コラム

2022/05/28
暑くなってきたらオススメの食材とは!?
夏・長夏の食養生ポイント!!
 
この時期6月〜8月 のお勧めの食材は、気のめぐりを良くするもの、利尿・水分補給をするものが良いです。
食材をいくつか紹介させて頂きます。
 
ライチ 温性の食材
体を温め、血や水分を補う。
消化機能を高め、下痢を改善。ビタミンCやB・ミネラル・葉酸を含む。
 
しそ 温性の食材
発汗作用で体内の熱を表に出す。
胃腸の働きを助ける。
肺の機能を高めて、風邪予防に良い。痰の切れを改善する。
しそは、気のエネルギーの流れを良くしてイライラを緩和させる働きがある
 
生姜 温性の食材
生姜は発汗作用が強く、吐き気止めにもよい。
魚貝類による食あたりを防ぐ、胃腸の働きを整える。
 
グリーンピース 平性の食材 温でも寒でもない
水分代謝を促し浮腫み予防や母乳の出を良くする。
元気を補い、胃腸の働きを整える。
 
梅 平性の食材 温でも寒でもない
体に水分を生み出し、腸の働きを整える作用が有ります。
下痢の時に摂取すると改善に役立ちます。
 
サクランボ 温性の食材
体を温めて元気を補います
 
らっきょう 温性の食材
体を温めて、冷えによる痛みや下痢の緩和に良い。
気や血の流れを促進させる。
喘息や狭心症の予防に働きかけます。
 
うなぎ 平性 温でも寒でもない
五臓の働きを補い、筋骨を強くする。
蒸し暑さの夏で疲れたとき食欲の無いときにお勧めの食材です。
足腰のだるさ改善にも役立ちます。
 
冬瓜(トウガン) 涼性の食材
水分代謝を促し浮腫を改善、熱を冷ます作用も有り。
夏バテ口渇に良い。夏の多汗にも良い。
 
なお食べ過ぎは、温めすぎや冷やしすぎといった逆効果にもなってしまうのでご注意ください。何事もほどほどに。
 
 
 
 

2022/05/20
【コラム】春の食養生に良い食材とは!?
春の食養生ポイント!
血や体液を補う熱を冷ます食材など。
香りのある食材を摂るセロリ、ニラ柑橘系のもの、エネルギーの滞りを改善してくれます。のぼせ、イライラとか…
 
春になるべく摂って頂きたい食材の幾つか紹介させて頂きます。
 
玉ねぎ:温性の食材
胃の機能を整え、ケップや吐き気などの症状を緩和。
体を温めて気血エネルギーの流れを促進させます。
粘り気の痰や咳の改善に良いです。
 
あさり:寒性の食材
体液や血エネルギーを補う一方、余計な水分を尿で排泄させる効果があります。
精神を安定させるので、寝付けないときにはみそ汁に入れると良いです。
 
カツオ:平性の食材 温でも寒でもない
気血のエネルギーを補う、胃の機能を高めます。
 
鶏卵:平性の食材 温でも寒でもない
体に必要な水分を補い、肌の乾燥を防ぎます。精神安定にも役立ちます。白身は喉を潤し、黄身は血を補います。
必須アミノ酸が含まれ、滋養作用が高い食材です。
 
ごぼう:涼性の食材寒性よりも冷たさがゆるい
体にこもった熱を冷まします
口の渇き、熱を持った腫れ物や吹き出物の改善に良いです。
 
ワカメ:寒性の食材
リンパの腫れなど、体内に出来た塊を柔らかくする。痰の切れを良くいます。
利尿作用があり、浮腫みに良いが体を冷やすので、摂取するときは生姜やネギを付け加えると良いです。
 
以上が今の季節に採り入れると良い食材となっております。
ぜひ実践してみて役立ててみてください〜!

2022/05/17
【コラム】梅雨の大敵湿気を食事療法で対策!!
湿度の高さに体負けてませんか?
ここのところ湿気が強いですね、雨もよく降りますね
 
皆さん、頭が痛いとか重くなってませんか或いは関節が痛いとか神経痛が出てきているとか⁉️
または体がダル重いとか…
湿気が強いと、湿気を体が取り込んでしまい体内で余計な水分に変化させます。
そして、水分は上から下に流れるものなので、良い気エネルギーが上に上がらなくなってきます。要するに気を押し下げてしまうので、その為人によって体が重くなったり、頭が重くなったりするのです。下肢に浮腫が出たりと…
 
このような時は、豆類を摂ると良いですよ
小豆、そら豆、枝豆なんかは良いですね
枝豆はこの時期まだ出てきてないかもですね…出てきたら摂取することをお勧めいたします。
また、焼きナスもいいです。ナスは水分代謝を促進するのでそれと味付けに生姜おろしを加えるとなおさら良いです。胃腸の働きを良くするので…
参考までにどうぞです。
 
本日も健やかな1日を🙋

2022/05/15
【コラム】気象病ってなに!?その治療法とは!?
気象病への手当て治療について
 
気象病それは、気温のアップダウンや気圧の変化で生じる体の不定愁訴…ある意味体が悲鳴を上げ始めてきている状態です。
体が辛いですと叫んでいるのです。
早目のお手当をすることで元気回復しやすいです。
 
寒暖差、気圧差による自律神経や体への影響、体調不良には…
中医学の叡智
自然治癒力を引き出す鍼灸の
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鍼灸治療によって体を正常に働かさせる力ををキープしたり整えたりすることができます。
 
体の怠さ・頭痛・めまい・冷え・耳の違和感・お腹がユルくなる・イライラ等の改善にお勧め致します。
 
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吉祥寺で開業し臨床経験30年以上
 
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2022/05/14
【コラム】研修生による研修コラム②~湿と脾(五臓)との関係~

研修コラム②

前回の続きで今回は、湿と脾の関係について述べていきます。

まず湿は脾に影響を及ぼします。

脾とは五臓に属し、食べ物の中から必要なものを取り込むための消化吸収の働き(運化作用)と、それを上焦へと運び上げる働き(昇清作用)があります。体の基本物質である気・血・津液の栄養源を供給しています。

脾は乾燥を好むとされているため、湿に影響を受けやすいのです。体に湿邪を跳ね除ける力があれば影響は受けにくいのですが、やはり力が足りなければ余計な水分を取り込んでしまうため、脾の作用に影響を及ぼし体の不調を感じるようになります。

脾に影響が及び働きが低下すると消化や吸収に異常が生じ、食欲不振となり、気が不足して栄養が行き届かないために倦怠感や手足のだるさといった症状が現れます。気は陰陽の陽に属し、気の生成が不足すると陽気が養えなくなるため、体が冷え、皮膚は青白く、腹部が冷えると腹痛や下痢などの症状も出やすくなります。また、気血の生成が不足することで津液の運行が停滞し、脾がつかさどる肌肉が影響を受けてむくみが発生したり体が重だるくなってしまいます。

長い雨が続く梅雨時期に、なんとなく食欲がない、体が重だるいなどと感じている方は湿による影響を受けやすいのかもしれません。

この時期には水分を補給するのに、中医学的に見た薬効のあるお茶で体調を整えてみてはいかがでしょうか。

ハトムギ茶:利尿作用があり、むくみを改善する作用があります。また、皮膚の老廃物を取り除く働きもあり、デトックス効果の期待ができます。胃腸の調子を整えて丈夫にし、消化機能を高めます。胃が弱い方にもおすすめです。

※イネ科に属するので、イネアレルギーを持つ方はかゆみを伴うこともあるのでお気を付けください。

 
 

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