コラム
- 2020/03/04
- 鍼灸って美容にも効果があるの?【楊先生のちょっとためになる話12】
鍼灸治療で肌あれ、あるいは吹き出物などの改善ができることを皆さまはご存じでしょうか。
肌あれや吹き出物は、内臓のトラブルやストレスによって発生することがあります。
このような場合、ただ単に荒れた皮膚表面をお手当てしても改善されないことが多いのです。
なぜなら、肌のトラブルの原因になっている「根本」の部分に対してお手当てしていないからです。
では、鍼灸治療ではどのように肌荒れを改善していくのかといいますと、詳しい問診により日常生活の状態、習慣あるいは内臓のトラブルやストレスがないかを把握することが大切です。
そして、個人個人の体調に合わせて、お手当ての手順を決め治療を行っていきます。
例えば、日常生活で薄着をすることが多く、冷たい飲み物を好んで飲むような、体を常にひやしているような方には、体を温める治療を行い血液循環を改善し、肌に血液の栄養素が十分いき渡るように整えます。
冷えが改善されることにより新陳代謝も良くなり、肌もきれいになってきます。
内臓にトラブルがある場合には、胃腸の機能に問題がある場合が少なくありません。
特に口の周りや前額に肌荒れや吹き出物が出やすいタイプです。
この場合は胃腸機能を活発にすることにより、便秘症の方は便秘も改善され、肌のトラブルも改善されます。
ストレスの多い方は、偏頭痛や頭頂痛、肩こりが起きやすく、顔の側面に吹き出物が出ることが多く、また不眠に悩まされる方も多いようです。
中医学では、ストレスが多くなると「気」の流れが停滞しやすくなり、体に様々な症状が現れてきます。
女性ホルモンの分泌の変化や冷え・のぼせ、生理不順、肝機能の低下などにより、体の中に溜まった不純物を分解する機能が低下して肌荒れが生じやすくなります。
中医学には「以表知裏」という考え方があります。
これは体表に現れている状態は、「裏」つまり内臓の状態を反映しているものであるという考え方で、
非常に理に適った見方であるといえるでしょう。
簡単にいくつかの例を挙げましたが、日常生活の参考にしていただきたいと思います。
美容関係でお悩みの方は、体質改善中心の中医鍼灸にご相談をお勧めいたします。
当院の治療に関しては下記もご参照ください。
治療の流れ
https://www.dokutoruyo.com/about/#a3
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吉祥寺 中医学に基づく 美容
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/03/06
- 風邪予防の決め手は?【楊先生のちょっとためになる話13】
風邪をひきやすい人と、滅多にひかない人がいます。
この差は本人の体質や生活環境にもよりますが、毎日の食事や暮らし方に影響されることも大きいのです。
まずは風邪を寄せつけない生活を実践してみて下さい。
風邪の原因の約9割は、ウイルス感染によるものと言われています。
なかでも特に激しい症状を起こすインフルエンザウイルスの感染を、「インフルエンザ(流行性感冒)」と呼びます。
他に細菌性の風邪もありますが、いずれも体力や抵抗力があればひかずにすみますし、たとえひいても早く回復することができます。
風邪を寄せつけないポイントは2つ。「栄養」と「休養」です
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鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/03/07
- 風邪予防の決め手①栄養【楊先生のちょっとためになる話14】
「栄養」の面 では、良質のたんぱく質をきちんと採って、基本的な体力をつけておくことが大切です。
また、鼻やのどの粘膜を強くするには、レバー、うなぎ、あなご、卵黄や、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるビタミンAを多く採るのが効果的です。
ストレスに対する抵抗力を高めるには、キウイ、みかん、いちご、ブロッコリー、ほうれん草などのビタミンCを採るとよいでしょう。
ストレスは免疫力を低下させてしまいますから、冬の寒い時期は特に、ストレスをためないよう心のコントロールをしていきましょう。
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鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/03/08
- 風邪予防の決め手②休養【楊先生のちょっとためになる話15】
「休養」とは、過労や睡眠不足を避け、体力を温存することです。
体が疲れて体力が落ちていると、ウイルスが細胞内に入り込みやすくなり、結果的に様々な風邪の症状を引き起こしてしまいます。
ウイルスに付け入られないためにも、風邪の時期には意識的に休息をとるよう心がけましょう。
簡単なようでいて一番疎かにしがちなのがこの「休養」だと思いますので、風邪をひきやすい方は特に気を付けるよう心がけて下さい。
また、 風邪は引き始めの時の休養が大切ですので、「あれ、なんだか体調がおかしいな」と感じたらすぐに体を休めるよう心がけて下さいね。
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吉祥寺 中医学に基づく 風邪
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/03/10
- 風邪をひいた時の撃退法【楊先生のちょっとためになる話16】
無理をしないでよく眠る
風邪のケアの原則は安静にすることです。
「熱はあるけど高くないから・・・」、「咳が出ているけれど・・・」、「熱は下がったから・・・」と言って人混みへ外出するのはよくありません。
どうしても休めない仕事があるときは、早く寝て、睡眠を充分にとるように心がけましょう。
また、熱がない時は、湯冷めしないよう注意すれば、お風呂に入ってもかまいません。
お風呂に入って体が温まると、ウイルスの増殖を抑え、気道に湿気を与えてウイルスの定着を防ぐと考えられています。
ただし、熱がある時は、体力が消耗しており脱水にもなりやすいので、入浴は控えるようにしましょう。
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鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
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9:00~ 11:30 |
〇 13:00まで | 休 | 〇 | 〇 | 〇 | 休 | 〇11:40まで |
14:00~ 16:00 |
休 診 |
診 | 〇 | 〇 | 〇 | 診 | 〇16:40まで |
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