342/
コラム『月経周期のお話』
https://www.dokutoruyo.com/column/cate2/20200204-2354/
コラム『月経前症候群(PMS)の中医学によるアプローチ』
https://www.dokutoruyo.com/column/cate2/20200205-2363/
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