コラム

2026/05/14
【中医学で読み解く】なぜ雨の前に体調が崩れる?「気象病」の正体と対策

​「天気が崩れると頭痛がする」「体が重だるい」…その不調、実は体内の「湿気」と「自律神経」が関係しています。中医学(中国伝統医学)の視点から、気象病のメカニズムとケア方法をまとめました。

 

​1. なぜ気圧で体調が崩れるのか?

​中医学では、気象病の原因を大きく3つの要素で考えます。

 

​「水(内湿)」の停滞

体内に余分な水分が溜まることで、むくみ、頭痛、だるさを引き起こします。

 

​「気(肝の疏泄)」の乱れ

気圧の変化に自律神経がついていけず、イライラや気分の落ち込み、動悸が生じます。

 

​「胃腸(脾胃)」の弱り

胃腸が弱いと湿気を排出する力が足りず、強い倦怠感や食欲不振を招きます。

 

​2. 鍼灸治療:体の中の「水」と「気」を整える

​鍼灸では、「余分な水を出す(利水)」と「気の流れを整える(調気)」を同時に行い、気圧に負けない体を作ります。

 

代表的なツボと効果

水の巡りを良くする→ 内関・豊隆・陰陵泉 

(めまい・吐き気・むくみの解消)

 

自律神経を整える →百会・太衝・風池 

(頭痛・不安感・ストレス緩和)

💡 ポイント

低気圧が来る「前」に施術を受けたり、お灸で体を温めたりすることで、不調を未然に防ぐ「未病先防」が可能です。

 

​3. セルフケア:日常でできる予防習慣

​治療効果を長持ちさせるために、今日からできる3つの習慣です。

 

​【食】出す力を高める

小豆、ハトムギ、とうもろこし茶など、利尿作用のある食材を意識して摂りましょう。

 

​【動】耳のマッサージ

耳を引っ張ったり回したりして、気圧を感じ取るセンサーがある耳周りの血流を良くします。

 

​【温】首元を冷やさない

自律神経の通り道である首元を保温し、環境の変化に強い状態を保ちます。

 

​【まとめ】

​気象病の本質は、「体内の湿気」と「ストレス」にあります。

鍼灸で巡りを整えつつ、日頃から「出せる体」を作っておくことが、雨の日も軽やかに過ごす秘訣です。

​「最近、天気に振り回されているな」と感じたら…

お一人で悩まず、ぜひ当院にご相談ください。あなたの体質に合わせたオーダーメイドの施術で、健やかな毎日をサポートします。


【本場の中医学に基づいたオーダーメイド施術で、不調の根本原因にアプローチ】

​楊中医鍼灸院では、単なる対症療法ではなく、中国伝統医学の理論である「弁証論治(べんしょうろんち)」に基づき、お一人おひとりの体質や状態に合わせた本格的な鍼灸施術を提供しています。​「検査では異常がないけれど体調が優れない」「長年続く慢性的な痛みから解放されたい」といったお悩みに対し、表面的な症状だけでなく身体の内側のバランスを整えることで、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出します。 鍼・吸玉(カッピング)を用いて、体質改善専門として開院36年目を迎えました。35万人以上の患者様を診ており実績がございます。 

​東京・吉祥寺駅より徒歩8分の閑静な住宅街で落ち着いた空間の中、経験豊富なスタッフが丁寧なカウンセリングと確かな技術で皆様の健康をサポートいたします。どこへ行っても満足できなかった方、本気で体質を変えたい方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

完全予約制 休診日:月・金   

 土・日・祝日も診療しております。

公式ラインからのお問い合わせ・ご予約も可能です。

LINE追加で初診時にご利用頂けるお得なクーポン配信しています。

2026/04/30
​根本から整える「中医鍼灸」とは?

​──「木を見て森も見る」オーダーメイドの治療法

​中医鍼灸を一言で言えば、中国伝統医学の理論に基づき、「体全体のバランス(気・血・津液)」を整える治療法です。

​日本の一般的な鍼灸が、筋肉や神経といった「局所」にアプローチするのに対し、中医鍼灸は「なぜその症状が出たのか」という根本原因(根)を見つめます。

​■ 中医鍼灸の3つのポイント

​オーダーメイドの診断「弁証論治(べんしょうろんじ)」

同じ「頭痛」でも、原因がストレスなのか冷えなのかは人それぞれ。一人ひとりの体質やエネルギー状態を分析し、最適なツボを選び出します。

​五感で読み解く「四診(ししん)」

機械には頼りません。舌の色や形(舌診)、脈の打ち方(脈診)、声の調子などを通じて、体内のSOSを丁寧に読み取ります。

​「未病」を防ぎ、自己治癒力を高める

経絡(エネルギーの通り道)を通じて内臓機能を活性化。「病気になる一歩手前の不調」を改善し、体が本来持つ治癒力を引き出します。

​まとめ

​「肩が痛いから肩を打つ」のではなく、「全身を巡らせて、根本から体質を変えていく」

中医鍼灸は、長引く不調や、原因がはっきりしない「なんとなくのダルさ」を抱える現代人にこそ、おすすめの選択肢と言えるでしょう。


【本場の中医学に基づいたオーダーメイド施術で、不調の根本原因にアプローチ】

​楊中医鍼灸院では、単なる対症療法ではなく、中国伝統医学の理論である「弁証論治(べんしょうろんち)」に基づき、お一人おひとりの体質や状態に合わせた本格的な鍼灸施術を提供しています。​「検査では異常がないけれど体調が優れない」「長年続く慢性的な痛みから解放されたい」といったお悩みに対し、表面的な症状だけでなく身体の内側のバランスを整えることで、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出します。 鍼・吸玉(カッピング)を用いて、体質改善専門として開院36年目を迎えました。35万人以上の患者様を診ており実績がございます。 

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2026/04/09
「ふわふわ・ぐるぐる」の正体は?中医学で紐解く自律神経とめまいの関係

「急に景色がぐるぐる回る」「地に足がつかないようなふわふわ感がある……」

病院で検査をしても「異常なし」と言われ、自律神経の乱れですね、で片付けられてしまうその症状。

実は中医学の視点で見ると、あなたの体の中で起きている「ある異変」がはっきりと見えてくるのです。

​今回は、その不思議な感覚の正体を紐解き、心を穏やかに整えるための知恵をお届けします。

中医学の視点から見ると、自律神経の乱れによる「めまい」は、単なる耳や脳の問題ではなく、「気・血(き・けつ)」の巡りや、内臓のバランスの崩れとして捉えます。

​中医学では、めまいを「眩暈(げんうん)」と呼びます。「眩」は目がくらむこと、「暈」は頭がふらつくことを指します。

 

自律神経を整える養生法

​①「肝」をなだめる香りケア

​ストレスで気が滞っているときは、香りの良い食材で気の巡りをスムーズにする「理気(りき)」が効果的です。

​おすすめ: ジャスミン茶、ミント、シソ、セロリ、柑橘類。

 

​②「脾」をいたわる食生活

​胃腸(脾)を冷やすと、めまいの原因となる「痰湿」が溜まりやすくなります。

​控えるもの: 冷たい飲み物、生もの、甘いもの、脂っこい食事。

​摂るべきもの: ハトムギ、豆類、イモ類(胃腸を元気にして湿気を飛ばす)。

 

​③質の良い睡眠で「血」を補う

​中医学では、夜の11時から深夜3時の間は「肝」が血を貯蔵し、修復する時間と考えます。この時間にしっかり眠ることが、自律神経(肝の働き)を安定させる最大の薬です。

 

中医学の考え方では、めまいは「体が休んでほしい」と発しているサインです。症状を敵として排除するのではなく、自分の生活習慣や心の状態を見つめ直すきっかけにしてみてください。


【本場の中医学に基づいたオーダーメイド施術で、不調の根本原因にアプローチ】

​楊中医鍼灸院では、単なる対症療法ではなく、中国伝統医学の理論である「弁証論治(べんしょうろんち)」に基づき、お一人おひとりの体質や状態に合わせた本格的な鍼灸施術を提供しています。​「検査では異常がないけれど体調が優れない」「長年続く慢性的な痛みから解放されたい」といったお悩みに対し、表面的な症状だけでなく身体の内側のバランスを整えることで、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出します。 鍼・吸玉(カッピング)を用いて、体質改善専門として開院36年目を迎えました。35万人以上の患者様を診ており実績がございます。 

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2026/03/12
中医学基礎用語の意味⑤

六淫とは

病気の原因のうち、自然現象気温気候と関係が深い物を六淫と言う。

風邪、寒邪、湿邪、熱邪、暑邪、燥邪の六がある。自然界の度が過ぎる気候の変化が人の身体に負担を掛ける現象を指します

人は、暑すぎても、寒すぎても生活がしづらいもので…気候に身体がついて行けないと邪気となって病を引き起こすことになるのです。

 

湿邪とは

体内外の過剰な湿気が健康を害する場合、その病邪を湿邪と呼ぶ。

六淫の一つ、浮腫、滲出、重だるい症状、関節のこわばりなどが生じ易い。

水分の停滞と貯留との関係が深い。湿気の多い環境や季節の影響以外に、飲食の不摂生、または胃腸障害など体内の機能失調からも生じ易い。

 

熱邪とは

炎症、発熱、化膿、充血、出血、発赤、乾燥などを引き起こす発病因子。

六淫の一つ。

感染などの病邪と人体とが争う過程で生じやすい。

緊張や情緒変動によって生じることもある。

病気が慢性化した場合にも発生する。

 

湿熱とは

湿邪と熱邪が結びついて生じる病邪。

その両方の性質を兼ね備えている。

痰飲から生じる場合も多い。

湿邪や痰飲による病変が慢性化した場合にみられる。

2026/02/26
中医学基礎用語の意味④

「臓腑」

人体の機能的単位を表す。

その主なるものが五臓六腑。

肝、心、脾、肺、腎の五つです。

呼び名に臓をつけないのは敢えて西洋医学との区別と働きの考えが違って、各々の臓にはメンタル的な管理力が有ると言うのが含まれてます。

これは、中医学の中においてとても大切な捉え方なのです。精神衛生との関わりが強いです。

 

「五臓の臓器について」

​肝(かん):自律神経の司令塔

​ストレスに非常に敏感です。エネルギーの巡りをスムーズにする(疎泄作用)役割があるため、ここが滞るとイライラしたり、目が疲れやすくなったりします。

 

​心(しん):生命活動の主役

​「君主の官」と呼ばれ、全身に血を送り出すポンプ役であるとともに、人間の精神活動の中心です。ここが弱まると、不眠や物忘れ、動悸が起きやすくなります。

 

​脾(ひ):消化器系のエネルギー工場

​胃腸の働きを指します。食べたものからエネルギーを取り出し、全身へ運びます。脾が弱いと、食欲不振や疲れやすさ、軟便、むくみなどが現れます。

 

​肺(はい):バリア機能の守護神

​呼吸を通じて「気」を取り込み、体の表面をガードします。風邪を引きやすい、肌が乾燥する、咳が出るといった症状は、肺の力が弱まっているサインです。

 

​腎(じん):生命力の貯蔵庫

​親から受け継いだ生命エネルギー(精)を蓄える場所です。アンチエイジングの鍵を握る場所で、衰えると白髪、足腰の弱り、耳鳴りなどが現れます。

 

 

また、六腑というのは、胃、小腸、などで、飲食物の消化吸収や排泄を主る。

臓と腑とは表裏関係にある。精神活動を含めた人間の機能すべてが臓腑に分類されてます。


【本場の中医学に基づいたオーダーメイド施術で、不調の根本原因にアプローチ】

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