コラム

2019/09/08
おりものの状態と妊娠のしやすさ

排卵期のおりものの状態は、卵胞の発育や女性ホルモンの状態を知る、大きな目安となります。

 

女性の生殖能力とおりものには、深い関係があります。

特に重要なのが、排卵期のおりものの状態と、持続日数。

 

排卵日が近づくと、おりものは卵の白身の様に透明で粘りの強いものに変わっていきます。

膣を潤わせ、精子を受け入れやすくする、という役目があり、卵胞の発育や女性ホルモンの状態を知る目安にもなります。

 

排卵期のおりものの量が少なかったり、持続日数が短かったりするのは、卵胞の発育に問題がある可能性があります。

このような場合は、妊娠しづらいことが分かっております。

 

排卵期のおりものの持続日数は、人によって、あるいは、季節や体調によって異なります。

大体、月経の持続日数と同じくらいであれば、卵胞の発育や排卵に大きな問題は、一般的にはないです。

 

妊娠のために性交を持つのであれば、おりものの多いタイミングを狙うと良いかも知れません。

 

排卵期以外でのおりものは、白色、薄黄色のものが少量あるのが普通であります。

1日に下着やおりものシートを、何度も取り換えなければならないほど、おりものの量が多い場合は、痰湿と呼ばれる、体の余分な水分が多くなっていることが考えられます。

 

水っぽいおりものが大量に続くときには、体が冷えに傾いて、妊娠しにくい状態になっていることもあります。

 

なお、色やニオイが急に変わり、黄色いおりものが大量に出る、ニオイがきつくチーズのようなおりものがある場合は、性感染症などの病気を疑い、早めに婦人科の受診を受けたほうが良いです。

 

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2019/09/10
ストレスは不妊症の原因に?

ストレスによる感情の乱れは、月経周期に大きな影響を与えることがあります。

中医学の考えでは、ひとの「喜・怒・思・悲・恐・驚」という感情が激しすぎると、メンタル面に負担がかかり、体にさまざまな影響を及ぼすと考えられています。

 

どの感情も、本来は適度にあってよく、バランスが取れて入れば、体に良い刺激を与えます。

しかし、ある感情がひとつでも過剰になったりすると、体に何かしらの問題が起こる可能性があります。

 

特に影響を受けやすいのは、「気」と「血」です。(「気」は体のエネルギーで、「血」は妊娠とも深く関係しています。)

「気」「血」の巡りが悪くなると、ホルモンのバランスが崩れて、月経のリズムが乱れ、排卵障害が起こって、不妊症へとつながることが多いのです。

 

例えば、失恋などの大きなショックから月経が止まってしまうケース、ストレスの多い職場に勤めていたら月経不順になってしまったというようなケースの場合、感情のバランスの乱れから体の変化が起こったといえます。

 

このような場合、ストレスの原因を取り除くことも必要ですが、同時に「気」「血」の巡りを整えて、月経周期を元の状態に戻すことが大切です。

 

中医学では、「気」「血」の巡りをコントロールする機能を持っているのは、五臓のうち「肝」となります。

「肝」を正常な状態に戻し、「気」「血」の巡りを整える、「肝」の「気」のエネルギーを伸びやかに流せるようにし、活血といって、「血」の巡りの勢いをつけてあげる治療を行い、

そして月経のリズムを整え、元の周期に戻してあげます。

 

なお、「気」「血」を順調に巡らせる「肝」の機能が乱れている時には、月経周期の問題が起こるだけではなく、月経前になると、乳房が痛むほど張ったり、ちょっとしたことでイライラしたり、怒りっぽくなる、憂うつになる、ため息が多い、お腹が張りやすい、ガスが溜まりやすい、ゲップが多いなどの症状が現れやすいです。

 

 

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2019/09/11
月経前の胸の張り

月経前になると乳房が張り、下着が当たるだけでも激しく痛む場合や、低温期から張り始める場合は、不妊症の一因になる場合があります。

 

もともと、「気」が伸び伸びと巡っているのは、月経という排泄が終わったあとの一週間。逆に、「気」の巡りが悪くなりやすいのは、月経2~3日前です。

このときに、「気」とともに「血」が滞ります。

 

「気」の巡りが悪くなりやすい月経前に、乳房の張りや痛みが、軽く起こるのは特に異常なことではありません。月経のリズムが正常である証拠ともいえます。

 

逆に、乳房の張りを全く感じない場合は、ホルモンのレベルが低い可能性があります。

 

ただ、卵胞の成長や排卵に影響を与える低温期から、胸の張りや痛みが起こり、高温期になると、更にひどくなって激しく痛むような場合、「気」の巡りを調節する「肝」の「気」がスムーズに流れなくなり、「肝気うっ滞」という状態になってしまったと考えます。

 

「肝気うっ滞」というのは、「気」が渋滞を起こし、流れが悪くなっている状態のことです。

「気詰まり」とも言えます。

気詰まり状態になると、皮膚表面が過敏になり、乳房が強く張り、過敏反応を起こすので、痛みが起こるのであります。

 

 

乳房の張りや痛みは、不妊症の原因のひとつと言われている、高プロラクチン血症や乳腺症などと関係している可能性もありますので、一度検査を受けたほうが良いでしょう。

 

 

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2019/09/13
月経痛が非常に強い場合、妊娠に影響はある?

月経痛は、「血」の巡りが悪くなっている証拠です。

月経血が完全に外へ排出されることによって、子宮の中も体も掃除されることに繋がります。

 

月経痛は痛いのが当たり前、と思われている方がおりますが、月経痛が非常に強い方は、体に何か問題があります。

 

腰やお腹が、多少重く感じたり、ごく軽い痛みが感じる程度なら問題はありません。

 

仕事や家事を休まなければならない程、痛みを感じる場合は、注意が必要です。

 

子宮や卵巣に病気がなく、鎮痛剤を飲んで痛みが治まるのであれば、問題はないと思います。

 

ただし、中医学では、痛みを抑えるだけでは、根本的に症状が解決されたとは考えません。

 

月経痛は、子宮の収縮が激しい一方で、「血」の巡りが滞っている証拠と捉えております。

それは「瘀血」があるということです。流れの悪い「血」が体内の所々にあるということでもあります。

 

月経の排泄が、スムーズにいかないために、卵胞期・排卵期・黄体期に何らかの影響が及ぶと考えます。

 

月経痛があるから必ずしも不妊症になるわけではございません。

 

不妊症の原因となる病気が隠れている場合があります。

そのため、婦人科でのチェックが必要になります。

その結果、特に目立った病気がなく、痛みが強い場合は、月経痛の根本的な原因「瘀血」の改善が必要です。

 

 

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2019/09/14
排卵痛がひどいときの対処法は?

ひどい排卵痛がある場合には、積極的に対処していく必要があります。

排卵痛は、特別問題がないことも多いのですが、性交渉がもてない程の痛みがあれば、体に何らかの問題があるシグナルと捉え、積極的に対処していくべきです。

 

なお、単なる痛みだけでなく、実際に排卵障害が起こっていたり、子宮内膜症や卵巣のう腫などの病気が潜んでいたりしている場合がありますので、婦人科でのチェックを受けることが大切です。

 

排卵期は、卵胞から卵子が飛び出すという劇的な変化が、体の中で起きています。

これに伴って、体のエネルギーである「気」の巡りや、「血」の巡りも、非常に活発になります。

 

健康な方であれば、性欲が増したり、気分が高揚したりすると言った変化が起こりますが、

元々、「気」や「血」の巡りが悪い方は、逆にイライラしたり、落ち込んだりと情緒が不安定になることもあります。

 

排卵痛が起こるのも、多くはこの「気」と「血」の巡りの悪さと関係しています。

 

この場合は、生活面を見直しながら、「気」と「血」を巡らせることが必要です。

 

冷えると痛みがひどくなる場合には、体を温めて、血行を良くする治療を行ないます。

 

これ以外に、卵胞の中の水分(卵胞液)が不足しているために、卵胞膜が十分に膨張せず、破れにくくなり、卵子が飛び出すのに、手間がかかって痛みが生じることがあります。

 

この場合には、排卵期に「気」と「血」を巡らせるだけでなく、その前の時期である卵胞期に陰液を補って、卵胞内を十分な卵胞液で満たせるようにすることが大切です。

 

 

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