コラム

2020/01/18
冷え症の改善に有効的なツボ

「関元」「三陰交」「血海」「曲池」というツボは、冷え性には効果的です。

 

ツボのとり方

【関元】

へその真下に位置し、へそから手の指の横幅4本分下がったところにあります。

 

【三陰交】

足の内くるぶしの上端から、手の指の横幅4本分上の位置にあります。

 

【血海】

膝の皿の内側の端から、手の指の横幅3本分真上にあるツボです。

 

【曲池】

肘を曲げた時にできる横じわの、親指側の端にあります。

 

「関元」は、気を補い、温める力を高めます。

「三陰交」、「血海」は血流の促進作用があり、「曲池」は気を流す作用があります。

気の流れが促進すると、血流も改善されて来ます。

 

これらのツボにお灸や手で指圧しますと、冷え症の症状が緩和します。

 

ですが、これらのツボは補助であって体質改善を行いたいと思うのであれば、やはり個々の体質に合ったツボの選択を加える必要があります。

専門的なことをお知りになりたい方は、お気軽にご相談下さい。

 

 

冷え症チェック

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200117-2219/

 

 

 

 

下記のページもご参照ください。

 

当院について

https://www.dokutoruyo.com/about/

 

よくある質問

https://www.dokutoruyo.com/faq/

 

お問い合わせはこちら

https://www.dokutoruyo.com/contact/

 

 

吉祥寺 中医学に基づく 冷え症 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

 

2020/01/19
冷え症~楊中医鍼灸院治療体験談32~

東京都杉並区善福寺在住 65歳 男性

 

 

問診をすると

・腰から下肢にかけての冷えの症状が強い

・普段から元気がない

・疲れやすい

・暖かい場所を好む

・すぐウトウトしてしまい、横になりたがる

・もともと体力がない

・腰や足がだるく力が入らない

・夜間尿があり、ひどい時には一晩で3~4回起きてしまう。特に冬場はその傾向にある

ということでした。

 

舌:淡白で胖大

脈:遅い

 

 

以上のことから、中医学的に考えて「腎陽虚」というタイプの冷えと判断し、「温陽補腎」という治療方針を立て、エネルギーを補うツボ・体を温めるツボを中心にツボを選んで治療を行っていきました。

 

睡眠を妨げている夜間尿の回数をなるべく早く改善できるように、お灸を多く使いました。

 

また、食生活の指導も行いました。

食事には、体を温める作用がある赤豆・山芋・ショウガなどを多く摂取することをおススメしました。

 

赤豆・山芋は、弱っている「腎」を補う働きもあります。

 

「腎」は排尿と関わりが深いため、「腎」が早く回復すれば、排尿の回数も減っていきます。

また、腰のだるさも改善されるようになります。

 

 

治療を始めて7~8回目くらいから夜間尿の回数が減少し、腰のだるさも抜けてきました。

 

さらに、15回目くらいの治療では夜間尿が1回になり、腰のだるさもなくなり、体全体に元気が出てきました。

 

 

この方は、トータルで30回治療を受けられました。

その結果、夜間尿がなくなり、疲労感も抜け、治療を受ける前よりも血色がよくなり、腰から下肢にかけての冷えも改善されました。

 

当初は、足裏を触ると冷たかったのですが、それもなくなりました。

 

舌の色も淡紅になり、胖大がなくなって引き締まりました。

 

今後は、食生活に気を付けていただくようアドバイスをいたしました。

 

 

 

冷え症チェック

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200117-2219/

 

冷え症の改善に有効的なツボ

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200118-2228/

 

冷え症の漢方薬

https://www.dokutoruyo.com/column/cate6/20190717-1063/

 

 

 

 

下記のページもご参照ください。

 

当院について

https://www.dokutoruyo.com/about/

 

よくある質問

https://www.dokutoruyo.com/faq/

 

お問い合わせはこちら

https://www.dokutoruyo.com/contact/

 

吉祥寺 中医学に基づく 冷え症 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

 

2020/01/21
ニキビの養生法

ニキビの症状は、体の内面からきていることが多いものです。

ですから、便秘傾向の方は、便秘を改善すると、にきびも減少することが多いのです。

 

食生活で気を付けていただきたいのは、脂っこいもの、天ぷらなどの揚げ物、チョコレート、ケーキ、コーヒー、ココアなどです。控えめにしましょう。

 

なお、ニキビの発生は精神的なものとも関係が深いので、気分をリラックスさせてあげて、ストレスを上手にコントロールし、発散させてあげることが大切です。

 

特に、発赤傾向のあるニキビは適度な運動で発汗し、体内の熱を出させてあげましょう。

 

 

お茶は、ドクダミ茶や菊花茶がおススメです。

これらは体内にこもった熱を発散することができます。

 

 

下記のページもご参照ください。

 

当院について

https://www.dokutoruyo.com/about/

 

よくある質問

https://www.dokutoruyo.com/faq/

 

お問い合わせはこちら

https://www.dokutoruyo.com/contact/

 

吉祥寺 中医学に基づく ニキビ 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

2020/01/22
ニキビに効果的なツボ

合谷・太衝・曲池というツボがニキビに効果的です。

「気」の流れをスムーズにする作用と、体内にこもった熱は発散させる作用があります。

 

取り方

 

合谷

手の甲側の親指と人差し指の間をすりあげて骨が交わっている所

 

太衝

足の甲側の親指と人差し指の間をすりあげて骨が交わっている所

 

曲池

肘を曲げた時にできる横じわの親指よりの端

 

 

コラム『ニキビの養生法』

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200121-2246/

 

 

 

下記のページもご参照ください。

 

当院について

https://www.dokutoruyo.com/about/

 

よくある質問

https://www.dokutoruyo.com/faq/

 

お問い合わせはこちら

https://www.dokutoruyo.com/contact/

 

吉祥寺 中医学に基づく ニキビ 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

 

 

2020/01/24
ニキビ~楊中医鍼灸院治療体験談33~

東京都武蔵野市吉祥寺在住 22歳 女性

 

知人のご紹介で来院されました。

 

問診・脈診・舌診をすると、

 

・ここ1~2年でニキビが顔の頬の辺りに出たり治ったりの繰り返し

・皮膚科でもらった塗り薬を塗っているが、なかなか症状が改善されず安定しない

・ストレスを感じやすい

・学業のテスト、レポート提出、就職活動などでストレスを感じている

・便秘気味

・月経前にニキビが増すこともある

 

脈:やや速い

舌:少々、色の赤みが強い

 

という状態でした。

 

中医学的に分析すると、「肝熱」によるニキビと判断できます。

 

「肝熱」とは精神的なストレス、緊張、あるいは悩み、過度の思慮などで起こるもので、「気」の流れが停滞することによって、熱を帯びた状態のことです。

熱は上に方向にむかうので、それが顔に集まり、肌膚に停滞することによって、ニキビが生じてしまうのです。

 

「清熱疏肝」という治療方針を立てました。

 

これは、こもった熱を取り去り、肝の気の流れをスムーズにしていく治療方法です。

 

最初の2週間は、週2回ずつ治療を受けていただき、体から熱は発散させるようにいたしました。

 

治療を受けて5回目くらいから紅色のニキビが消えていきました。

 

さらに、週1回ずつの治療を受けていただき、10回目くらいには紅色のニキビは消え、化膿傾向もなくなり、気分の方もスッキリしてきたということでした。

 

この方は、トータルで12回治療を受けられました。

 

そして、ニキビとともに便秘も改善されました。

 

 

どんな疾患でもそうですが、大切なのは崩したバランスを整えるということ。

 

それによって表面に出てきた症状を抑える治療だけでなく、根本を変えることができ、根治につながるのです。

 

ニキビでお悩みの方、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

コラム『ニキビの養生法』

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200121-2246/

 

コラム『ニキビに効果的なツボ』

https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20200122-2255/

 

 

 

 

下記のページもご参照ください。

 

当院について

https://www.dokutoruyo.com/about/

 

よくある質問

https://www.dokutoruyo.com/faq/

 

お問い合わせはこちら

https://www.dokutoruyo.com/contact/

 

吉祥寺 中医学に基づく ニキビ 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

当院は予約制となります

  • まずはお電話でご相談ください。

  • 0088-221818

診療時間

9:00~
12:00
13:00まで
14:00~
16:30

※ 火曜日・水曜日・木曜日が祝祭日の場合は午前診療となります。
※ 当院は予約制です。

アクセス

〒180-0002
東京都武蔵野市吉祥寺東町1丁目17-10

院内の様子