コラム

2019-03-12
【産科・婦人科疾患】月経不順2~食養生編~

●タイプ別にみる生活養生・食養生●

自分の月経周期や随伴症状などからタイプ(体質)を判断できた方はこれから説明していきます、タイプに合った食養生を1つでも2つでも毎日の生活の中に取り入れ、実践してみてください。体質が徐々に改善し体調がよくなり、症状が軽くなっていくのが実感できると思います。

 

  

★血熱タイプ★

~生活習慣~

油っこい食べ物や辛い食べ物、肉類、アルコール類は

できるだけ控えましょう。

気持ちを落ち着けて、リラックスできる時間を1日のうち

どこかでつくりましょう。

      

~体の熱を冷ましてくれる食べ物を(適度に)摂りましょう~

(野菜)きゅうり、トマト、冬瓜、苦瓜、レタス、なす、ごぼう、大根

(果物)すいか、なし、バナナ、柿、レモン 

(豆類)豆腐、豆乳、緑豆

(お茶)緑茶、ウーロン茶、菊花茶、薄荷(ミント)茶

*ここでいう体の熱を冷ましてくれる食べ物とは、アイスや冷たいジュースなどではなく食べ物の性質自体が熱を取ってくれる働きがあるということです。

     

~熱性の強い食べ物は血熱を助長させるので避けましょう~

(野菜)にんにく、生姜、にら、ねぎ

(果物)竜眼

(肉類)羊肉

(豆類)そら豆、落花生

(スパイス)唐辛子、コショウ、シナモン

(お茶)杜仲茶、ほうじ茶、

      

★脾気虚タイプ・腎気虚タイプ★

~生活習慣~

消化が良く、栄養バランスの取れた食べ物を心がけましょう。

消化が弱い脾気虚タイプの人は、消化・吸収をよくするためにもよく噛んでゆっくり食べましょう。

スタミナが切れやすいこのタイプの人は、穀物をしっかりとり、睡眠もしっかり取るように心がけて下さい。

ダイエットによる食事制限は禁物です。

 

 ~エネルギーを益す食べ物を(適度に)摂りましょう~

○脾気虚タイプ

(穀類)うるち米、粟米、小麦製品

(豆類)大豆や大豆製品、牛乳

(肉類)牛肉、鶏肉、烏骨鶏

(野菜)山芋、じゃがいも、里芋、かぼちゃ、人参

(魚類)いか、貝柱、

(果物)なつめ、もも、さくらんぼ

(お茶)杜仲茶、ほうじ茶、なつめ茶

 

○腎気虚タイプ・・上記の食べ物にプラス

         栗、くるみ、黒ごま、クコの実

 

~体を冷やす食べ物、辛い食べ物、油っこく味の濃い食べ物は

胃を刺激し気を消耗させるので避けましょう~

辛い食べ物・・青唐辛子、ねぎ、コショウなど

冷やす食べ物・・すいか、バナナ、イチジク、なし、苦瓜、薄荷など

 

★血虚タイプ★ 

~生活習慣~

月経中から月経後にかけては、出血により体が消耗しているのでこの時期は、血液を補う食事を心がけ、睡眠もしっかりとりましょう。

頭や目の使いすぎは血を消耗させてしまうので、この時期は極力長時間のパソコン作業や、夜遅くまでの勉強、仕事は避けましょう。

ダイエットによる食事制限も禁物です。

 

~血を補う食べ物を摂りましょう~

(穀物)黒豆、赤豆、もち米、小麦

(豆類)黒豆、豆乳

(野菜)ほうれん草、小松菜、

(肉類)動物のレバー、赤みの多い肉

(魚類)まぐろの赤身、牡蠣、しじみ

(木の実)黒ごま、クルミ、なつめ

(ドライフルーツ)レーズン、プルーン、ブルーベリー

(お茶)竜眼茶、ライチ茶、クコの実茶

  

★肝鬱気滞タイプ★   

~生活習慣~

イライラしやすく、ストレスを感じやすいこのタイプは、ヨガや気功などの呼吸法やストレッチでリラックスできる時間を作りましょう。その時、室内でアロマオイルやお香を焚くと、気持ちが静まり部屋の空気も変わるので心身ともに気分が落ち着きます。

お風呂に入る時や寝る前に、みかんやレモンの柑橘類の皮を袋に入れて香りを楽しむのもよいものです。

 

~香りの高い食べ物を摂ることにより鬱々とした気持ちを発散してくれます~

(野菜)春菊、三つ葉、みょうが、シソの葉、パセリ、セロリ

(果物)みかん、レモン、グレープフルーツ、きんかん、ゆず

(お茶)ジャスミン茶、ミントティー

 

★血寒凝滞タイプ★         

 

~生活習慣~  

・実寒タイプ

月経中に冷たい食べ物は避けましょう。

夏場のクーラーによる冷やし過ぎや冬場の薄着には気をつけましょう。

・虚寒タイプ

体が冷えやすい月経中は、腹巻やズボンをはくようにし下半身を冷やさないようにする。冷えの強い人は、下腹部や腰(下腹部と同じ高さで)にホカロンを貼って温めるとよいです。

 

~体を温める性質の食べ物を摂りましょう~

(穀類)もち米

(野菜)にら、にんにく、ねぎ、生姜

(肉類)羊肉

(スパイス)唐辛子、コショウ、シナモン、黒砂糖

(お茶)生姜入り紅茶(甘くして飲みたい時は黒砂糖やはちみつ、麦芽糖を入れて) 

 

~体を冷やす性質のある食べ物は極力避けましょう~

(野菜)きゅうり、トマト、冬瓜、苦瓜、レタス、なす、ごぼう、大根

(果物)すいか、なし、バナナ、柿、レモン 

(豆類)豆腐、豆乳、緑豆

(お茶)緑茶、ウーロン茶、菊花茶、薄荷(ミント)茶

 

★痰湿タイプ★

~生活習慣~

甘いものや味付けの濃いもの、油っこい食べ物は控えましょう。

水分代謝が悪く、水太りしやすいので水分の摂りすぎには注意して下さい。また、冷たい物(アイスやジュース)は控えめにしましょう。

運動は規則的にじんわり汗をかくくらいのウォーキングなどがおすすめです。汗だくになってやる必要はありません。

梅雨の時期は湿気の影響を直に受けるので、この時期は食べ物に気をつけましょう。

 

~水分を排出してくれる働きのある食べ物を摂りましょう~

(穀類)はと麦、とうもろこし、小豆、黒豆

(野菜)冬瓜、白菜、山芋、トマト、チンゲンサイ

(魚類)こい、ふな

(果物)すいか、ぶどう、メロン

(お茶)紅茶、ジャスミン茶、緑茶 

 

≪その他日常生活での注意点≫

1.

基礎体温を毎日つけましょう。

基礎体温を測ることにより自分の体の状態(体内リズム)を目でみてわかることが出来ます。

2.

月経1週間前は、消化しやすく栄養に富んだ食べ物を多く摂るようにしましょう。豆類、魚類の高たんぱく食、緑黄色野菜、果 物、適度な水をバランスよく摂ることにより月経中に失われる血液を補うことができます。

3.

月経後は栄養に富んだ食べ物を多く摂るようにしましょう。

(たんぱく質、鉄、食べ物、主に、肉類、動物のレバー、牛乳、乳製品)

4.

月経中は、体を冷やさないようにしましょう。

冷たい飲み物や冷たい風に直接あたらないよう気をつけましょう。

5.

睡眠はしっかりとりましょう。

6.

ストレスはためないよう、運動(ヨガ、気功など)、読書、散歩などで気持ちが安らぐ空間を持ちましょう。

 

尚、このページをお読みになってご質問等ございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

 

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