コラム

2022/07/22
【コラム】研修生による研修コラム#4 ~気について~
気について
中医学基礎理論の気・血・津液は、人体の生命活動を維持するための重要なもので、飲食物からつくられる水穀の精微から生成されます。
気とは、どのようなもので、体にどのような影響をおよぼすものなのでしょうか。
気というと、目に見えないもので分かりにくいところがあるといわれますが、人体を構成する最小単位の物質と考えます。そのため、気は体を動かすエネルギー源であるといえるのです。日常生活の中で、今日はいつもよりたくさん体を動かしたから疲れた、というときはエネルギーを使って消耗したと実感できると思います。また、「気を遣う」「気が張る」など、「気」を使った言葉がたくさんありますが、気が体を動かすエネルギー源と考えると、常に気を遣ったり、気が張って緊張感が続いている状態というのは、エネルギーを常に使い続けているので体は消耗していきます。
今の季節は、外は暑く湿度も高い状態で汗を多くかき、建物の中はエアコンがきいて涼しいというより、寒いと感じる環境に置かれることも多くなります。こういった寒暖差に体は負けないようにと頑張るため、エネルギーは知らず知らずのうちに消耗されていくのです。体を動かすことだけがエネルギーを消耗するものではなく、中医学では心と体は密接に関わっていると捉えるため、感情や天候の変化にも大きく左右されることがわかります。
気とは体を動かすエネルギー源と大きく捉えてみましたが、気にはその他にも重要な作用
があります。気は体にどのような影響を与えるのか、次回は気の作用について整理していきます。

2022/07/12
食べ物のお話〜たまご〜

こんにちは!楊中医鍼灸院です!✌️
今回は食べ物のお話をしてみたいと思います!

たまご🥚それは誰でもご存知かと思いますが、近年卵が「完全栄養食」として注目を集めていることをご存知ですか?

完全栄養食とは、ヒトが健康を維持するために必要な栄養素をバランスよく含んでいる食品のこと。

卵はその代表格といわれ、健康や美容への効果があります!

卵の栄養素について
卵は毎日食べても体へ過剰摂取にならないか?
卵にはコレステロールが多く含まれているので、卵を控える人は少なくない。
しかし近年の研究では、卵を毎日食べても、血糖値やコレステロール値に影響を及ぼすことはないと発表されてます。
又、心臓循環器疾患の罹患リスクも上昇しないことが分かってきております。
1日1〜2個の量での摂取なら問題は無いかと、何ごとも程々に。体に良いからと言って過剰に食べ過ぎないことです

食事療法などだけでのご相談も受付ております!お気軽にお問い合わせください〜

2022/07/12
患者様の声『緑内障[K.U/会社員]』

患者様の声 緑内障『[K.U様/会社員]』

Q1:当院の体質改善の治療を受ける前、どんなことで悩んでいましたか?またはどうなりたいと思っていましたか?

A1:緑内障の初期と診断され進行をとめたいと思っていました。また、四十肩で右肩に痛みがあり痛みをとりたいと思いました。

Q2:当院をどうやって(何で)知りましたか?HP、紹介などお知りになった方法を教えて下さい。

A2:HPの検索

Q3:当院知ってすぐに来院しようと思いましたか?思わなかった方は、どんな不安があって来院を躊躇(ちゅうちょ)しましたか?

A3:すぐに決めました

Q4:他にも様々な治療院がある中で、何が決め手(文章や内容など)となって、当院の治療を受ける決意をしましたか?

A4:緑内障の治療について

Q5:体質改善の治療を受けてみていかがですか?

A5:右肩の痛みはほぼなくなり、日常生活に支障がなくなりました。時々あった頭痛が治療を受けてからはなくなり助かっております。

Q6:実際に治療を受けられ、良かった点を3つほど教えて下さい。

A6:肩の痛みがなくなった・頭痛がなくなった・緑内障が進行していない

Q7:もし、当院をご友人にご紹介いただけるとしたら、何と言って紹介されますか?

A7:先生がよく話を聞いてくれ、適切なアドバイスをくれる。院が清潔で安心できる。

 

2022/07/06
生姜について

梅雨明けなのでしょうか、そのように感じさせる天候ですね。


湿気や熱は胃を犯しやすく、

この時期には食欲が下がる方が多いのです。

何かの形で工夫したいものです。

そのような方には、生姜がオススメです。

生姜には体を温め風邪を治すイメージがありますが、
・体の余分な熱をとる
・胃腸働きを良くする
・脳を休ませる

などの働きもあります。

なかでも…、

生姜に入っている『ジンゲロン』

が上記の働きがあり強く働きます。

また、ジンギベロールも胃腸を元気にします。

「ただ良いから」といって食べるのではなく、
効能を知り食べることで体の効きが良いです。

暑さの熱を逃す且つ

湿気による水分による消化器の機能が落ちた時にぜひ‼︎

中々体調を管理するのが難しい時期ですが、

食べ物などで乗り切っていきましょう。

2022/06/29
【コラム】当院の研修生による研修コラム③~湿が体に与える影響・対策のツボとは!?~

湿により、胃腸機能が低下して食欲不振や下痢などの症状がでることで、元気がなくなったり、体が重だるくなったりします。湿と取り除く作用が強く体を元気していくツボで、臨床で多く使われるツボの作用をまとめました。鍼灸学生の方などにもお役に立てればと思います。

 
★足三里
足陽明胃経の合土穴で、本経の脈気が入るところ・胃の下合穴である。
胃は、気血生化の源である脾と表裏の関係にあり、調理脾胃・調和気血・通経活絡などの作用がある。
胃は受納・水穀の腐熟を主り、胃は腑であり、陽に属し、表にあたる。
 
★陰陵泉
足太陰脾経の合水穴で、健脾利湿・利水消腫などの作用がある。
脾は水液の運化を主り、脾は蔵であり、陰に属し、裏にあたる。
 
★足三里・陰陵泉の二穴を併用
脾気は昇り、胃気は降りることを順としており、納運が正常に行えることで、調脾胃・行水湿・利消腫作用はより高まり湿を取り去ります。
また「合は内腑を治す」の理論にもとづき、互いに制約、活用し合い、脾胃機能を調整できます。足三里には強身作用があり、臓腑気血を補い、体の抵抗力を高めることができるため、湿を取り除くとともに、体も元気にしていきます。
 
★陽陵泉
足少陽胆経の合土穴であり、胆の下合穴・筋会穴である。
筋会であるため、舒筋活絡作用によく用いられるが、胆腑の疾患にも活用できる。肝は疏泄を主り、胆も疏利する性質があるため、疏肝理気・清熱利湿・利胆和胃などの作用がある。「合穴は内腑を治療する」といわれるため、腑の作用を調整するのに活用でき、足三里・陰陵泉と併用することで、湿を取り除き、胃腸の流れをスムーズにしていく作用がさらに高まります。
 
★三陰交
足太陰脾経で足の三陰経(脾経、肝経、腎経)の交会穴である。
健脾利湿・調補肝腎・養血和営などの作用がある。脾は水湿の運化を主り、腎は水と膀胱と関係し、肝は三焦を通利して水道を通調するため、三陰交には強い祛湿利水、利尿消腫作用がある。水湿内停による浮腫などにも利尿作用を強くし湿を取り除くことができます。三陰交を併用することで、肝の疏泄作用、脾の運化作用、腎は二便を主り、疏泄と通調がスムーズになるため、湿を除去することができます。
 
ツボには一つでも多くの作用があり、適切に使うことで症状に対して効果を発揮できますが、いくつかのツボと併用することで、その作用をより強くしたり、広い範囲の症状に使うことができます。
この時期は、雨や湿度の高い日が続き体の中に入り込んできた水分が停滞しやすくなります。余計な水分を排出する力を強め、ジメジメとした季節を乗り越えて聞き、暑い季節に負けないように抵抗力を高めていきましょう!!
 
 

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