はじめに:中医学の「体質改善」ってなに?
1. 体を支える3つの要素「気・血・水」のバランス
・巡りの偏りが不調を引き起こす仕組み
・「足りないものは補い、滞っているものは巡らせる」
2. 体質改善の第一歩は「自分のいまの状態」を知ること
・四診(ししん)で体の中のサインを正確に見極める
3. 毎日の「食事(養生)」と「専門ケア」で根本から変える
・体質に合わせた食材選び、鍼灸・カッピング・漢方で巡りをサポート
4.まとめ:一時しのぎではなく「真ん中の状態」へ戻すために
はじめに:中医学の体質改善とは?
中医学の体質改善を、分かり易く簡単に伝えると「体の中のバランスの偏りをなくし、元の元気な状態に戻すこと」です。
バランスとは?
分かりやすくポイントだけに絞ります。
1.体を支える3つの要素「気・血・水」のバランス
人には体を支える「3つの要素」があります。このバランスを整える事が大切です。
体は 「気(エネルギー)活動力」「血(血液・栄養素)」「水(体液)」 の3つでできています。
これが「足りない」または「流れが滞っている」と不調(=体のエネルギーバランスが崩れ悪い体質)になります。
足りないものは、補う(元気パワーがなければ活力の気を補う)
滞っているものは、巡らせる(もし気エネルギーが渋滞しているのなら渋滞を解消するケアを、血がドロドロならこちらはサラサラに流れるようにケアを)
2. 体質改善の第一歩は「自分のいまの状態」を知ること
人によって不調の原因はバラバラです。そのため、顔色や舌の様子、脈、普段のライフスタイルなどをじっくり観察して、「今の自分の体の中に何処で何がどうなって症状が起きているか」を正確に見極める事が大切、しかし素人判断では難しいかもしれません。
体質判断には中医学を極めている方に四診と言う体質判断の診察して頂くことが大切だと思います
3. 毎日の「食事(養生)」と「専門ケア」で根本から変える
原因が分かったら、それに合わせて生活を変えていきます。
食事: 自分の体質に合う食材を選んで食べる(薬膳)。冷え体質の方は、体を温める性質の物を摂る、暑がりの方は体の熱をフェードアウトさせる性質の物を摂る。食材の性質は一般の方ではよく分からない可能性が有るので、今の時代AIと言う便利なものが有りますので活用して検索相談してみてください。
勿論一番良いのは、中医学のの専門家に診てもらい指導を仰ぐのが良いです。
その他体のケア: 鍼灸や吸玉(カッピング)、漢方などを使い、自律神経や内臓の働きを高めて、気・血・水をスムーズに巡らせるのも一案です。
4,一言でまとめると…
一時的に症状をごまかすのではなく、「自分の今の体のクセを知り、食事や施術でバランスを真ん中に戻して、病気になりにくい体を作っていく」 のが中医学の体質改善です。
この記事を書いた人
楊 志成(よう しせい)
楊中医鍼灸院 院長 / 鍼灸師
東京・吉祥寺にて1989年「楊中医鍼灸院」を開院。東洋医学(中医学)の考え方をベースに、一人ひとりの体質や不調の根本原因を丁寧に見立て、オーダーメイドの鍼灸施術を行っている。現在までに35万人以上の患者様を診ている。慢性的な症状・自律神経の乱れなど、「どこに行っても良くならなかった」と悩む患者さんに寄り添い、体質改善へと導く根本治療に注力している。