現在、我々の生活の中で西洋医学はなくてはならない、生活に密着したものになっていますが、「なんだか調子が悪い」と思い診察を受けても、異常がなければそのままになってしまいます。実際には検査ではっきりした結果 が認められなくても、この『身体の発する声』は、見えない身体の歪みの存在を訴えている場合が多いです。このような場合、西洋医学的な診察や治療方法だけでは、せっかくの『身体の発する声』にも対応することが出来ません。また、ストレスによる、心の疲れ、そのために起こる体調不良、これらの症状に対しても心を元気にし、体に活力エネルギーをチャージし与える治療が出来、心身両面 の回復を目指し、体質改善をする根本治療と症状を軽くする対症療法を同時に行っています。ですから中医学が注目されて来ているのです。

中国医学の特徴

1. 未病治療
 「未病」とは、病気がまだ病気として認識される前の状態の事を言います。症状として現れる以前には、体内に病気の芽が存在すると言うのが中医学的な考え方です。人の体は、どこかに歪みが生じれば全体的にバランスが崩れ、それが「不定愁訴」という形で、からだから発せられる重要なサインとなるのです。
 中医学は、その重要なサインを見逃さず、重大な病に発展する前に、体の機能バランスを整え改善していく事を目的とした、自然治癒力を引き出す無理のない理想的な治療方法なのです。

2. 体質改善治療
 病気の種子が様々に育ち、病気として顔をあらわす背景には、日頃の食生活・生活スタイル・職場環境など様々な要因が深く関わっています。自然治癒力を高め、病気そのものに対抗する力を増すとともに、その生活環境を改善し、病気が育ちにくいように体質を改善していくことも中医学的治療の持つ重要な役割です。
 自分の体質を理解し、その欠点を補う事で、よりバランスの良い身体=丈夫な身体を維持する事ができる訳です。

中医針灸治療とは
 中国医学では、生命エネルギーである「気」の流れる道筋を「経絡(けいらく)」と呼んでいます。体調を崩したり、そのバランスに歪みが生じると経絡に沿って様々な異常やサインが出てくるのです。「ツボ」は、その経絡の上に並んでいます。ツボに効果 的な刺激を与えることによって、崩れている体内の機能バランスを調整する事ができます。しかし、疾患部位 と治療点は必ずしも一致しません。お腹の調子が悪い時に足のツボを使う事もありますし、頭が痛くて手のツボを使う事もあるわけです。また、症状は同じ「頭痛」でも、起こる場所や患者さんによって使うツボや治療方法が変わってきます。患者さん自身の病状の変化に伴って使うツボも変わり変化するその時々を違う「証」として解釈し、治療法も変化して対応します。証とはその時とその症状の性質、進行具合を指す、中国医学の考えです。全身の経絡の流れ、経穴の特徴や性質を理解した上で、それぞれの組み合わせ、個人個人の状態に合わせて、より効果 的な治療点を選んで治療を施すのが「中医鍼灸治療」なのです。

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