コラム
- 2019/11/17
- 18ビール 2019年台湾研修③
とある食事の席で、『ONLY 18 DAYS』とかかれた瓶ビールが登場。
現地の方によると、この18ビールは、瓶詰されてから賞味期限が18日しかないというビールのようで、とても新鮮なビール。
何軒か行ったコンビニでは見かけませんでした。
私(篠原)は、普段お酒を呑まないですが、18ビールは呑みやすく美味しく感じました。
皆さんも、台湾に行った際は、探してみてください。
ちなみにビールの中医学的効能は、
清熱解暑といって、体にこもった熱を冷まし、暑気当たりを解消することができ、暑い夏にピッタリ。
食欲増進作用や、利尿作用もあります。
冷えたビールは、体を冷やしてしまいますから、呑みすぎには注意です。
参考文献
東方栄養新書
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
台湾 ビール
- 2019/11/19
- 本場、台湾のタピオカ 2019年台湾研修④
中医学の本場、台湾に研修へ行ってきた話を引き続きしたいと思います。
今回は皆さんご存じ、タピオカのお話。
日本では、タピオカが流行っています。
当院のある吉祥寺にも、いたるところにタピオカのお店があります。
気付いたら、どんどん増えていました。
そんなタピオカの本場は台湾。
台湾でタピオカを飲んでみました。
我々が行ったのは、ちょうど宿泊したホテルの前にあった「珍煮丹」というお店。
氷の量や砂糖の量を選べました。
日本でも飲んだことはありましたが、味の違いはなさそうです。
タピオカの中医学的効能
中医学からみると、やはりタピオカにも効能があります。
ミルクティーなどの飲み物はおいておくとして、タピオカ自体の効能をみていきたいと思います。
平性の食材で、冷やしも温めもしません。
効能は、健脾・補気・補血です。
消化器を整え、エネルギーを生産する働きがあるようです。
注意したいのは、タピオカ自体は平性ですが、
冷たい飲み物に入っていますから、とうぜん飲みすぎれば冷えてしまうことも。
氷の調整ができるなら、せめて少な目で飲んだほうがよいでしょう。
参考文献
・現代の食卓に生かす「食物性味表」
先日、『ザ!世界仰天ニュース』を観ていて。
一般的に、タピオカの黒い色は、カラメルなどで色付けされていますが、
中には、イカスミ色素を使って色付けしていることもあるそうです。
甲殻類のアレルギーがある方の中には、イカやタコなどにも反応する方がいます。
テレビで紹介された女性も、甲殻類アレルギーで、イカやタコにも反応してしまうので、気を付けていたのですが、
コンビニで買ったタピオカミルクティー飲んだところ、冷や汗・強烈なめまい・吐き気が現れました。
成分表示をみると、イカの文字を発見し、気が付いたそうです。
アレルギーの有無にかかわらず、タピオカも体に入る食材として、きちんと意識しておくことは大切かなと思います。
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
台湾 タピオカ
- 2019/11/20
- 茶葉入りペットボトル 2019年台湾研修⑤
飲食店やコンビニで、茶葉が入ったペットボトルのお茶がありました。
これが、すごく飲みやすく美味しかったです。
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
台湾 お茶
- 2019/11/22
- 愛玉子 2019年台湾研修⑥
漢方街で、なにやらウニのようなタワシのようなものを見つけました。
名前は、愛玉子。
名前は可愛らしいですが、漢方街でみたそれは、個人的には、とても可愛いとは思えぬ印象でした。
漢方には、こういったものもあるのか、と思って通り過ぎました。
その数時間後、とあるお店で食事をしました。
食事を終え、最後のデザートが出てきました。
それが写真のゼリーのようなデザート。
見た目からしてサッパリしています。
味も、レモン風味でとてもさっぱり。
たくさん食べた後でしたが、スルスル入りました。
現地の方に、作る過程の動画をみせていただきましたが、
タワシのような状態から、絞って絞って、出てきた水分が、固まってゼリー状になったようです。
楊貴妃が愛用したという美肌食材。
台湾でしか栽培されていないそうなので、台湾に行った際には、ぜひ。
(日本でも台湾料理のお店にはあるのでしょうか?)
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
台湾 愛玉子
- 2019/11/23
- すいか 2019年台湾研修⑦
台湾に行ったのが、10月後半にもかかわらず、台湾にいる間、すいかをよくみかけました。
ホテルの朝食にも置かれていたり、すいかジュースとして飲むこともできました。
高温多湿の台湾では、よく食べる食材だそうです。
コラム『すいかに塩』(https://www.dokutoruyo.com/column/cate3/20190806-1207/)でも少しだけ、すいかについて触れましたが、今回は、効能に関してお伝えしたいと思います。
皆さんもご存じの通り、すいかは夏が旬の食材です。
夏が旬の食材には、熱を冷ます作用のある食材が多いのですが、すいかも体にこもった熱を冷ますことができます。
暑気あたり
熱中症気味
暑さによるイライラ
体に熱がこもっている
のぼせ・ほてりがある
などに効果が期待できます。
また、すいかは水分が豊富に含まれております。
のどの渇きを潤すことができます。
さらに、利尿作用が強いため、むくみ改善にも期待できます。
ただし、すいかは体を冷やす働きがあるので、冷え性の方や下痢をしやすい方は控え目にしましょう。
参考文献
・マンガでわかるはじめての和食薬膳
・現代の食卓に生かす「食物性味表」
・薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖
・東方栄養新書
・暮らしの図鑑 薬膳
・まいにち漢方食材帖
吉祥寺 中医学に基づく
鍼灸・吸玉(カッピング)療法専門 楊中医鍼灸院
台湾 すいか
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