コラム

2019-09-13
月経痛が非常に強い場合、妊娠に影響はある?

月経痛は、「血」の巡りが悪くなっている証拠です。

月経血が完全に外へ排出されることによって、子宮の中も体も掃除されることに繋がります。

 

月経痛は痛いのが当たり前、と思われている方がおりますが、月経痛が非常に強い方は、体に何か問題があります。

 

腰やお腹が、多少重く感じたり、ごく軽い痛みが感じる程度なら問題はありません。

 

仕事や家事を休まなければならない程、痛みを感じる場合は、注意が必要です。

 

子宮や卵巣に病気がなく、鎮痛剤を飲んで痛みが治まるのであれば、問題はないと思います。

 

ただし、中医学では、痛みを抑えるだけでは、根本的に症状が解決されたとは考えません。

 

月経痛は、子宮の収縮が激しい一方で、「血」の巡りが滞っている証拠と捉えております。

それは「瘀血」があるということです。流れの悪い「血」が体内の所々にあるということでもあります。

 

月経の排泄が、スムーズにいかないために、卵胞期・排卵期・黄体期に何らかの影響が及ぶと考えます。

 

月経痛があるから必ずしも不妊症になるわけではございません。

 

不妊症の原因となる病気が隠れている場合があります。

そのため、婦人科でのチェックが必要になります。

その結果、特に目立った病気がなく、痛みが強い場合は、月経痛の根本的な原因「瘀血」の改善が必要です。

 

 

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