コラム
- 2020/02/07
- 月経前症候群(PMS)のセルフケア
PMSをコントロールするには、「食生活の改善」、「運動の習慣」など、〝ストレス解消の工夫〟をすることが大切です。
また、月経周期、基礎体温、症状の度合いなど、毎日の記録から自分のリズムを知る事も重要です。
大切なのはあやふやな記憶に頼らず毎日つけることです。
3周期続けると「PMSだと思っていたが別の原因だった」など、自分の症状が何であるか浮かびあがってくるでしょう。
そして、PMSのセルフケアを考える場合、見直すべきは「食生活」です。
体を作るために必要なたんぱく質にカルシウム、体の調子を整えるビタミンやミネラル類、元気で過ごす為の糖質や脂質エネルギー。
この六つの栄養素をバランスよく摂取するのが基本です。
いつの間にか、少しずつのバランスの崩れが毎月のPMS症状を悪化させる原因になっていたのです。
また、月経前になると甘いものやカフェイン、水分が欲しくなるという傾向に気づいていらっしゃる人はいませんか?
その食品がPMSの症状を増しているかもしれないのです。
PMSの症状を確実に悪くしていると分かっているのは〝塩分〟や〝脂肪分の多いもの〟、〝砂糖〟や〝カフェイン〟などです。
できれば、これらのものは控えましょう。
そしてPMSの軽減に効果があるとされる食事に切り替えてみましょう。
その食品とは、黄色野菜、季節の果物、オリーブ油、ごま油、味噌や豆腐、納豆などの大豆製品、昆布やわかめ、ひじきなどの海藻類、ごま、アーモンドなどです。
これらはビタミンB6を多く含んでいるので積極的に取るよう心掛けましょう。
なぜならば、このビタミンB6の欠乏がPMSの原因とも言われているからです。
ビタミンB6を多く含む食品は、この他にも、玄米、鶏肉、いわし、かつお、さけ、さば、大豆などがあります。
このような食生活を一度試してみて下さい。
そして、睡眠をよく取ることも大切ですね。
運動はPMSの不快症状を解消し、月経前のイライラなども静めます。
運動を習慣にすることはPMSのセルフケアでも比較的大切な項目です。
特に月経1~2週間前はPMSの現れやすい時期でもあるので意識して運動量を増やしてみましょう。
ウォーキングやジョギング、テニスなどの全身運動には体の充血の改善、また背中や腹部の筋肉を強くしますので腰痛、腹痛予防に効果的です。
そして、水分貯蓄や浮腫の解消、浄化作用で便秘の改善にもつながります。
コラム『月経前症候群(PMS)』
https://www.dokutoruyo.com/column/cate2/20200202-2342/
コラム『月経周期のお話』
https://www.dokutoruyo.com/column/cate2/20200204-2354/
コラム『月経前症候群(PMS)の中医学によるアプローチ』
https://www.dokutoruyo.com/column/cate2/20200205-2363/
下記のページもご参照ください。
当院について
https://www.dokutoruyo.com/about/
よくある質問
https://www.dokutoruyo.com/faq/
お問い合わせはこちら
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吉祥寺 中医学に基づく 月経前症候群(PMS) 治療
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/02/08
- 月経前症候群(PMS)にオススメのツボ
PMSでお困りの方は、一度鍼灸治療の受診を考えてみてはいかがでしょう?
タイプ別診断は抜きとして、対症療法として、下記のツボへ家庭灸を行なえば、多少PMSが楽に過ごせるかと思いますので、ご参考までにどうぞ。
【関 元】
ヘソから手指を横にして指4本分下。下腹を温める効果があります。
【三陰交】
足の内くるぶしから手指を横にして指4本分下。血流を良くする効果があります。
【太 衝】
足の親指と示指の間をすり上げて止まる所 。憂うつな気分を改善、リラックス効果があります。
コラム『月経前症候群(PMS)』
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コラム『月経周期のお話』
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コラム『月経前症候群(PMS)の中医学によるアプローチ』
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コラム『月経前症候群(PMS)のセルフケア』
https://www.dokutoruyo.com/column/cate2/20200207-2375/
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吉祥寺 中医学に基づく 月経前症候群(PMS) 治療
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/02/09
- 月経前症候群(PMS)~楊中医鍼灸院治療体験談35~
28歳 女性 会社員
生理前になると情緒が乱れやすく緊張し気持ちが不安定となり、前胸部に何か物が詰まったような、イライラするような感じがあったそう。
特に、当院へ受診する3年位前から症状が重くなったような気がするとのことでした。
初潮は15歳で、生理の期間は5~7日間、周期は25~28日で、血量は多く、色は暗紫紅、血塊はなし、生理前4~5日になると、気持ちがソワソワ、イライラし、頭痛や乳房脹痛があり、口が乾燥し苦い感じもあり、睡眠も浅く、多夢傾向であるとのことでした。
舌質は舌尖、苔薄白、脈細数。
この方のタイプは「肝鬱化火」(かんうつかか)になります。
「肝郁化火」とは、情緒の不安定により肝の気がスムーズに流れず、渋滞を起こし、そのために、イライラしたり、乳房が張るといった症状がでてきます。
また、イライラが長く続くことにより、睡眠も上手く取れず、夢ばかりを見てしまう傾向にあります。
治療は肝の気の流れをスムーズにし、リラックスできる状態にしてあげました。
肝の気の渋滞が改善されれば、おのずと乳房の張りが改善されていきます。
なぜなら、肝の気が流れるルートは乳房を通っているからです。
この方には生理の前、約2週間の時に3~4回治療を受けていただくことにしました。
これを3ヶ月間続けていただき、その結果、1ヶ月目より2ヶ月目、2ヶ月目より3ヶ月、回を重ねて行くうちに段々と症状が緩和していき、4ヶ月目にはほとんどの症状がなくなりました。
そして、毎月生理のくる2週間前になるべく家庭灸をされることをすすめ、行っていただきました。
このように予防と手当てを兼ね合わせ、PMSの症状が出ないようにしました。
食事の仕方も指導させて頂きました。
この方は今も時々、当院へ体のケアのために来院していますが、PMの症状ははほとんど出なくなっていらっしゃいます。
コラム『月経前症候群(PMS)』
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コラム『月経前症候群(PMS)にオススメのツボ』
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吉祥寺 中医学に基づく 月経前症候群(PMS) 治療
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
- 2020/02/11
- 楊中医鍼灸院治療体験談一覧
肝障害と糖尿病 ~楊中医鍼灸院治療体験談1~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191004-1573/
慢性的な下痢症状~楊中医鍼灸院治療体験談2~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191005-1585/
不眠とのぼせ、高血圧~楊中医鍼灸院治療体験談3~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191006-1597/
突然の顔面神経麻痺~楊中医鍼灸院治療体験談4~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191008-1609/
アトピー性皮膚炎~楊中医鍼灸院治療体験談5~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191009-1621/
不妊症~楊中医鍼灸院治療体験談6~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191015-1642/
突発性難聴~楊中医鍼灸院治療体験談7~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191016-1654/
逆子治療①~楊中医鍼灸院治療体験談8~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191022-1693/
逆子治療②~楊中医鍼灸院治療体験談9~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191023-1702/
夜間尿(おねしょ)~楊中医鍼灸院治療体験談10~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191025-1711/
円形脱毛症~楊中医鍼灸院治療体験談11~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191026-1720/
喘息①~楊中医鍼灸院治療体験談12~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191105-1753/
喘息②~楊中医鍼灸院治療体験談13~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191106-1762/
脳卒中後遺症~楊中医鍼灸院治療体験談14~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191108-1771/
ギックリ腰~楊中医鍼灸院治療体験談15~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191109-1783/
便秘~楊中医鍼灸院治療体験談16~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191110-1795/
花粉症(アレルギー性鼻炎)~楊中医鍼灸院治療体験談17~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191112-1801/
坐骨神経痛~楊中医鍼灸院治療体験談18~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191113-1810/
メニエール病~楊中医鍼灸院治療体験談19~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191221-2081/
更年期障害~楊中医鍼灸院治療体験談20~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191222-2090/
前立腺肥大症~楊中医鍼灸院治療体験談21~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191224-2099/
緑内障~楊中医鍼灸院治療体験談22~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191225-2111/
帯状疱疹(帯状疱疹後神経痛)~楊中医鍼灸院治療体験談23~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191227-2120/
豊胸治療~楊中医鍼灸院治療体験談24~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20191228-2129/
うつ病~楊中医鍼灸院治療体験談25~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200107-2156/
胃下垂~楊中医鍼灸院治療体験談26~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200108-2165/
寝違い~楊中医鍼灸院治療体験談27~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200110-2174/
頭痛~楊中医鍼灸院治療体験談28~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200111-2180/
痔~楊中医鍼灸院治療体験談29~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200112-2189/
過敏性腸症候群~楊中医鍼灸院治療体験談30~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200114-2201/
関節リウマチ~楊中医鍼灸院治療体験談31~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200115-2210/
冷え症~楊中医鍼灸院治療体験談32~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200119-2237/
ニキビ~楊中医鍼灸院治療体験談33~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200124-2264/
悪性腫瘍の術後の不定愁訴~楊中医鍼灸院治療体験談34~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20200131-2318/
月経前症候群(PMS)~楊中医鍼灸院治療体験談35~
https://www.dokutoruyo.com/column/cate2/20200209-2399/
当院の治療に関しては下記もご参照ください。
治療の流れ
https://www.dokutoruyo.com/about/#a3
治療方針
https://www.dokutoruyo.com/about/#a4
カッピングについて
https://www.dokutoruyo.com/about/#a6
中医学について
https://www.dokutoruyo.com/medicine/
当院について
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- 2020/02/12
- 免疫力を高める【家庭灸】
新型肺炎が世間を騒がせています。
まだまだ分からないことも多いなか、自分自身でできることをしていきたいです。
言われているのが、手洗い、うがい、マスク、免疫力を高めるための質のよい睡眠・バランスの良い食事・規則正しい生活。
鍼灸では何かできないのでしょうか。
免疫力を高めるという意味でオススメなのが、家庭灸です。
お灸をすると、白血球数が増加しますし、家庭灸は、ご自宅で自分でも手軽に行うことができます。
新型肺炎であっても、インフルエンザであっても、風邪であっても、
免疫力を高めておくことは大切なのではないかなと感じます。
以下、家庭灸をするのに、オススメのツボです。
ツボ刺激として当院が推奨する基本的な養生灸
「内関」「合谷」「足三里」「三陰交」
ツボの摂り方
内関
手首の内側中央から上に向かって指3本上のところ
合谷
親指と人差し指の間を手首に向かって、こすり上げて止まるところ
足三里
膝のお皿の下から指4本下で外側むこうずねのところ
三陰交
内くるぶしの最も高いところから 指4本上のけい骨の際
これら4穴の組み合わせると、この様な効能があります。
合谷・足三里は気を流します。
内関・三陰交は血を補います。
この4穴を組み合わせることにより、体のエネルギーバランスを整え改善し、自然治癒力を引き出させ、五臓、経絡の全てを満足させる配穴となります。
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吉祥寺 中医学に基づく 免疫力
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9:00~ 12:00 |
〇 13:00まで | 休 | 〇 | 〇 | 〇 | 休 | 〇 |
14:00~ 16:30 |
休 診 |
診 | 〇 | 〇 | 〇 | 診 | 〇 |
※ 火曜日・水曜日・木曜日が祝祭日の場合は午前診療となります。
※ 当院は予約制です。
〒180-0002
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