コラム

2019/12/27
帯状疱疹(帯状疱疹後神経痛)~楊中医鍼灸院治療体験談23~

ウイルスが広がっていかないように、帯状疱疹を発症した部位に、鍼をしていきます。

また、帯状疱疹は、疲労や免疫力低下によって起こりやすいので、体のエネルギーを補充していく治療も行っていきます。

そうすることで、体力が底上げされ、自然治癒力が活性化し、早期の回復につながります。

 

さらに、鍼治療には、鎮痛効果があります。

鎮痛に優れたツボに刺激を与えることで、より効果の高い治療を行なっております。

 

受診は早ければ早いほど、短期間に痛みから解放されます。

また、帯状疱疹の治療を早めに行うことで、帯状疱疹後神経痛になるという心配もありません。

 

しかし、たとえ帯状疱疹後神経痛になってしまった方でも、鍼治療を受けて頂くことにより、痛みを緩和させることができます。

長年痛みで悩んでいる方も、ぜひ一度、鍼治療のお手当てを試みるのも良いかと思います。

 

 

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吉祥寺 中医学に基づく 帯状疱疹 帯状疱疹後神経痛 治療

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

2019/12/28
豊胸治療~楊中医鍼灸院治療体験談24~

体験談というよりも鍼灸での豊胸治療に関してのお話。


鍼灸による豊胸治療はどのような効果が望めるのでしょうか。

乳房は、人体の経絡というものと深い関わりがあります。
経絡とは人体にエネルギーを回す通り道のことです。

乳房は、内臓(臓腑)と気血というエネルギーとも密接な関係があります。

乳房と経絡について
人体には、基本的に「十二経絡」と「衝脈・任脈」などと呼ばれる経絡があり、これらは、すべて乳房の周囲を通過しています。(直接通る経絡と間接的に通る経絡がある)
特に、肝経・脾経・胃経・腎経と衝脈、任脉のルートは乳房と深く関係しています。

中医学では、乳房の成長が遅れている方、発達しづらい方などは、これらのルートに何らかの原因があると考えています。

ですので、治療では、それらのルート上にあるツボを刺激することで、乳房が成長していくよう促しています。

内分泌のホルモンを調整するツボにも、乳房周囲の血行を改善したり、リンパの循環改善を促して、乳房の成長へと繋げていく効果があります。

 

乳房の成長周期は、だいたい4段階に分けられます。
1.思春期の発育期(平均年齢は10歳前後から)
2.成熟期(約22歳位まで)
3.妊娠期
4.老化期 等

 

 

治療を受ける時期について
1.黄金促進期
 初潮が起きてから3年以内で、乳房が依然として平坦な方。
 この時期は、治療に最も適している時期と言えます。
 効果も顕著に表れやすいです。
 一般的に治療期間は、週2~3回、3ヵ月くらいで効果が出て来るでしょう。
 ただし、個人差がありますこと予めご理解ください。

2.成熟前期
 22歳前。女性の場合、「結婚」「出産」という過程があるので、その為に乳房の成長に許容量を残してあります。
 この時期に治療を受ける場合は、週2~3階、4か月くらいで効果が出て来るでしょう。

3.成熟期
 22歳以降。
乳房の発育成長が大体満期に達します。
ですが、この時期でまだあまり乳房の成長が見られない方、胸が平坦気味の方
→多少発育を促すチャンスはあります。
ただし、上記で述べた二期よりも治療期間はかかります。

 

使用するツボは、手足と前胸部にあるツボです。
それらを刺激して、全体の体調を整えつつ、ホルモンの促進を促し、豊胸につながるようにお手当てをしていきます。
一般的には治療部位は、胸だけと思われがちですが、手足にも関係のあるツボがあります。

中医学の場合、体全体を整えることを大切にしています。
西洋医学では、乳房の成長は女性ホルモンとの関係が深いので、女性ホルモンの調整だけを考えますが、中医学はそうではありません。
体質、体調を整えつつ、女性ホルモンの促進も調整するという考えで治療を行なっていきます。


豊胸治療を補助する療法
●漢方薬の併用
 漢方薬で女性ホルモンの分泌を促しながら、乳房の周りの気血の流れを促進させ、胸部に栄養素が上手く回るようにして、発育成長を促します。

●薬膳療法
 家庭内で定期的に作って、召し上がって頂きます。
 薬膳の内容は、その方の体質に合わせて指導していきます。

●マッサージ
 乳房や乳房の成長と関係のある経絡にマッサージを行ないます。
 乳房の成長が遅れがちな方は、胸部の周りに「しこり」とあるケースがよくあります。
 これは、中医学でいう「気結」といって、エネルギーが一ヵ所に詰まって停滞している状態です。
 そのために、乳房の成長が止まってしまっているのです。
 マッサージを行なうことで、気結がほぐれ、気の流れがよくなり、止まっていた成長が再開されることがしばしあります。

●乳房の成長を促す食物の摂取
牛乳、チーズ、タマゴ、干しぶどう、なつめ、枸杞子、赤豆、なす、山芋、ジャガイモ、青唐辛子、人参、かぼちゃ、りんご、パパイヤ、桃、梅、かぼちゃ、牛筋(ゼラチン質のもの)、鶏肉のスープなど。


豊胸治療での効果が期待できる方
1.発育不良でAカップにもみたない方。ブラジャーを付けていてもずれてしまう方。
2.乳房が横に広がり、下垂している方。
3.産後に乳房が委縮してしまった方。


どの様なタイプの方が治療期間に時間がかかるのか
1.情緒不安定な方やストレスの多い方。
2.食生活の乱れている方。
3.幼い頃から虚弱体質で痩せている方。
4.治療を受けても定期的に受診されない方。
5.夜更かしする方。
6.風邪を引きやすい方。胃腸の弱い方。
7.生理不順の方。
8.乳房組織が弛緩して萎縮されている方。
9.乳房の海綿体が小さい方。
10.間違った乳房マッサージを行なってしまった方。

 

このコラムが、悩まれている方の助けになればと思います。

 

 


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吉祥寺 中医学に基づく 豊胸 治療
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

 

 

2020/01/05
1月が旬の食べもの

人間も自然の一部。旬の食材を取り入れるように心がけましょう。

 

 

1月が旬の食べものをご紹介いたします。

 

白菜、レンコン、くわい、長芋、ブロッコリー、ごぼう、小松菜、長ねぎ、野沢菜、大根、菜の花、百合根、カリフラワー、春菊、セリ、伊予柑、レモン、金目鯛、こはだ、甘海老、ヒラメ、牡蠣、イイダコ、しじみ、ブリ、たら、フグ、毛ガニ、のり、アンコウ、伊勢海老

などがあります。

 

 

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吉祥寺 中医学に基づく 食養生

鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院

 

2020/01/07
うつ病~楊中医鍼灸院治療体験談25~

東京都武蔵野市吉祥寺在住 75歳 男性

 

 

 

 

長年うつ病で、覇気がないため、奥様が心配になり、当院への受診をすすめられ、受診なさいました。

 

当初当院へ見えた時は、表情がうつろで言葉数も少ない状態でした。

食欲も無く、便秘傾向で、睡眠は覚醒しやすいということでした。

 

当院では、まず「食欲を増す治療」と「睡眠が深くなる治療」を始めました。

 

食欲を増進させることで、食べたものをエネルギーに変えます。

 

エネルギーが出てくれば、胃腸を活発に働かせる力も出てくるので、便秘の改善にもつながっていくわけです。

 

睡眠に関しては、睡眠が浅いと疲れが抜けないので、体力の消耗につながります。

ですので、十分な睡眠が取れるように治療を行ないました。

 

2ヶ月くらいこの様な治療を行なった所、段々と食欲が増し、排便の具合も良くなり、

また、睡眠の方も覚醒が少なくなっていったそうです。

 

そして、気分もどことなく良くなってきて、以前の様にうつうつとした気分が減少していき、

朝の目覚めもすっきりとしてきた、と自分から申し出るようになりました。

 

その後は、本格的にうつ病の症状のお手当てに入りました。

 

どの様なお手当てかと言うと、まず、気分をリラックスさせるツボに刺激を与えます。

 

そして、何かしらの原因で滞った「気」の流れを良くする「疏肝理気」と言う治療を行ないました。

 

「疏肝理気」と言うのはスムーズを求める「肝」のエネルギーの流れを改善していく治療です。

 

それを トータルで、半年くらい位療を行ないました。

 

だいたいの体調は安定してきて、精神状態も良くなり、外出する機会も多くなっていったそうです。

 

朝も気持ちよく起床でき、排便も、毎日あるようになったそうです。

 

薬に関しては、一番軽い精神安定剤を服用しているそうです。

 

ですが、治療から三年たった今でも、コンディションを整えるために、当院で定期的に治療を受けています。

 

本人も、「最初は半信半疑で受診をしたが、受けていくうちにだんだんと何かパワーを感じるようになり、自然に体に活力がわき、動きたくなっていきました。言葉数も自然に増え、外出する機会が多くなっていきました。そして、人間の体の中には、自然治癒力があり、またそれを引き出す手当てがあるんだなと始めて分かりました」と言ってくださいました。

 

この方は定期的に受診をされているので、体力も損なわず、良い状態がキープ出来ていると思います。

年齢的なことを考えたとき、自然にエネルギーの消耗はあるはずですのでそれを良い状態に保つために、現在も定期的な治療を続けられています。

 

 

 

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当院のうつ病の治療に関して

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吉祥寺 中医学に基づく うつ病 治療

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2020/01/08
胃下垂~楊中医鍼灸院治療体験談26~

胃下垂に関しての説明になります。

 

中医学では、胃下垂を「脾胃虚弱」「中気下陥」と判断しています。

要するに、胃の働きが弱いので、栄養素の消化吸収がし辛くなり、そのために、エネルギーの生産量が少なくなっている状態のことです。

まったく生産されないわけではありませんが、慢性的にエネルギーの不足状態が続いており、内臓をささえる力や持ち上げる力が不足してしまい、胃下垂状態を起こしているのです。

 

 

当院には胃下垂を訴えて来院される患者様がいらっしゃいます。ただ、一般的には、胃下垂に鍼灸治療が適していることをご存じない方が多いようです。

 

中医学では、どのように治療を行なうのかといいますと、胃の働きを活発にし、かつ正常な働きになるようにお手当てをしていきます。

そうすることで、食欲が増し、エネルギーの生産量が上がります。

そして、エネルギーを上へ持ち上げ運ぶツボに刺激を与えます。それをキープさせる力も蓄えさせていきます。

 

胃の症状だからといって、胃の周りだけに鍼治療を施すのではなく、「胃下垂を起こす原因」に対して体全体の関係のあるツボにも刺激を与えます。

 

3ヶ月~半年、1年と治療を続けていきます。

それにより段々と「脾胃虚弱」が改善され、胃下垂の症状も緩和して来ます。

胃下垂の状態が緩和することで、長年の胃の不快症状も改善されます。

 

改善に対しては個人差があります。年齢、罹患した年数、あとは鍼治療を受けるペースなどによって変化します。

そして、最大なのは胃下垂の度数にもよります。

軽度の1~2度の方は改善が見られやすいです。

 

完全に胃下垂状態が改善されなくても、胃の不快な症状は改善されます。

ですので、そのために起きていたストレスなどが緩和し、気持ちも楽になるかと思います。

人間の精神衛生は良いコンディションを維持して行くには欠かせないものです。以上のことを踏まえて鍼治療を受けてみるのも良いかと思います。

 

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