中医学のあれこれ
- 2026/03/12
- 中医学基礎用語の意味⑤
六淫とは
病気の原因のうち、自然現象気温気候と関係が深い物を六淫と言う。
風邪、寒邪、湿邪、熱邪、暑邪、燥邪の六がある。自然界の度が過ぎる気候の変化が人の身体に負担を掛ける現象を指します
人は、暑すぎても、寒すぎても生活がしづらいもので…気候に身体がついて行けないと邪気となって病を引き起こすことになるのです。
湿邪とは
体内外の過剰な湿気が健康を害する場合、その病邪を湿邪と呼ぶ。
六淫の一つ、浮腫、滲出、重だるい症状、関節のこわばりなどが生じ易い。
水分の停滞と貯留との関係が深い。湿気の多い環境や季節の影響以外に、飲食の不摂生、または胃腸障害など体内の機能失調からも生じ易い。
熱邪とは
炎症、発熱、化膿、充血、出血、発赤、乾燥などを引き起こす発病因子。
六淫の一つ。
感染などの病邪と人体とが争う過程で生じやすい。
緊張や情緒変動によって生じることもある。
病気が慢性化した場合にも発生する。
湿熱とは
湿邪と熱邪が結びついて生じる病邪。
その両方の性質を兼ね備えている。
痰飲から生じる場合も多い。
湿邪や痰飲による病変が慢性化した場合にみられる。
- 2026/02/26
- 中医学基礎用語の意味④
「臓腑」
人体の機能的単位を表す。
その主なるものが五臓六腑。
肝、心、脾、肺、腎の五つです。
呼び名に臓をつけないのは敢えて西洋医学との区別と働きの考えが違って、各々の臓にはメンタル的な管理力が有ると言うのが含まれてます。
これは、中医学の中においてとても大切な捉え方なのです。精神衛生との関わりが強いです。
「五臓の臓器について」
肝(かん):自律神経の司令塔
ストレスに非常に敏感です。エネルギーの巡りをスムーズにする(疎泄作用)役割があるため、ここが滞るとイライラしたり、目が疲れやすくなったりします。
心(しん):生命活動の主役
「君主の官」と呼ばれ、全身に血を送り出すポンプ役であるとともに、人間の精神活動の中心です。ここが弱まると、不眠や物忘れ、動悸が起きやすくなります。
脾(ひ):消化器系のエネルギー工場
胃腸の働きを指します。食べたものからエネルギーを取り出し、全身へ運びます。脾が弱いと、食欲不振や疲れやすさ、軟便、むくみなどが現れます。
肺(はい):バリア機能の守護神
呼吸を通じて「気」を取り込み、体の表面をガードします。風邪を引きやすい、肌が乾燥する、咳が出るといった症状は、肺の力が弱まっているサインです。
腎(じん):生命力の貯蔵庫
親から受け継いだ生命エネルギー(精)を蓄える場所です。アンチエイジングの鍵を握る場所で、衰えると白髪、足腰の弱り、耳鳴りなどが現れます。
また、六腑というのは、胃、小腸、などで、飲食物の消化吸収や排泄を主る。
臓と腑とは表裏関係にある。精神活動を含めた人間の機能すべてが臓腑に分類されてます。
【本場の中医学に基づいたオーダーメイド施術で、不調の根本原因にアプローチ】
楊中医鍼灸院では、単なる対症療法ではなく、中国伝統医学の理論である「弁証論治(べんしょうろんち)」に基づき、お一人おひとりの体質や状態に合わせた本格的な鍼灸施術を提供しています。「検査では異常がないけれど体調が優れない」「長年続く慢性的な痛みから解放されたい」といったお悩みに対し、表面的な症状だけでなく身体の内側のバランスを整えることで、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出します。 鍼・吸玉(カッピング)を用いて、体質改善専門として開院36年目を迎えました。35万人以上の患者様を診ており実績がございます。
[東京・吉祥寺駅より徒歩8分]の閑静な住宅街で落ち着いた空間の中、経験豊富なスタッフが丁寧なカウンセリングと確かな技術で皆様の健康をサポートいたします。どこへ行っても満足できなかった方、本気で体質を変えたい方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
完全予約制 休診日:月・金
土・日・祝日も診療しております。
公式ラインからのお問い合わせ・ご予約も可能です。
- 2026/02/19
- 中医学基礎用語の意味③
「気滞」
気(生命活力エネルギー)の流れが停滞している状態。
自律神経の失調や情緒面での不安定、痛み、膨満感などを生じやすい。気がスムーズに回らない状態なので、様々な病気の原因となります。
「血瘀」
血の流れが停滞している状態。血行障害やうっ血、出血と関係が深い。冷えや熱邪(気温が高く暑い時)の影響も大きい。
固定性の痛みなどが生じる。血行が滞っているから。
血液循環が悪い状態なので、様々な病気に繋がりやすい。
「痰飲」
病気の発症の原因の一つで、津液(体内のあらゆる水分を指す)流れの停滞により生じた、過剰な津液。
水分代謝の失調と関係が深い。余計な水分と見なして良いです。
痰飲は体内にたまりやすく、各臓腑の負担となり臓腑の働きを停滞させてしまう。
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- 2026/02/12
- 中医学基礎用語の意味②
「気虚」
気が不足している状態。
各臓腑の機能低下や、免疫力の減退がみられる。
疲れや気力の減退、やる気の欠如など
精神面への影響も大きい。
「血虚」
血が減った不足状態。
循環血流量の低下や栄養不良。
栄養失調の状態が、全身に或は局部的にみられる。
「陰液不足」
陰液とは身体の中を潤す水分のことを指し、それがが不足している状態。
栄養不良や脱水・乾燥・自律神経系の興奮などがみられる。
慢性的な病気や過労により陰液が消耗されて生じる事が多い。
「虚熱」
陰液不足の状態にあるときは、陰液が少なるために相対的に熱邪が多くなり、これが虚熱となる。
高熱を発するのとは違い、微熱やほてりが生じたり、身体に熱がこもる状態となったりする。
じわじわと人体に悪影響を及ぼす。
東京・吉祥寺で開院36年鍼灸・吸玉・体質改善・慢性症状などを専門的に元中医師(漢方薬と鍼灸専門医師)が診させて頂いております。
日本の鍼灸医療に携わる国家資格も所持しております。メンタル心理カウンセラー資格もございます。
お悩みの症状・疾患のご相談はお気軽に楊中医鍼灸院へ。
完全予約制 休診日:月・金
土・日・祝(午前のみ)診療しております。
公式ラインからのお問い合わせ・ご予約も可能です。
- 2026/02/05
- 中医学基礎用語の意味①
「気」
人が生きるために必要な力やエネルギーです。
各種の生命活動や生理機能を推進し、人体を構成する主要な成分のひとつ。
五臓六腑を正常に運営する。
気が減ったり、多すぎたり、詰まったりすると病を発症しやすくなります。
「血」
人体の構成成分の栄養素のひとつで、身体に必要な栄誉を与えるもの。
血により全身が栄養で潤される。
「津液」
身体に必要とされる水分の総称とされる人体を潤す構成成分のひとつ。
脂肪分などを含めた体液全般を指す場合もあります。
全身の五臓六腑が円滑に機能する様に働く必要不可欠。
「陰液」
血と津液と合わせて陰液という。
人体の物質的な面を言い表す単語。
これに対して、気は主に人体の機能面活力エネルギー表すので陽気と言われます。
陰液と陽気とかがバランスよく協調し合っている時、人体は正常な身体運営をし元気な状態にあると中医学では捉えております。
バランスが崩れたりすると病や症状を引き起こす理念があります。
そして、これらのエネルギーの失調を調整矯正し正常に戻すことにより病から元気回復すると捉えております。
陰液と陽気は検査とかで出てこない数値にも出てこない部分で有ります。
故に、病の起因が見つからないのはこれらエネルギーバランスの失調が要因で関わっております。
東京・吉祥寺で開院36年鍼灸・吸玉・体質改善・慢性症状などを専門的に元中医師(漢方薬と鍼灸専門医師)が診させて頂いております。
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