伝統中医鍼灸とはどんな鍼灸?
一般的な痛いところや患っている局所のケア治療に留まらず、個々の体質に対して治療時にケアを加え、選ぶツボが単に対症療法的だけでは御座いません。
体質改善を目的としてます。
要は木を見て森を見ずでは無く、体全体を診るのが特徴です。
東洋医学の源流・中医学という理論を基に、人の体質や病の進行状況を振り分け体内に誰しもが持ってる エネルギーの具合を診分ける。
「気」と言う臓腑を正常に働かせるエネルギー
「血」と言う体の栄養素のエネルギー
「津液」と言う体へ潤いを与えるエネルギー
中医鍼灸では、どのエネルギーがバランス失調を引き起こしているかを見つけ出す。
これらエネルギーの失調を是正する人体上のツボへ刺激し正常に戻す
エネルギーの矯正治療を行うのが伝統中医鍼灸です。
それにより体質改善とか元気な体に戻すことが可能となります。
例えば、「元気」と言う漢字にに関して、良く人と人の会話の中に元気ですかと訊ね言葉が有りますよね、元気と言う言葉は元の気のエネルギーがありますかと聞いているのです。
体調が悪かったり、エネルギーが不足気味だったりなら多分元気無いと答えるでしょう。
要するに元々ある体の気エネルギーが不足しているから元気無いと答えるのです。
だから気(エネルギー)を元の正常状態に戻すと…元気回復しましたと言うのです。
伝統中医鍼灸は患部のみの治療とは全く違い、体の失調したエネルギーを正常に戻し起因根本治療を目指している鍼灸治療を指します。
その為伝統中医学理論に基づいて治療方針を組み立てる必要があり。
局所的な治療とは全く異なり、故に臨床経験がかなり必要とされます。
尚、慢性化している症状とかの治療時には有る一定の時間が必要と考て頂ければと思います。
本日も長文を最後まで読んで頂き有り難うございました。